俺の作るジュースが美味しい   作:とうもろこしヘッド

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 トラファルガー・ローがジョセフを呼ぶ時、

 「ドリンク屋、お前…何人殺した?」


オソマツ✖️ナ✖️オモワク

 天空闘技場でのバトルやズシとの訓練をしている最中ではあるが、ジュース屋をやりたい欲が強くなってきたジョセフはウイングに質問を投げかけていた。

 

 「ウイングさん前にも話したと思うんですけど、俺は将来ジュース屋さんをやりたくて日々商品開発をしてるんですよ。取り敢えずこれ飲んでくれますか?」

 

 「ジョセフ君がジュース屋をやりたいのは初めて聞きましたが、この黒いのは何ですか?」

 

 黒い物体のものはタピオカだと発言したたところ、タピオカ?っと更に疑問に感じている表情をしているのに対して飲めば分かると促すジョセフ。

 

 「うん、美味しいですね。初めて食べる

食感です…!?ジョセフ君これは…」

 

「そう、オーラが回復するんですよ。念使いに売れば絶対売れると思うんですよね。」

 

 俺のタピオカミルクティーの味の美味しさ、そしてオーラが回復する事に気付いたウイングさんは一度だけでなく二度驚いていた。タピオカについて自分で作った「発」である事を説明しオーラが回復する条件なども全て話した。

 

 「ジョセフ君、これを売るのはやめた方が良いと思います。」

 

 …………は?

 

 ウイングさんのサムズアップを予想していた俺は否定されたことにより放心してしまった。

 

 「色々と言いたい事はありますが、ジョセフ君その能力は君が思っている以上に素晴らしい能力です。その代わりに幾らでも悪用される確率が高い。タピオカを食べるだけでオーラが回復するというのは条件が緩くて誰でも使えてしまいます。それを世に売り出すのは私はおすすめしません。」

 

 なんだこれ?ぐうの音も出ないとはこういう事を言うんだね。あぁ意識が遠のく…走馬灯が流れてく。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「ジョセフー!アタシのケーキ勝手に食べたでしょー!出てきなーい!今出てきたら許してやるんだわさー!」

 

「………。」気配を断つ

 

 ジョセフ、「絶」をマスターした瞬間である。

〜〜〜〜〜〜

 

「ビスケ疲れてない?水飲みなよ。」

 「ありがと、でも今甘いのは大丈夫よ。」

 「ただの水だよ、念は込めてない。」

 「そう、じゃあいただくわ」ゴクッ、ブフゥ!甘すぎる!「オーラ込めてんじゃない!全然気づかなかったわ!」

 

 ジョセフ、「隠」をマスターした瞬間である

〜〜〜〜〜〜

 

 「55歳!四捨五入したら60で還暦だね、おめでとう。」

「だまらっしゃい!」ゴチンッ!

 

 ビスケの渾身の一撃を防御し「堅」をマスターした瞬間である。

 

〜〜〜〜〜〜

  

 「いい、戦闘では常に相手の裏をかきなさい、欺き、騙し、ごまかす、変化系はこういった戦闘スタイルをとる傾向にあることは、まぁ唯の参考情報くらいで覚えておいて。相手の発言に対しても疑うこと、ジョセフは馬鹿正直だから騙されないか心配だわさ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 俺の人生しょうもない、…!

 

 「相手の発言に対しても疑うこと」、これをウイングさんの言ったことと照らし合わせると、「私はお勧めしない」、他の人がOKなら良いってことか!俺はタピオカを売り出したいと思っている、後もうひと押しが欲しい!

 

 良いことを思いついたぞ。

 

 「おーいズシー、実は俺ジュース屋をやりたくてさ、これ俺が作った飲み物なんだけど、これが売ってたら買っちゃう?」

 

  「なんすかこれ?、ゴクッ、美味しいっす!店で売られてたら自分買っちゃうっす!」

 

 はい言質をとりました。これで俺だけの意思でなくウイングさんに怒られてもズシのせいにする事ができる。全ての責任は兄弟子のズシヘ、弟弟子の失敗は兄弟子が尻拭いをしてくれ!

 

 タピオカミルクティーを売る場所はあらかじめ決めていた。天空闘技場の売店コーナーにあるドリンク屋の人に頼み込み、何とか商品を置いて貰うところまで漕ぎつけた。

 

 後はタピオカの在庫数であるがこれは俺が作りまくってドリンク屋に保管しておけばある程度は売り続けられるようにした。

 

 実は俺のタピオカは賞味期限、消費期限がない。普通タピオカは飲み物に入れて1日放置していれば、飲み物も不味くなりタピオカもおいしくなくなってしまうが、俺のは甘いミルクティーの味でも中身は水でタピオカも念で作った物なので腐る概念がない。これは何日かタピオカを放置して実験した結果分かったことである。

 

 しかし日にちが経ったタピオカは、念の総量が減ってしまい飲んでみてもオーラがあまり回復しなかった。二週間もすればオーラが回復する事はなく唯の

美味しいタピオカになってしまう。

 

 これを俺は消念期限と名付けた。なるべく消念期限が迫るうちに食べましょう。これが俺のメッセージです。

 

 ドリンク屋に商品を置かせて貰い初日から売れ行きを働きながら見たかったがそろそろ天空闘技場の挑戦が200階へ行きそうだったので流石に修業に専念しようと諦めた。

 

 電話でドリンク屋の先輩に聞いたところ売れ行きは上々とのことだったのでジョセフはガッツポーズをとり、将来開店する自分の店の看板商品にするぞと心に決めた瞬間であった。

 

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 「はい、左足3千万ね。いつもの口座に振り込んどいて。」

 

「マチのこれは何回見ても飽きないよ♠︎惚れ惚れするねぇ❤︎」

 

 今日はやけに上機嫌だね、いつも以上に、私がヒソカに質問をしてみと

 

「近頃、面白い子が200階に上がってくるんだよね。もう待ち遠しくてねぇ❤︎あの頃より随分と成長してて想像しただけで興奮しちゃうじゃないかぁ❤︎君も

そう思うだろジョセフ❤︎」

 

 気持ち悪!帰ろ。

 

 「じゃあね、私は戻るから。」

 

 ヒソカがもう帰るのかと言ってきたが用があると言いこの場を去った。

 

 

 「ごめんシズク待たせたね、行こうか。」

 

 「ううん、全然待ってないよ、それよりご飯食べてかない?お腹減っちゃった。」

 

 天空闘技場の売店コーナーでてきとうに買おうと思い店を見ているとシズクが一つの店で足を止めた。

 

 「なんかこのお店人気なのかな?私も買ってみよう。」

 

 マチはここで待っててと言われ少しの間、待っているとシズクが片手に飲み物ともう片方の手に袋を持って歩いてきた。

 

 「マチ!このタピオカミルクティーって奴すごい美味しい!もっと飲みたいから持ち帰り用の奴も買っちゃった。帰ってみんなに飲んでもらおう。」

 

 その場で飲んでみてくれと頼まれたが今は甘い物を飲む気になれずシズクの頼みを断った。

 

 旅団の拠点に帰り身支度を済ませて皆んながいるところに戻るとシズクが鍋でお湯を沸かしていた。

 

 「あ、今タピオカ茹でてるんだけどマチも食べる?飲み物は適当に合いそうな物自販機で買ってきたよ。」

 

 シズクが買ってきたタピオカって奴に皆んなは興味津々でウボォーなんか早く寄越せと待ちきれないでいた。

 

 団長だけ持ち帰り用のタピオカの袋を凝視してなにか考えてるけどどうしたんだろ、考えてるうちにタピオカができたらしく私は普通にミルクティーにタピオカを入れて飲んでみた。

 

 美味しい、食べたことない食感ですごいモチモチしてるシズクが気に入るのも分かってしまう。………

うん?なんだこれ?さっき念糸縫合を使って消費したオーラが若干回復した。他の皆んなは気づいてない。

 

 「マチ、何かあったか?教えてくれ。」

 

 私が困惑していると団長が聞いてきたのでオーラが回復した事を話した。私以外にオーラを回復した人はいないらしく途中でシズクが言われてみれば少し元気になった気がすると発言した。

 

 「マチとシズクだけオーラが回復して俺たちはオーラが回復しない、なにかしらの条件があるんだろう。しかしこのタピオカってのを作った奴はふざけているな。」

 

 団長は鼻で笑いながらタピオカが入っていた袋を私達に渡してきて表記されている文字を見せてきた。

 

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 ◼️名称:タピオカ◼️原材料名:「燃」「愛情」

 ◼️内容量:100g ◼️賞味期限:無し

 ◼️消燃期限:二週間(品質により若干の変化あり)

 〜作り方〜

 ①鍋を用意し水を沸騰させ〜 以下省略

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 「「燃」と書いてあるがこれは念の事で間違い無いだろう。タピオカにもオーラが込められている。オーラを回復させる効果の「発」か又別の何かか。」

 

(これを作ったやつは、そうとう頭が良い念使いか何も考えずやっているただの馬鹿か。このタピオカにどんな能力が付与されているか分からない。会って確かめてみたいな。能力だけ見れば欲しいしな。)

 

 「お前ら仕事だ、これを作った奴を探すぞ。」

 

ジョセフに人生最大のピンチが訪れようとしていた!




 さっそく悪い奴らに目をつけられたぞ、これは一体どうなっちゃうんだー!
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