スケボーを借り、スケボーを壊し、スケボーを直し、スケボーを返す!…以上、なんだこの話。
王道、邪道、私は一向にかまわんッッ!
あの試験官2人が言っていた言葉を俺は忘れない、
私たち2人が"美味しい"と言えば晴れて二次試験合格!
なんだこの俺の為に用意された試験は、料理がイマイチでも俺の水を飲ませる事ができれば勝ちである。
「そっちにブタが逃げたぞ!」
そんな事を考えていると他の受験生が逃した豚がこちらに向かってきた。豚は速度を落とさず逆に俺を見つけると走る速度を上げてきたので俺は手にオーラを込めてデカい鼻にパンチをぶち込んだ。食材ゲッツ!
豚を持って調理場に行くと既に何人かが先に豚を焼いていて俺も続いて豚を焼き始めた。
豚の丸焼きができて試験官のブハラに持っていく、もちろん付け合わせの炭酸飲料も忘れずに持って行き列が出来ていたのでそちらに並んだ。
肉の脂を口の中からスッキリとさせ、口内が爽やかになる事により更なる食欲促進.消化促進を促す飲み物。そう、その飲み物は…その飲み物こそは…
ジョセフは炭酸水を発明した際に色々なメニューを思考し試してみたがどれも味がイマイチで思った通りの味にする事ができなかった。
これは炭酸水として完成された物に更にオーラを込めると味の調整が上手くいかずあらゆる問題点が浮き彫りになりちょうど良い塩梅の物が完成することがなかった。
炭酸水として完成されたものに無駄なものを入れてしまうと悪化してしまうのか、ジョセフの炭酸飲料の研究はここで一度幕を閉じた。
そしてジョセフが天空闘技場でタピオカミルクティーを売り始めた頃、更なる商品を継続的に出すために濃縮タイプのジュースの素を作ろうと水で薄めて飲めるように少ない水の中に多くオーラを込めてジュースの素を作った。
これは完成することができ販売するところまで漕ぎ着けたがヒソカの仲間から逃げるため売り出す事ができなかった。
この完成された炭酸水と水からできた濃縮タイプのジュースの素、これを一度試しで混ぜて飲んでみたところ、お互いに味が喧嘩する事がなく素晴らしい炭酸飲料が完成した。
この飲み物はかつて薬剤師が作ったとされる飲み物、「奇跡の植物」コカの葉から作られたと言われる。
俺が作ったのはコカの葉は使われていないがしっかりとした味が確立されている。前世では炭酸飲料ランキングで堂々の1位をとっていた飲み物。
味わおう、はじける美味しさ!
〜ジョセフクラフトコーラ〜
豚の丸焼きをブハラが食べている最中にコーラを渡すタイミングを伺う。
「うん、美味い、320番合格。」
水を渡さなくても合格を貰うとこができたが俺の飲み物を飲ませたいので豚の丸焼きを食べ終わった後、飲み物を渡そうとブハラに話しかけた。
「試験官、俺の作った水を飲んでみてく、「邪魔だ、後ろがつかえてるどいてくれ。」
後ろから肩を押されてしまい倒れる事は無かったが態勢が崩れた。
ポチャン、ピチャピチャ
ポチャン?コップを持っていた手を見るとそこにあるはずのコップが無かった。自然と視線が下に落ちる。
オイ…何で…水が…溢れてる。
後ろを振り向くとおかっぱ頭の髭を生やした男が立っていた。371番覚えたぞ。絶対にゆるさない。
食べ物の恨みは怖いと言うだろ、飲み物の恨みはもっと怖いぞ、だって考えてみろ。食料は2〜3週間食べなくても生きられる。だけどよー飲み物は3〜5日飲まなければ死んじまうんだぜ。単純計算で食べ物の4〜7倍の恨みが含まれている。ゆる371で覚えよう。
意識が水の方に向いていると、二次試験が後半に差し掛かり次の食べ物は寿司だと言われた。
淡水魚じゃ厳しくないかとも思ったが言われたからにはしょうがない。
「おいジョセフ、スシって何か分かるか?知ってたら教えてくれ。」
キルアが寿司のことについて聞いてきた。もちろん王道の海鮮寿司も知っているし邪道のミートボール寿司も知っている。
「フッ、いやだね、遊びじゃねーんだぜ。」
「クソッコイツッ!」
冗談で言ってみたがキルアを見るとバチギレしているのがよく分かり何故か殺気を感じたので寿司について教えてあげた。
キルアだけでなく他の受験生にも教え、ヒソカにも話しかけた、
「いいのかい教えてくれて❤︎、作り方を知ってても僕には言わないと思ったんだけど♦︎。」
「お前には貸し借りは無しでいたい、荷物も持って貰ったしスケボーも直してくれたしな。後これ約束通りのもの。」
コーラとジュースのオマケの人形をヒソカに渡した。
「うん、やっぱり美味しいねコレ♣︎一度僕もやってみたけど全然上手く出来なかったよ♠︎この人形はよく分からないけどまぁ貰っておくね❤︎」
当たり前だろこの水は俺の努力の結晶、誰にも真似できないものだ。あのビスケですら出来なかった事だからな。
寿司については川から魚を取り、豚をもう一度捕まえて海鮮寿司と肉寿司どちらも作り試験官のメンチに持って行った。
「見た目は良いわね、どれ"パクッ"うーん惜しい、
確かに寿司としては最低限の物はできてるけどダメね
やり直し。」
チッやはり付け焼き刃の料理じゃ無理か…でも俺が賭けたのはココからだから!
寿司に合うのはシンプルなお茶がいい、奇をてらって変なものを出したらこの試験官の性格上、何を言われるか分からない。
沸騰させたお湯にオーラを込めてジョセフ特製緑茶を作る。これを寿司が食べ終わった後に渡した。
「何よこれ水?まぁ貰うけど"ゴクッ"ほっ落ち着くわね、それでいていい味だわ。これ貴方が作ったの?」
俺の特製の水に興味を示したのでジュース屋を開きたいことや他のものも飲んでみるか聞いてみたらメンチも了承したのでコーラを渡した。
「うん!これも美味しい、でも320番アナタ将来ジュース屋を開きたいならアドバイスよ。お茶の後に刺激の強い飲料水を飲むとお茶の風味が無くなったり、不快な味覚になるから気をつけた方が良いわ。
ほかにも、
「おいメンチ、これはハンター試験だぞそっちに興味を持つのも分かるけど今はこっちの方を真剣にやってくれよ。」
「あらごめんなさい確かにそうね。でも凄いわね
コレ、過去に変化系の練でそう言った妄想をした事があるけど実際にやってる人は見たことが無かったわね。ある意味すごいわ。」
「合否が変わったりは…」、「それとこれとは話が別、やり直し。」、「クソッ!」」
合格する事はできなかったが美食ハンターの口から俺の水を美味いと言わせることができたのでまぁ良いだろう。寿司はあと一歩で合格することができるので何度か試行錯誤すれば受かるだろう。
「お腹いっぱいになっちゃった、終了〜!」
合格者"0"
は?合格者0人は意味が分からない。納得がいかないと喋ろうとしたら身体がゴツイ255番が机を破壊し俺より納得いっていない様子だった。メンチとブハラにつかみかかるもブハラに引っ叩かれ吹っ飛ばされていた。
「ちょっと待ってくれ俺も納得が行かない、俺は今回のハンター試験で合格しなきゃいけないんだ。」
「何?320番アンタも不満があるなら来なさい、アンタにはちょっと本気を出さなきゃダメね、ブハラ手伝って。」
空気が張り詰める。 「あ!上をみろ!」
上を見るとハンター協会の飛行船が飛んでいて老人が空から落ちてきた。
この老人はハンター協会の会長らしくメンチの試験内容に対し苦言を言い再試験をやってくれるようにしてくれた。
試験場所を移動し崖から卵をとってくると言う内容に変わり度胸を試されたが難なく合格する事ができた。因みにゆで卵がめちゃめちゃ美味かったことを
ここに記しておこう。
「美味しいものを発見した時の喜び、分かって貰えたかしら?こちとらこれに命かけてんのよね。」
かっこいい俺もいつかそう言った事を言ってみたい。
次の試験会場に向かう為、飛行船に乗ろうとしたところメンチに呼び止められた。美食ハンターにならないかと誘われたが俺は"食"と言うより飲み物の方の知識しかないので断らせてもらった。
「そう分かったわ、ジュース屋さん開くんでしょ。試験官の立場としてあまり個人を贔屓にするのは駄目だけど頑張んなさい。試験も店の開店も。」
メンチの発言に対して俺はサムズアップをし飛行船に乗船した。
ジョセフ「ウイングさんに緋の目とブループラネット
をあげます。レッドブル翼(ウイング)に授ける〜」
ウイング「ブルは色ではなく闘牛の事ですよ。」
ジョセフ「ザ・ブルーエディション、夏を感じる
爽やかなライチ味。みんな買ってな!」
「私の話を聞いていますヵ…「買ってな!」」