俺の作るジュースが美味しい   作:とうもろこしヘッド

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森永(果汁3%)


再会✖️難解✖️初失敗

 

 「お、おーい!ジョセフか?、久しぶりだなー」

 

 聞いた事がある声がしてそちらの方に振り返ると

過去のお客さん、ハンゾーがいた。

 

「やっぱお前かーいやー良かった。辛気臭いのはきらいでよー。」

 

 ハンゾーも試験を受けるのか、俺の初めてのお客さんだったのでよく覚えている。お近づきの印にとっておきの水をハンゾーに渡そうとすると。ハンゾーは手で制止し

 

 「すまねぇージョセフ、もうハンター試験は始まってんだ、前は客として水を買ったが今はあくまで敵同士だ、それは控えさせてもらうぜ。」

 

 

 今日は珍しくトンパに続きハンゾーと2回連続で水を飲むのを断られジュース屋を開店したいジョセフはしょんぼりしていた。

 

 表情が出ていたのか「言ったろ、あくまで今は敵同士だって、色んなアンテナ張って気が立ってんだよ、試験が終わったらこっちからお前の水をもらいに行くぞ。」 とフォローをしてくれた。

 

 その後、世間話をし試験に合格できるようお互いを励まし合い別れた。

 

 「やあ❤︎やっぱり君も来てたんだねジョセフ♠︎今年も来て良かった♣︎」

 

 「ッ!!」

 ヒソカが声をかけてきた刹那、ジョセフはヒソカから逃げたいという感情と今回の試験を放棄し棄権することによるビスケからの仕打ちを天秤にかけ微かにビスケの仕打ちが勝ることで現状を離れず自分を止めおく措置が最適解だと理解した。

 

 試験に落ちるとバラバラにされる、読んで字のごとく死んでしまう。死ぬよりはヒソカと会話をすることを選択したジョセフ。

 

 この間わずか1秒間での出来事である

 

「お前が来るなら試験を受けるんじゃなかったよ、え?てゆうか今回も受験するって事は落ちたって事?可哀想に2浪だね。一緒に頑張ろうや。」

 

 「前の試験では試験官を殺しかけちゃって不合格になったんだ♦︎でもそのおかげでジョセフと試験を受けれるのも悪くないかな❤︎。」

 

 よろしくねと手を出されたがもちろん握り返さず「よろしくしねーよ!」と言いその場を去った。

 

 暇なので辺りを見回しているとさっきジュースをくれたトンパが銀髪の少年に缶ジュースを渡そうとしている現場を目撃した。

 

 「ちょっとまったー!トンパさん、そのジュース不味いから人にあげない方が良いよ、俺の奴を飲んだ方が100倍はマシだね。」

 

「あ、あーそうだな」(このガキ!邪魔しやがって)

 

「なに、あんたも飲み物くれるの?別にくれるなら誰でも良いけど。」(コイツも何か飲み物に仕込んでるタイプだな、まぁ訓練してるから大丈夫だけど。)

 

 俺は銀髪の少年が了承したのでコップに水を入れオーラを込めて、1番の自信作タピオカミルクティーを渡した。

 

 俺のタピオカに少し怪訝な表情をしていたが溜め息を吐いた後、飲んでくれた。

 

 ゴクッ

 

 「ッ!!うまぁ!何だこれ。」

 

 フッそうだろう俺のとっておきは格別だろう。

なに?もう一回飲みたいだと、おいおいこれでも俺はジュース屋を開く男だぞ、1回目はお近づきの印に無料で渡しているが2回目からはただじゃ駄目だよ、

貸し1つな、よし交渉成立だ。

 

 キルアはタピオカミルクティーをえらく気に入り2杯目を要求して来たので貸し一つで手を打った。雑談をしていると大音量のベルがなり振り向くと試験官のような人が会場まで案内してくれると言うのでついていった。

 

 走りながら話を聞いていると今行っているのが一次試験らしく二次試験会場までついていく事が試験らしい。なんだ楽勝だね。そんなとこを考えていると後ろからゴン、クラピカ、レオリオに話しかけられた。

 

 「あ!ジョセフも会場にたどり着いたんだね、ね!言ったでしょジョセフは必ず来るって。」

 

「すまない、ジョセフ私は君が会場まで辿り着けないと思考してしまった。訂正しよう、君も立派な受験者だったんだな。」

 

 え?馬鹿にされてる

 

 「真の男女平等主義者の俺は女性だろうとドロップキックをすることができるぞ。」

 

 「何を言ってるんだ?私は男だぞ。」

 

「え?」 「え?」

 

 「ダッハッハッハ!クラピカお前可愛い女の子と勘違いされてんじゃねーか、もっと言ってやれジョセフ。」

 

 「レオリオ、少し黙れ」、「それな。」

 

 「何でジョセフまで賛同してんだよ!」

 

 「みんなそんなに喋ってると体力無くなっちゃうよ。」

 

 ゴンの声かけにより走りに集中することにした。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  

 「おいジョセフ大丈夫か?死にそーだけど。」

 

 「だ、大丈夫だったらこんなに汗かいてねーよぉ、」

 

 キルアに心配されたが、正直舐めていた。こんなにも長く走るなんて聞いてない。持久力の訓練なんて

面倒くさくてあまりやっていなかった。ふざけんなよ試験に落ちればビスケに殺されちまう!やりたくなかったが背負っていたバックを捨てまた走り出した。

 

 

 

 ハッハッハ!いつまで走りゃーいいんだよ……

そうだ「発」を作って対策しちまえばいいぃ、でも今はバックを捨てちまって水がねぇー、いやそんなの関係ない!

 

 今は体力つまりエネルギー源が不足しているエネルギーと疲労が回復して且つ直ぐに身体に影響が出るもの、考えろ俺!今だよ。今思い付け!…ッ!!!

 

 現時点でジョセフが走った距離はおおよそ40〜50キロ程。一般の人がこの距離を試験官のサトツのペースに合わせ走るのは無理に等しい。いかに念の才能があったとしてもそう簡単にハンター試験を受かると言う甘い世界では無い。

 

 限界を迎えそうになるジョセフが考えた「発」は

片手で絞るだけで簡単に補給ができ、素早いエネルギー補給が可能の事と、脳に酸素が回らない中、制約と誓約により10秒以内に体内に取り込むことによる制約に対し、10秒以内に飲まなければ作った物が消滅するという誓約により、直ぐに身体全体にエネルギーが回る事により疲労回復にも繋がる「発」を考え出した。

 

 前世では誰だって知ってるビッグネームだぜ!

 

  いつでも何処でもお手軽に

      〜10秒チャージinゼリー

 

 手にオーラを込めてそのまま口に持っていく、さぁこれで再スタートだぜ!………?できない、まて、まってくれ何故出来ない、今までやってきた、タピオカやジュースのオマケは全部一発で出来ただろーが!

 

ここで脱落なのかぁ、ふざけんなよ、

 

 「へいへい、ルーキー大丈夫か?」、「ここで脱落なのか?へばってるのはお前だけだぞ。」、「俺だったら恥ずかしくて表に出れねーよ。」

 

 「静かにしてくれ、ムカついてて気が立ってるんだよ。」

 

 「ッ!!!」、「「うん?」」、

 

 3人組が煽ってきたが直ぐに前の方に戻っていってしまった。怒っていて少しオーラを飛ばしてしまったが大丈夫だろう。

 

 「お、三兄弟もう戻ってきたのか、あのガキは落ちたか?」

 

「すまねぇトンパ俺らはアイツからは手を引く、何か分からないがアイツとは関わりたくない。俺の勘がアイツには近寄るなって言ってやがる。」

 

 「お、おう分かった。」(どう言う事が?誰が見たってあのガキは落ちこぼれじゃねーか、まぁ勝手に脱落してくれるだろ。)

 

ーーーーー

 

 やばい死んでしまう、今俺を動かしている原動力はビスケにバラバラにされたくないと言う理由のみ、

それでも限界が来そうだ、

 

 「おいジョセフ、死にそーじゃねーか。」

 

 「キルア!助けてくれもう限界だ。」

 

 「いやだね、遊びじゃねーんだぜ。」

 

クソ!手と足を取り合ってやっていこうぜ、ワンフォアオール、オールフォアワンって言うじゃねーか!

 

 「今だと完全にジョセフが足手纏いじゃん。」

 

 「そうだ、そのスケボー貸してくれて、頼む!」

 

「えーやだよ」、「貸し1つをここで行使する!」

 

 1回だけの約束でスケボーを貸して貰う事ができ、走る時よりは断然楽に進む事が可能になった。

 

 スケボーをしながら先程の「発」が作れなかった原因を考えたが思いつくはずもなく、その代わりにスケボーに「周」を行う事でタイヤのホイールに加速スピードが出せる事に気付いたジョセフはスケボーを使い物凄いスピードで距離を稼ぎつつ体力を回復させた。

 

  60キロメートル地点通過、脱落者あやうく1名のところ。いまだ0名。

 




 ジョセフの水がいっぱい入ったバックはヒソカが密かに持ってあげています。
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