そしてこれでついに念願の評価バーに色がつきました。
今はオレンジですがこれを赤にできるようにがんばります!
こんな拙い作品を読んでくださる皆さんに心からの感謝を申し上げます!
2036年3月24日(月)
今日はアンパンを作った。
塩漬けにしてあった桜の花びらを使った大正浪漫タイプのアンパンだ。
俺はこのアンパンが昔から大好きだった。
小さいころはアンパン〇ンに桜要素が無いことが気に食わなくてよくラクガキ帳にアンパン〇ンの頭に桜をなぜか木ごとぶっ刺した桜パンマンというキャラクターの絵を書いていた。
それを見た親が
「桜の木の下にはアンパン〇ンが埋まっているのか...?」
とつぶやいていたのが印象に残っている。
なぜ俺は木ごと桜をぶっ刺していたのだろうか?ふつう花びらを頭に乗せるとかじゃないか?
あの頃から美術の成績が壊滅する片鱗はあったのかもしれない。
アンパンは完成したが少しもっさりしている。
やはり牛乳が必要なのだろう。
乳児用の粉ミルクを見つけたし今度代用できないか試してみようと思う。
イチゴ牛乳もできるかもしれない。
風呂上がりのイチゴ牛乳をもう一度味わいたいものだ。
そして桜の葉も塩漬けにしていたから桜餅も作った。
今年は食紅もあるから色をつけようとしてみたのだが分量を失敗して真っ赤になってしまった。
これでは桜餅というより薔薇餅だ。
まあ味に変わりはないしいいだろう。
柏餅の柏は食べられたものではないが、桜餅の桜の葉はとてもおいしい。大好物と言っても過言ではない。なんならスナック感覚でバリバリ食べれる。
小学生の頃、給食で出た桜餅の葉だけをクラス中の子から貰って食べて好きな子にドン引きされたことがある。
...小さい頃の俺桜に対する執着が強すぎないだろうか?
この他にも桜の樹皮をはぎ家の鍋で煮込んで染色しようとしたり、桜のスモークチップをなぜかそのまま齧ったりと小さい頃は桜を愛するがあまり奇行に走ってしまっていた。
親も俺がスモークチップを齧っているのを見た時は
「セルロースは消化できなくてヘルシーだし食物繊維豊富だから健康にいい..よ?」
と謎のフォローをするしかないくらい困惑していた。
たしかに家に帰り子供部屋を見たら息子がボリボリと音を立てながら木片を齧っていたら誰でも困惑するだろう。
しかも月300円のお小遣いをコツコツと貯めていたようやく買ったのがスモークチップのだからますます意味がわからない。そもそも家には燻製器もないのだから完全に食べるためだけにスモークチップを買ったことになる。
俺でも困惑する。むしろ新手の妖怪か何かかと思うかもしれない。
本当に両親には迷惑をかけた。
拠点に戻ったらお詫びに桜餅を墓に供えておこうと思う。