転生特典で神器貰えたのは良いんですけどなんでスワンチカなんですかね?   作:塩焼きそば啜郎

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たまには活躍させてやってもいいよね回。


【呪!】ワイ、ゼーベ公領の義勇軍になるの巻【初出勤】

1:聖戦士(笑)

これで美味い飯が食える……

 

2:名無しの斧使い

一般義勇兵(マスターナイト)

 

3:聖戦士(笑)

勿論ボルトアクス将軍も一緒ゾ

あいつ何気に有名人だったんだな……

 

4:名無しの斧使い

そりゃネタキャラとは言え素のステータスは高いからな

魔法の武器が普及してないこの世界では良い方だろ

 

5:名無しの斧使い

それに比べてイッチは……

 

6:名無しの斧使い

何度見ても素早さ6は草

 

7:名無しの斧使い

スキルもあっちのが強い件

 

8:名無しの斧使い

終章でどうやって素早さ6の奴が追撃出来るというのか

 

9:名無しの斧使い

守備力47も必殺の前に沈むっていうね

 

10:名無しの斧使い

>>1なんで義勇軍になったんや?

 

11:聖戦士(笑)

なんかゼーベ公領の西にある墓地で魔物が大量発生したらしい

結構被害が出たのでゼーベ公が直接討伐に向かうって話や

結構報酬高かったから行くで

 

12:名無しの斧使い

墓地は出る(旅人並感)

 

13:名無しの斧使い

イッチ素早さ6やろ?避けられるくね?

 

14:名無しの斧使い

>>13ただの壁役で草

 

15:名無しの斧使い

まぁ墓地ってことはアンデッド系の魔物やろうし

 

16:名無しの斧使い

夜の戦闘やろ

大丈夫なん?

 

17:ボルトアクス将軍

>>16だから夜になる前に墓地に松明を設置して明るくしとく

現在行軍の真っ只中やで

 

18:名無しの斧使い

もう行軍してるのか

 

19:名無しの斧使い

まだ昼前やのに

 

20:名無しの斧使い

どのくらいかかるの?

 

21:聖戦士(笑)

後二時間程度で着く

 

22:名無しの斧使い

遠いなぁ……

 

23:名無しの斧使い

襲われたのって付近の農村とか?

調べたけど夜の内にゼーベ城まで行って襲って帰ってくるのってほぼ不可能な気が

 

24:聖戦士(笑)

>>23そうみたい

早朝に村から使者が来たらしい

……お、ちょっと急ぐから一旦落ちるで

戦闘の様子は視覚共有するから見とけよ見とけよ〜?

 

25:名無しの斧使い

やったぜ。

 

26:名無しの斧使い

誰が好き好んでスワンチカを空振りさせる絵が見たいんや

 

27:名無しの斧使い

>>26やっぱ辛辣で草

 

 

 

 

 

 

 

「こっちだって好きで空振ってる訳じゃ無いのにさぁ」

「まぁ初めてであんな醜態見せられたらな……」

「醜態って言うな」

 

俺は今ボルトアクス将軍と共に食料隊の馬車の隣を行軍している。彼の騎竜はデカいので一番外だ。スワンチカには革製のカバーを付けているがそれでも周りの視線が気になるな……。

 

「なぁ将軍、確かこの世界で斧を使うのって蛮族くらいだろ?」

「うむ。まさかその蛮族を懐柔して乗馬させてグラオリッターにするとか言うのではあるまいな」

「なんで分かった?」

「やめとけ。前に会った事があるが正直あれは獣だ。雄叫び上げて騎竜に突撃してくるとか蛮勇過ぎる」

「なら無理か〜」

 

どうやらこの世界でグラオリッターを作るのは非常に難しいらしい。竜騎兵ならそこそこいるらしいのに。

 

「ところで昼飯はいつだろうな」

「さぁ、墓地で食うのでは?」

 

将軍の問に答える。露骨に嫌そうな顔になったなこいつ。まぁ俺も嫌だけどさ。相変わらず重いスワンチカを抱えながら、俺は墓地への行軍を続けた。

 

 

 

 

 

 

 

「……広いな」

 

付近の村で遅めの昼食を取った後、俺達は墓地に到着した。早速夜に備えて松明を設置していく。松明の光が苦手とかそういう事では無いらしいが、あるのと無いのとじゃ全然違うからな。良く真っ暗な中で必殺武器にしたな俺。

 

「ブリアン、あれ……」

「ん?」

 

将軍が指を差した方を見る。その先には松明を設置する兵士……の後ろで地面から染み出すように出てきたゾンビ。……は!?

 

「やべっ!」

 

急いでカバーを外しスワンチカを投擲する。湧いた直後のゾンビに見事命中し、ゾンビは即退場した。同時に、色々な所で悲鳴が聞こえて来る。

 

「……ブリアン、皆が態勢を整えるまで各個撃破して回るしか無いな」

「マジかよ……なら将軍、向こうは任せた。周辺を一掃してから向かう」

「了解!」

 

将軍は騎竜に跨り、離れた場所に飛び立った。俺も周りを見渡し、近い所から討伐して行く。

 

「態勢を整えろ!落ち着いて相手取るんだ!」

「お、おう!」

 

スワンチカは重いが、今はそんな事言ってる場合じゃ無いな。次々と魔物を撃破して行く。その内に皆も対応し始め、拮抗状態に持ち込んだ。

 

「儂に続け!魔物共を逃すな!」

 

いつの間にかゼーベ公……なんだっけ、ダンザ公爵も槍を振るってる。やっぱ騎兵と言ったら槍か剣だよなぁ(憧れ)すると、ダンザ公爵がこちらに向かって来た。

 

「お主!」

「はい!?」

「ここは我らが相手取る、お主は奥で戦っている竜騎兵の手助けをしてやれ!」

「分かりました!」

 

了解したぜ。俺は馬を飛ばし、ボルトアクス将軍の元に向かう。そうだ、視覚共有しとくか。……お、盛り上がってる盛り上がってる。

 

 

 

197:名無しの斧使い

ファッ!?なんでアンデッド系が湧いてるんや!?

 

198:名無しの斧使い

ボルトアクス将軍かっけぇぇ!!

 

199:名無しの斧使い

空から強襲して雷撃でまとめて撃破……今まで馬鹿にしてごめんね

 

200:名無しの斧使い

あーっとブリアン空振られたぁ!

 

201:名無しの斧使い

 

202:名無しの斧使い

やっぱスカしてて草

 

203:名無しの斧使い

本格的にスピードリング着けなきゃ駄女神までいけない説

 

204:聖戦士(笑)

おめーらの盛り上がりが凄すぎて集中出来ないんだよ畜生!!

 

205:名無しの斧使い

 

 

 

 

 

 

 

「ええぃボルトアクス将軍!そっちはどうだ!?」

「数が多い!……ってあれが親玉だろ!ブリアン、あれを倒せばこいつらは消滅する!」

 

視界の先にいたのは、2メートル程の巨大なゾンビ。爪がめちゃくちゃ鋭い。

 

「畜生スレ民共散々言いやがって!将軍、俺が殺るから待っててくれ!」

「頼む!」

 

俺はスワンチカを構えて全力で馬を飛ばす。頭に爪が振り下ろされたがそんなもの当然の如く無力化、両膝から下をスワンチカで一刀両断した。

 

「ゴオオォォオオ……」

 

唸るような声が響く。反転し、地面に這いつくばる巨体に向かってスワンチカを振り下ろした。……ん?腕が勝手にって痛い痛い痛い!!肩外れる!肩外れる!!

巨大ゾンビは死んだけどめちゃくちゃ腕が痛ぇ!!

 

 

 

221:名無しの斧使い

何が起こった?

 

222:名無しの斧使い

スワンチカの必殺が発動したんやろ

そりゃあんな速度でスワンチカ振ったら腕死ぬわ

 

223:名無しの斧使い

スワンチカの残像見えてて草

 

224:名無しの斧使い

どうあがいてもスワンチカに悩まされる男

 

225:名無しの斧使い

イッチ悶絶してて草

 

226:聖戦士(笑)

そういう事か畜生ォォォォォ!!!

 

 

 

なんやかんやで魔物騒動は落ち着いた。肩は死んでた。




すまん、活躍させたかったけど結局こうなる運命やった
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