え!?そこに転生すんの!?   作:マイナー神

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呪術廻戦
新田新


 

 

「え!?そこに転生すんの!?」

 

 やぁどうも。俺の名前は新田新(にったあらた)言います。

 そうです。その新田新です。なんか一瞬出てきて「あんま期待せんとってくださいよ!」とか言って神プレイし新宿人外魔境?とか言うやつの後には家入さんと一緒に奔走した新田新です。

 ちょっと待ってくださいよ!別にえぇんですよ、転生は。死にましたし。神には会ってないからわからんすけど、気付いたらパツキンのねぇちゃん*1と一緒に呪術界の話を聞いとったし。訳分からんわ。転生するタイミング間違っとるんちゃう?あと人。

 

 なんで新田弟やねん。姉でも困るけど。せめてなんや。ニョキっと生えたオリキャラとか、ネタ枠の扇さんとかあったやろ。なんでこんなパッとせぇへんキャラやねん。

 

「新?どしたん?」

 

「なんでもない。ねぇちゃんどうするん。ジュジュツカイ行くん。」

 

「決めかねてるわ。私術式ないし。あんたあるやん。行きなや。」

 

「アホ抜かせ。話聞ぃとらんかったんか?基本的にコウセン行かな等級すら貰えへん。俺まだ14やで。」

 

「それは「もう14」の間違いやろ。」

 

 マジでどないしよ。俺は原作通り……これ……なんや。悪化止める術式持っとる。名前は知らん。勝手に名前付けてえぇんか?

 原作死滅回遊までしか読んでへんし。なんや釘崎が生き返ったのは覚えとるから、新田弟が神プレイしたんやなぁってネットでワーキャー言っとんの聞いただけやし。なにしろ言うねん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 渋谷事変始まってしもうた。

 あれから結局ねぇちゃんは補助監督に。俺は高専京都校に入学した。まぁある程度体術も習ったし、術式も磨いた。服は原作の新田弟に合わせて執事服にしてるわ。というかしっくりくるねん。魂か。

 

「この人達生きてるんですかね……」

 

 渋谷駅B5Fに来た俺と東堂先輩は立ち尽くす非術師と殺された改造人間の死体の山、そして獄門疆のあったであろう割れ目の前に居る。

 

「どうやら夏油傑はもう獄門疆を持ち出したようだな……」

 

「っ」

 

「切り替えろ新田。獄門疆を取り戻す戦いから、出来るだけ敵戦力を削ぐ戦いに今、目的が変わったんだ。ブラザーも近くに来ている筈だ。合流するぞ。」

 

 兄弟居ったんや。と言いたい所やけど、俺は原作知っとるしなぁ。ブラザーと言うて親友いう意味なん知っとる。

 にしてもメカ丸先輩はなんで俺連れてきたんや。東堂先輩はまだ分かるわ。強いもん。俺なんて悪化を止めるだけやで。戦闘に関してはお荷物や。こんな伏魔殿に回復も出来んタンクも出来んアタックも出来ん雑魚持ってきてどないするねん。嫌われとったんやろか。俺の術式は役に立つ言うてもぶっちゃけお荷物要素の方が多い思うねん。あっちょっと待ってくださいよ東堂先輩。どこ行くんですか。え?ブラザーの所?場所わかるんです?わかる?キモい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 えっぐ。これ死んでるわ。助からへん気ぃするわ。

 釘崎さんの死にたてホヤホヤの死体に術式をかける。これで死体の悪化は止まる。でも悪化せぇへんだけで死んだ事には変わりないんよな。ほんまこっからどうやって生き返るねん。家入さんパねぇッスわ。

 

「東堂先輩!あっちの子の処置終わりましたよ。でも多分もう手遅れですよ。後で俺のせいにせんとってくださいね。」

 

「構わん。ブラザーにも頼む。」

 

 えっぐ(2回目)この子なんで生きとるん。血ぃも傷もダラダラやん。怖いわァ。見てるこっちが痛なってくるわ。

 東堂先輩のブラザー……虎杖くんにも術式を施し、説明する。簡単に言えば「出血も止まるし痛みも和らぐけど、それは今ある傷だけ。新しい傷は対象外」って事や。術式の開示で能力も底上げされたし、しっかり効いとるはず。

 

「あっちの子にも同じ処置を施しました。呼吸も脈も止まってましたが、時間はそんなに経ってない。助かる可能性は0じゃない。」

 

「!」

 

「俺は彼女を連れて離脱します。0じゃないだけですからね!あんま期待せんとってくださいよ!」

 

 原作知っとるからこのまま行けば……2ヶ月後?ぐらいに起き上がる筈や。我ながら凄いやん。釘崎さんの死体お姫様抱っこして、帳の外にてってか走る。

 

「東堂先輩と虎杖くん大丈夫やろか。怖いわァ。」

 

 そもそも渋谷事変は五条封印と夏油が真人いう呪霊取り込む為のモンやしなぁ。こっから俺なんも知らん。俺にとって新田新は「あんま期待せんとってくださいよ!」の人なんや。まぁ16年生きた記憶があるんは確かやけど、前世を知覚したん2年前やし。

 その後、救急車に乗って最寄りの病院まで行く。釘崎さんを病室に運んだら、見知った顔が居った。

 

「ねぇちゃん何しとん!傷だらけやん!」

 

「新も何しとん!……釘崎さん!?」

 

「せや!ねぇちゃんに構っとる暇ないねん!釘崎さん死んでしもうて、一応俺の術式で保存しとるんやけど、早く呼吸機とか付けんと危ないねん!」

 

「新田さん!釘崎さんをこちらへ!」

 

「はい!」

 

 ねぇちゃんの隣のベッドに寝かせたら、お医者さんがテキパキと呼吸機やらを付けていく。

 

「なにがあったん!?てかあんたなんでおるん!?」

 

「俺もよぅ知らへんねん。東堂先輩と一緒に東京行くていきなり連れてこられて、東堂先輩にくっ付いて言ったら釘崎さん死んでて虎杖くん怪我だらけでもう訳分からんわ。五条さん封印も眉唾なんに。」

 

「……釘崎さん助かるん?」

 

「分からへん。俺に出来ることはしたし、後は家入さんが何処まで出来るかやな……」

 

「私があそこでしっかり止めてれば……」

 

 それに関してはねぇちゃん悪くない思うけどなぁ。身内贔屓とかちゃうくて。この性格やし、あの場面で無理やり止めるなんて無理やん。

 

 でもこれで俺の仕事はほぼ終わりや。ねぇちゃんにも術式かけといたるわ。痛いやろ。

 

 ほんまなんで新田弟に転生してもうたん。こんなんやる事ないで。人間限界あるもんや。

 

 次転生するならもっと別の有名なキャラか、強い力を持ったオリキャラになりたいわ。

*1
実姉

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