ドヴァキン×モモンガ様のスカイリム冒険日記   作:Crimson Wizard

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すみません!急いで投稿したので誤字とかおかしな箇所があったら後から修正掛けます。


スカイリムの夜

 

さーて、この座ったまま意識を失っている限界社畜の為に料理でも作ってあげたいところだけど……

私は今剣すら持っていない。けど……つい先程と比べても遥かに身体が軽い。

 

というか、多分軽く数メートル位ジャンプ出来そうな程である。この身体ならオリンピック優勝間違いなしだ。

とはいえ油断は禁物だ。さっき死にかけたからね。みんなが皆、さっきの帝国軍みたいに弱いはずが無いし……

ゲームみたいにステータスを見る事は出来ないけど、何となく自分の出来ることは分かる。

 

魔法も……軽く手のひらに炎の玉を浮かべる事が出来る。という事は多分考えてる事は全部出来るはずだ。

本来なら魔法は勿論、剣道すら学生の時授業でやったくらいだし、格闘技も柔道と……後はダイエットとしてキックボクシング位しかした事ない。

っていうか剣の振り方なんて一般人に分かるわけないでしょ。

 

さーてともかく焚き火しないと……熊とか狼とか寄ってきそうだからなぁ。

まあ焚き火もやったらやったで山賊とかの心配もある。けどこのままじゃ流石に暗すぎるしね。多分夜目効かない人だったら何も見えないよ。

とはいえ薪も何も無いんだよね。拾ってくるかぁ……

 

できる限り限界社畜君から離れないように近場で小枝や太めの枯れ木も回収して限界社畜の元へ戻って来た……所で気が付いた。

あ……精霊召喚すればいいじゃん。……と

 

ということで炎の精霊を召喚する。多分込めるマジカの量とかで現界出来る時間変わるでしょ。

付呪装備が手元にないからマジカ回復に少し掛かるけど、まあそれでも問題なさそうなのでマジカを八割程度まで込めて召喚する。

炎の従徒でもいいんだけど、殺されない限り着いてくるからね。

 

それで実際に召喚した感想なんだけど……下級デイドラとはいえなんか神々しいね。なんか現実で目にすることがない存在ってだけで凄く興奮する。

まあ意思疎通は出来ないけどある程度命令は出来るみたいなので、周囲の警戒をお願いする。

そして火炎の魔法で薪に火をつける。

 

……この炎だけはキャンプした時と一緒だなあ。

 

この時間から敷くものを探すのは面倒だし、もうこのまま寝ちゃおうかな。精霊ちゃんがいれば大丈夫でしょ、多分。

そんな事を思いながら横になると、私は余程疲れていたのか目を瞑ってすぐ意識を失うように眠りについた。

 

 

 

 

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凍てつくような寒さと肌に突き刺さる様な日差しで目が覚める。

 

……俺は、

 

目を覚まして直ぐに、ここが自分の家ではないことに気付く。そして、あまりに現実離れした数々の出来事を思い出す。

前日、いつものように仕事から帰り、そしていつものようにコンソールへと接続してユグドラシルを始めた。

サービス終了が数日後であり、この行為に意味なんてないと知りつつ、日課になっていた事もありギルド拠点の維持費を稼いでログアウトした。

 

そして目が覚めたら、見知らぬ土地で両腕を縛られて馬車に乗せられていた。

最初は夢だと疑わなかった。青い空なんて生まれて初めて見たし、周囲の人達の容姿も現実とはあまりにも掛け離れていた。

まず外国人なんて殆ど目にする機会は無かったしな……

 

そこには猿轡を噛まされた男と、その仲間っぽい金髪の男。それにやけにビクビクしている男がいた。

それと……リアルで見た事もない程に容姿の整った白髪の少女。

 

話を聞くに犯罪者として護送されている最中だった様だ。

まだ夢だと思っていたから……詳しい話は覚えていないものの、その少女からこっそりと話し掛けられて縄を解いてもらった。

その後、馬車が止まり、別の馬車で運ばれていた男が首を落とされて処刑されたのを見て初めて、ここが現実だと気付いた。

 

そしてあの白髪の子が処刑される寸前、叫んだ。すると空が割れる様な爆音が鳴り響いて、ドラゴンが現れた。

黒いドラゴンだ。……ゲームじゃないのになんでドラゴンが現実にいるのかとか、意味の無い事ばかり頭に浮かんだ。

俺は訳が分からないまま彼女に手を引かれて石造りの建物に入った。

 

普段から運動なんてしないから、身体は思う様に動かずにすぐ息が上がって動けなくなった。

彼女に引き摺られて何とか建物に入ったはいいものの俺は倒れ伏して動けないまま、外から二人組が入って来たのが分かった。

やばいとは思ったけど俺にはどうしようも無くて、仕方なく伏せていたら後ろで物音がした。

彼女が男を絞め落としたんだ。すぐに先程偉そうに叫んでいた女が気付いて剣を抜くけど、少女の方が早かった。

 

男から奪い取った剣を女の首に突き刺すものの、女の最後の足掻きに剣で少女の肩を切り裂いた。

俺は映画でも見ている気分だったものの、ハッとしてすぐに彼女に駆け寄った。

彼女はボロボロの布切れの上からバッサリと切り裂かれていて、見ているだけで気分が悪くなった。

 

その後も俺は彼女に助けられ続け、彼女にひたすら着いて行った。

そして洞窟を出てかなりの時間を掛けて歩き続け、とある石碑の前で彼女は立ち止まった。

 

そしてよく分からない質問をされた。

 

「戦士、魔術師、盗賊だったらどれがいい?直感で決めていいよ。」

 

意味が分からなかったものの、ゲームで魔法を使っていたからという安直な理由で魔術師を選んだ。

石碑に触れると自分の内側で何か起きたような気がするものの、

特に目に見える変化は特に無かった。続いて彼女が石碑へと触れると、彼女はそのまま崩れ落ちる様に意識を失ってしまった。

 

俺は慌てて起こそうとしたものの、結局目を覚まさなかったので仕方なく周りを警戒する事にした。

……まあ仮に何かあったとして、守れるとは思わなかったけど。そして気が付いたら寝てしまっていて本当にたった今、目が覚めたところだ。

 

俺が起き上がると、既に起きて柱を背に座っていた彼女が話し掛けてくる。

 

「おはよう。よく寝れた?」

 

「……おはようございます。」

 

……俺は何を話せばいいんだ?

 

モモンガ様のアバターについて

  • 徐々に能力を取り戻していく
  • イベントを経てオーバーロード復活
  • 人間のまま成長する(TES魔法のみ)
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