フルーティでフレーバーな飲み物
値札競売市でジョセフと思い掛けない再会を果たしたゴン達は、さっそくジョセフに声をかけた。
「ジョセフ!久しぶり。」
「コーラおまち!、はい次の方注文どうぞ、お!ゴンじゃねーか、っぁはい!そちら新商品です!。キルアもレオリオも久しぶりだなー。」
ジョセフに声をかけたが店の方で忙しそうにしていた。
「忙しそうだしまた後で話そうかな。」
「まぁそうだなこっちもやる事あるし会えるのが今日だけって訳でもないしね。」
「じゃあ取り敢えずそうするか。連絡先だけ聞いてまた後で落ち合う形にしようぜ。久々だから色々と聞きたいこともあるしな。」
俺の質問にキルアとレオリオが肯定してくれたのでジョセフと連絡先を交換し後で連絡する事に決めた。
ーーーーー
「…?」
「どーしたゴンなんかあったか?」
ジョセフと久しぶり会いそちらの方に目線が行っていたがゴンには気になる事があった。
「ちゃんと見てなかったんだけど、ジョセフの飲み物全部に念が籠ってたんだ。」
「ハッ!?ないない!だってあいつ普通にオーラダダ漏れだっただろ。」
「うん、だから分からないんだ。ジョセフは確かに纏をしてなかったけど飲み物にはオーラがこもってたからどういう事なんだろう?」
「ちょっと待てゴン、何でジョセフの飲み物に念が籠ってるのが分かったんだ?」
ゴンの発言に対しキルアを否定しレオリオの質問に対しては
「気になって「凝」をしてみたんだ、そしたら確かにオーラが出てたから。」
「凝ってなんだ?」
レオリオは凝を知らなかったので念の一種だと言うとかを教えた。
「あっ、!?いやいやそれはねーだろ。ありえねーって。」
キルアが何か気づいたみたいだったから教えて欲しい事を伝えた。
「前にウイングさんが言ってただろ。どの分野で活躍してる人間でもずば抜けた才能がある奴は念と分からず使ってる人もいるって言う話。でもジョセフはない!絶対ないね!」
「じゃあ飲み物屋としての才能があって無意識に念を使ってるって事か?」
「いやそもそも、飲み物屋の才能って意味が分からないだろ。しかもジョセフに才能があるって言うのもなんかムカつく。」
「おっ奇遇だなキルア、俺も同じ気持ちだぜ。」
キルアとレオリオが意気投合しているのはさておき。もう一度さっきの場所に戻ってジョセフに聞いてみれば良いと言う事を提案した。
3人でジョセフがいた場所に戻ると簡易な売り物小屋がなくなっておりジョセフの姿も消えていた。
「まだ数分しか経ってないのに、どう言う事だ?」
ジョセフの連絡先に電話してみたが何度かけても繋がらず謎が謎を呼んだ。
ーーーーー
ヨークシンに着いたジョセフはオークションを見たり、観光をしたりと充実した時間を過ごしていた。
しかしこの男、ジュースの修行に1年、ハンター試験からナックルと修行をしていた町を経由した約1年8ヶ月の間、ジュース屋を開店していなかった。
その反動で昔に天空闘技場でやっていたように店を開店したいと言う欲が出始めていた。
値札競売市に来た際に、ここなら店をやっても良いだろうと言う安易な考えで店を始めた。
いきなり始めたので最初はあまり売れ行きが悪く天空闘技場でやっていた時のようにはいかなかったが、競売市のど真ん中でやっていた事もあり少しづつ客足が伸びていった。
そんな時一人のふくよかな黒髪の男が店に来た。
「喉が渇いてるから何でもいいや、あーコーラとそこのタピオカミルクティーって奴をくれ。」
注文の通り二つの飲み物を渡し、相当喉が渇いていたのかお客さんはすぐにコーラを飲み干した。
「いやうっま!なんだこれ、おいお前このコーラは市販のやつか!?」
やはり俺の水(ジュース)は世界最強だな。お客さんにコーラは市販の物ではなくオリジナルドリンクだと言う事を伝えた。
お客さんは俺の発言に頷き、次はタピオカミルクティーを飲み始めた。
「クッソうめぇー、んだよこれ今まで飲んだ事ねーっ!?しかもこのタピオカって奴。こんなに美味いもの家でも出た事無いぞ。」
タピオカミルクティーについても他に売っているのか聞かれたが俺が作った食材でここにしか売っていない事を伝えた。
「チッまじか、あ?そのコーラに似てる奴も
くれよ。新商品って書かれてる奴。」
あーそのジュースか、これはコーラを作っている際に出来た失敗作を上手くアレンジした物だ。
すっぱかったり辛かったり色々とミスをしたが試行錯誤してこの味まで持っていった。色は似ているが味は違うぜ。
この飲み物は前世でコーラより早く作られたとされる炭酸飲料と言われている。23種類のフレーバーが入れてあり、コーラよりこちらの方が好きだという愛好家も多くいる。
KING OF BEVERAGES
Dr.pepper
さっそく新商品をお客さんに渡した。
「ッ!?コーラとは全然違う味だな。こっちの方がうめーな。クセになる。」
ドクターペッパーを飲み干した後、お客さんは少し考える素振りを見せた
「お前と契約がしたい。毎月この飲み物を俺の実家に送ってくれ。金は期待以上の額を出す。」
俺はどう答えようか考えていると
グギューきゅるきゅる
「チッ!さっき食った奴があたったか!?ちょっとトイレ行くからここで待ってろ、あ、一応これ持っとけ。俺の連絡先だ。」
お客さんは急に腹を押さえ出し、連絡先の紙を渡し去って行った。
気にせず店をやっていると、ゴンにキルアにレオリオとハンター試験以来の奴らと再会する事が出来た。
店の状況を考えて後でまた会おうと言う事で話が済んだ。ジュース屋も列が出来てきて軌道が乗ってきたところ少し遠くから怒鳴り声が聞こえた。
「お前かー!申請許可を出さず勝手に商売をしている奴は!」
「周りの店からも列が出来て邪魔だとクレームが入っている!」
この競売市の責任者のような風貌の男2人が騒ぎながらこちらに走ってきたので俺は直ぐに用意をして逃げる準備を始めた。
ジョセフはドリンクを売りたいがために許可を取らず勝手に商売をしていた。これは勝手に人の土地で商売をする立派な悪い事である。
荷物を片付け終えたジョセフは一目散に逃げて颯爽と姿を眩ました。
トイレをしおわったミルキが先程まで話していたドリンク屋の店に戻ると店は無くなっており店主が消えていた。
「クソが!!!」
ゴンとキルアのハンサイクロぺディア
ゴン「今日ご紹介するのはDr.pepper、23種類からなるフレーバーを使った3回飲めば癖になるって言う飲み物だよ。」
キル「商品の名前はどう言う意味なんだ?」
「医者、胡椒」「直訳じゃなくて由来とかはぁ
「医者、胡椒。」「だからぁ 「医者、胡椒!」
「みんなも飲んでみてね!」
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