なんちゃってトベルーラが完成したので竜の女王の城に向かう。
まだ完全ではないので船で近くまで運んで貰う。
なんでこんなところに行く必要があるんだ?なんて声が仲間から上がる事を懸念していたのだが、都合良くというかはぐれモンスターを探してくれていた兵士の1人から以下のような報告が入った。
「地元で竜の神が住んでいると伝えられている神山があるのですが、最近いつも山を覆っている雲が晴れたそうです。地元の住民は竜の神に何か良くないことが起こったのではと不安がっています」
実に都合のいい話。
トベルーラの長距離移動の実験中にたまたま見つけた、とする予定だったが運が良かった。
山の麓からトベルーラを使い山を超える。
一緒に行くのはアリシアと賢者2人。このメンバーはトベルーラを習得出来たのだ。
どうもルーラの応用なだけに、ルーラを習得出来る魔法使い職にしか覚えられないようだった。
「もっと早くマトリフさんがトベルーラさえ開発していれば私も空を飛べたのに…」
肩を落としがっかりするレナである。
あんま言わんでくれ、それについては本人が一番悔やんでるんだからさ。
「男2人が前だよー、私らのパンツ見たいってんなら話は別だけどねー」
にやにや笑うアリシアと元遊び人。
「「見たいです」」
真顔で即答する俺と元遊び人。
アリシアは呆れ顔で
「見たいなら見せたげてもいーけどさ、ちゃんとそれなりのシチュエーションは用意してだかんね」
だそうです。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
山を越えると、美しい優美な城があった。
これが竜の女王の城か。
ラーミアに乗って来ていない俺たちを受け入れてくれるか心配しながら、城の中に入る。
城の中には、ゲーム通りに悲しむ人々がいた。
突如現れた俺たちを最初警戒していたが、こちらの来た理由と俺達がバラモスを倒したと伝えると警戒は和らいだようだ。
バラモスも少しは役にたつ。
「女王がぜひお会いしたいとの事です。こちらへいらして下さい」
バラモスを倒した者たちが城に来た。
誰かが報告したのだろう。
竜の女王様のお召しである。
奥に案内されると、そこには弱りきった美しい竜がいた。
…これが、竜の女王か…
「私は 竜の女王
神のつかいです。
よくぞ ここまで 来てくれました。
すでに 城の誰かから
聞いたかも しれませんが
私に残された時間は 少ない……。
バラモスを倒した人間たちよ
私の命が 尽きる前に…
かの ゾーマについて
私の知るかぎりを 教えましょう。
そして かならずや 大魔王を
打ち倒し 世界に平和を
もたらして欲しいのです」
本来ゲームでは「はい」か「いいえ」で答える場面
「竜の女王様。それにお答えする前に一つ教えて頂きたいことがあります」
本来口を挟む場面ではない。
だが聞かねばならんのだ。
「ゾーマは闇の世界を支配している。私達は闇の世界でゾーマを倒した後、ちゃんとこの世界に帰ってこれるのでしょうか?」
史実では、この後産まれるりゅうおうは地上からアレフガルドに行っている。
ゲームのエンディングの人物当人かはまだ分からないが、エンディングの人物がハーゴン当人であれば、彼もまた地上からアレフガルドに行っていることになる。
ジパングの鍛冶屋夫婦は地上からアレフガルドに行った。
オルテガもだ。
ギアガの大穴を使わず、2つの世界を行き来する方法はあるのだろうか?
それを聞かず、ドラゴンのクエストを迂闊に受けたくない。
竜の女王は俺の問いを聞くと悲しげに首を振り
「…2つの世界は あの大魔王ゾーマの
強大な魔力をもって 道を繋がれています
ゾーマを倒せば その道はおそらく
閉ざされて しまうでしょう」
なるほど、最悪だな
色々検討、クリアする課題がまた増えた。