転生特典で神器貰えたのは良いんですけどなんでスワンチカなんですかね?   作:塩焼きそば啜郎

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騎兵だらけってのもね……
お久しぶりです!トラブルが収束し、また執筆が出来るようになりました!


バサークの運ゲーには気を付けよう!(皇帝並感)

大陸の西に位置する町、ギルガ。前回ボルトアクス将軍のせいで酷い目に遭った末、俺達はようやくこの町に辿り着いた。

その後は将軍に肉を奢らせて付いてきた野菜サラダを将軍に押し付けて制裁は完了。

休養も兼ねて数日の観光をしている間に、俺達はある噂を聞いた。

 

「神殿の司祭?」

「何でも話に聞くと、やけに顔色が悪い司祭らしいな。この町の北の神殿にいるとの事だ」

「お祈りしに行くか?ブリアン、ボルトアクス」

 

トクトミシュ兄貴が聞いてくる。うーむ、俺達が目指す神殿では無いが……まぁ悪く無いな。この不幸だらけの旅の安全を願っとくのも大切か。肩壊したくないしな。

 

「よし!行ってみるか!」

 

ボルトアクス将軍と兄貴も頷く。決定だな。今はまだ昼前、遅くとも夕方前には着いてるだろう。こうして俺達は、ギルガの町に馬を走らせたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「神殿山の上過ぎない?(疑問)」

「山頂なんだよなぁ……」

 

山の上ってのは聞いてたが想像以上に高い山だった件。どうするよこれ、かなり高い。登り降りしてたら相当時間かかるぞこれ。

 

「どうする?止めとく?」

「いやここまで来たら行くしか無いのでは?最悪神殿の近くで野宿すればいいし」

「罰当たりだな……」

「罰当たりだが確かに将軍の言う通りだな。よし、登るか」

 

俺達は山道を登って行く。馬が怖がるイメージがあったが、意外とそうでは無かった。傾斜も何のその、力強く登ってくれている。

 

「にしても、西の神殿まで後少しだな。ブリアン」

「ん?……そうか、それもそうだな。意外と近くまで来てたのか、俺達」

「またあの女神を見なくちゃならんのか」

 

トクトミシュ兄貴が言う。そーいやあいつ俺に斧☆の縛り付けやがったんだった。必ず剣Aにしてもらうからな。スワンチカ?……いらない……いらなくない?(自問自答)

 

「おいボルトアクス将軍、ちょっとどいてやれ。前から人が来るぞ」

「む……一旦飛び上がるか」

 

トクトミシュ兄貴の一声で、ボルトアクス将軍の飛竜が羽ばたく。前から来ていたのは、黒いローブの男性。男性は俺達とすれ違い様に会釈をしていった。顔色が悪いが優しい笑顔だ。俺達も会釈で返す。

 

「ああいう人って実際中々いないよな」

「うむ。顔色は悪かったが善人なのだろう」

「あのローブからして修道士か何か……買い出しにでも行くのか?顔色が悪かったが……」

 

 

「「「顔色が悪い!?」」」

 

俺達は速攻で山を下り、先程の男性に声をかけた。

 

「失礼!」

「おや、どうされました?」

「貴方、顔色が少し悪いようだが……」

「あぁ、これですか。生まれつきみたいな物でして……ん?」

「どうされた?」

「いえ、失礼ですが……ブリアンさん、ですか?」

「!?」

「何故ブリアンの名を……?」

「やっぱり!私もね、転生者なんですよ」

 

ここで明かされる衝撃の真実。まじかよこの人転生者だったのか。

 

「なんなら私、山頂の神殿に仕えている訳でも無く……ただ運動がてら山登りしてるだけなのです。クラスとしては司祭なのですが……」

「司祭?」

「えぇ、ダークビショップ」

「ダークビショップ!?」

 

ここでボルトアクス将軍が何かを考え始める。

 

「うーむ……」

「何を考えてるんだ?」

「いや、ダークビショップ、顔色が悪い……質問だが、さっきすれ違った時にはブリアンだと気付いていたのか?」

「いえ。私は視力が弱くて……」

「視力も弱い……貴方、さては十二魔将では?」

「……ツェーン先生!?!?」

「あ、分かりました?」

 

え!?この人ツェーン先生だったの!?あのバサークの剣の被害者!?

 

「ツェーン先生といえばバサークだよn

「うぎゃああぁぁああああ!?」

「どっ、どうされた!?」

「あぁいえ……取り乱して申し訳ありません。あの単語を聞くと体が拒否反応を……」

「とんでもないアレルギーだな……」

「あれを聞いたらユリウスに怒りロプトウス喰らわせられるビジョンが……」

「ブリアン、中々えげつい拷問なのでは?」

「聞いただけってのはなぁ……重症だなぁ……」

 

この人俺らよりも暮らしにくそうだな。女神の神殿とかには行かなかったのか?

 

「ツェーン先生、女神の神殿には?」

「あの女神がどこにいるのかなんて皆目見当付きませんよ。私は掲示板とやらの空気が少し苦手で……」

「なる程ね。……先生、俺達はその神殿に行って元の世界に帰ろうとしてるんだが……着いて来ないか?もしかしたら、貴方も戻れるかも知れん」

「おぉ!それなら是非!」

「軽いな……やはりその体は嫌なものなのか?」

「勿論ですよ。これ死体が素材なんですから」

 

考えてみればそれもそうだ。腐乱臭とかはしないから女神の配慮が入ってるんだと思うが……どこに配慮してんだよ。根本的なとこに配慮しろよ。

 

「よし決まりだな!下山して飯でも食おう」

 

ボルトアクス将軍の提案に皆が賛成する。俺達は来た道を戻り、夕日が照らすギルガの町に繰り出した。

 

「いやぁにしてもあの女神とんでもないな。先生にバサークの呪

「あんぎゃああぁぁぁぁああああ!?Go!Go to hell!!」

「ツェーン先生落ち着いて!!町中でヘルを乱射しないでくれぇぇ!!」

「ブリアンお前ーッ!?」

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