勇者が死んでしまった後の世界で   作:のりしー

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増築工事完了

家の増築工事が完了した。

俺の寝室。フローラとビアンカの寝室。後子供がそれぞれ2人くらい出来たとして子供部屋4つ。あと呪文研究用に書斎が欲しい。

あと出来れば大きな風呂があるといーなー。

 

俺からの要望はこれだけだった。

 

出来上がった増築部分を見る。

お屋敷だった。めちゃくちゃでかい。

要望でイメージしたもののざっと3倍の大きさだ!

 

その隣にぽつんと元の家がある。

 

どうしてこうなった!!!

 

 

詳しく聞くと嫁さん2人の要望とのこと。

 

元の家を俺の寝室兼書斎にリフォーム。

残りの嫁さん2人と子供部屋など合計で個室を15プラストイレや洗面もそれ相応に作ろうとした結果こうなったらしい。

 

こんなデカいと維持とか大変だろうし何故こんなことを…

 

 

2人に聞くとしれっと言われる。

 

「「だってまだ増えるかもしれないでしょう」」

 

ですってよ。

 

どうもゼシカちゃんの呪文の家庭教師をしれっとやってることなどがバレているようだ。

 

男の秘密って何故こうも簡単にバレるのか…

 

「マトリフはわかりやすいんですもの」

「マトリフってば頭はいいのにおバカなのよねー」

 

女は怖い。

 

 

増築工事完了と同時期に、フローラとビアンカの妊娠がわかった。

 

やることやってるんだからまあ当然といえば当然である。

 

ルドマン氏とビアンカの父はそれはもう大喜びだった。

2人を招き、増築工事完了のお祝いをする。

 

喜ぶ2人が飲み過ぎて潰れてしまい、早速新しい空き部屋を利用したのは御愛嬌というものだろう。

 

そうして日々が過ぎていく。

2人の出産予定日まで半年というところで、アリアハン王家よりルイーダの酒場の開設が宣言される。

 

これより1年後、ルイーダの酒場の仲間とともに、勇者が旅立つ。

我こそはという世界中の猛者たちよ!アリアハンに来たれ!

 

 

というわけだ。

原作開始まで後1年。

 

勇者の仲間になる気はないが、気にかけておくべきニュースだろう。

 

ぶっちゃけ興味はあるのでルイーダの酒場は見てみたい。

勇者が旅立ったあとこっそり覗いてみるとかしてみたいのだが、もし自分が賢者とバレると藪蛇だからなあ。

悩ましい。

 

写真など未発達なこの世界。

賢者転職後にすぐダーマを離れたおかげで俺の顔はバレていない。

俺が賢者ということを知ってるのはごく僅かな人たちだけである。その人たちも全員身内。決して俺の意思を無視してバラすようなことはしない。

 

とりあえずレベリングや呪文の研究は続ける。

今後どうなるとしても、強くなっておくに越したことはない。

 

2人の出産もある。お手伝いさんなど雇う必要もあるだろうしお金もあって困ることはない。

 

結局モンスター狩りこそがこの世界では大事大事の大正義なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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