チート勇者がこちらに向かってゆっくりと歩いてくる。
絶対自分が負ける事はないと思っているんだろう。
完全な舐めプってやつだ。
…やっぱキッズ勇者なんだな。
…それで一回、手痛い目にあったというのに。
「マジックバリア!マジックバリア!」
ゆったり動いてくる勇者より先に先制で動く!
「体力低い呪文組は後ろに下がれ!」
戦士が急いで前に出た
「におうだ…」
「ステイ!におうだちステイ!」
ええ…いいの…?
みたいなホントかどうか信じられない、という顔をした戦士2人がこちらを見てくる。
残りのメンバーも信じられない…とこちらを見てくる。
やかましい、一体俺をなんだと思っているのか。
「へえ?でも関係ないよ。僕にはコレもあるし」
そう言うと。勇者が膨大な力を解き放つ!
「ギガスラッシュ!」
勇者の最終奥義が放たれる!
「うわああああ!!!」
前線に残ったメンバーの苦悶の声があがる!
だが即死には至らない!
「僧侶、賢者組は回復頼む!」
「「「「「ベホマラー」」」」」
ギガスラッシュは固定で敵全体に350程度のダメージ。
ベホマラー✖4で釣り合うくらいのダメージだ。
うち、やまびこのぼうしを女賢者に装備させているので、回復させ過ぎなくらいである。
回復さえしとけば死ぬことはない。
逆に、におうだちで集中されると戦士2人が死んでしまうかもしれない。なにせ、今作デイン系への明確な対抗措置がないのである。そらそうなんだが。
他のメンバーが、俺の指示を待つ。
理由はよくわかっていないのだろうが、何か大変な事態だと察しているのだ。
皆の顔を見て、方針を固める。
とりあえず、この場での勝ちは諦めると。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
楽ちんプレイだけど、やり込みをしてるプレイヤーは大概使ってると思う。
クリア後の世界で。
キングヒドラ✖3とかマジで頭おかしいと思う。
裏の裏ダンジョンの一部エリアとか。
色々今回ゲームバランスが悪い。
とりあえずレベリングやらその他理由で一定期間だが楽ちんプレイは使った人は多いはずだ。
俺もそうだ。
だから、自然と対処の仕方はわかる。
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「ビーストモードだビーストチーム!」
はぐれモンスターは50以上地上で集めた。
その後
盗賊は魔物使いに。
魔物使いは盗賊に。
転職させレベリングしている。
ビーストモードを習得した4人。なのでビーストチーム。
色々指示出しが楽なので。
「ビーストチームは痺れアタック!武道家2人は足ばらいをかけ続けろ!商人2人はねむりのつえ!」
戦士2人は後方に退いた俺たちの方に勇者が来ないよう待機してもらう。
「へえ、頑張るね!でも最後にはどうせ僕が勝つのに」
そしてまたギガスラッシュ!
回復役が一瞬前に出て回復、そのイタチごっこ。
ああ、そうだな。
最悪最後、俺達は魔力が尽き、勇者の物理攻撃で殺されるだろう。
だから、ここで勝つことは諦めた。
一旦ルーラで逃げることも考えたけど、そうすると俺達を探しにルーラで勇者が街に行く可能性があったのでやめた。
勇者が街の人を殺してしまうかもしれない。
ならこうするしかない。
状態異常攻撃を繰り返す。
そのうち、勇者に痺れアタックが通り、勇者が麻痺した。
…ここだ!
「全員、勇者の装備を引っ剥がせ!マホトラ使えるやつはマホトラ使いまくれ!」
勝たないでも、なんとかするのだ!
あ、こいつめざましリングつけてやがる!やっぱゾーマは対策してたんだな…
Eふつうのパンツ
勇者をパンツ1枚に剥がし、魔力も0にする。
その後丁寧にラリホーで眠らせ、ねむりのつえを使い続ける。
寝てるキャラに更に眠りをしかけると、さらに深い眠りに落ちる。これでとりあえず封じることはできた。
「レナ!アリシア!ミオ!君たちの勇者との旅の途中、海に囲まれ船がないと脱出できず、人が誰もいないような場所に心辺りはないか?」
…頼む、気づいてくれ!
俺は、そこに行ったことがない!
俺が知ってるのもおかしいし。
しばらく3人は考え、あっ!とレナが気づいてくれた!
「さいごのかぎのあった場所!」
素晴らしいぞレナ!
後で君には飴ちゃんあげよう。
浅瀬のほこら
海に囲まれ船がないと何処にも行けず、誰も住んでいない場所。
とりあえず勇者は一度そこに置いて置くことにした。
商人2人と賢者1人が見守り役。ねむりのつえを使い続けてもらう。
とりあえずゾーマ倒すまではこれでいいだろう。
後はゾーマ倒した後でお話するだけだ。