午前11:15 南区北部 クラナガンハイウェイ10号線(南北線) 南行き
ラジェットは緊急走行でサウスセントラル駅に向かっていた
助手席でははやてが車載情報端末を操作していた
「捜査部は何でも扱うんですね」
リィンフォースツヴァイの言葉にラジェットは当然だろと回答した
穏やかに事を進めるためにはどんな事件にも俺たちは担当するとも
「だから忙しいのですか」
「そういうことだ。念のために言っておくがお前たちも自分の命は大切にしろ」
誰かが死ねば仲間は悲しみを抱えて生きるしかないのだからと
たとえ一時的に仲間になった機動六課のメンバーでもだとも付け加えた
確かにその通りである。一時的に仲間になったとしても仲間には違いない
だからこそ命は大切にしてほしい
「こんな仕事でも唯一の癒しは遺族や被害者から犯人を逮捕してくれてありがとうと言ってくれた時だ」
「それはそうやな」
「はやても捜査官をしていたのだろ。犯罪被害者から感謝されたら嬉しいだろ」
それは当然である。そのために仕事をしているのだから
1つでも不幸な事件がなくなることを願って。
『中央本部から各員へ。サウスセントラル駅での騒動は乱闘になっている。緊急対応を求める』
乱闘騒動になっているなら大きな影響が次々波紋のように拡大するかもしれない
そんなことになれば事態を収拾するのは簡単ではない
「SA11から中央本部。SA16とSA17ともに急行中。問題は拡大しているか?」
『現在のところは乱闘状況にある。制圧するのに数を集めているところです』
「乱闘は何が原因なんだ?」
駅で乱闘騒ぎになる理由は極めて興味が引かれるところである
『ワンワールドバンクに対する文句が理由です。リストラされた元社員に嫌味をたっぷりと言ったそうです』
破綻したワンワールドバンクの元社員は退職金を受け取ることができなくて大きなダメージを受けた
ワンワールドバンク関係のトラブルはかなりの数になっている。
犯罪関係はもちろんではあるが経済関係の問題でも大きな影響がでている
「なるほどな。嫌な話だな」
『今は証券取引委員会が捜査を行っている。FBIと連携して』
経済事件の捜査はかなり難しい。専門家と連携して行うことが求められる
ミッドチルダ連邦では証券取引委員会(SEC)と連携して捜査を行う
FBIも連携することも当然である
「恨みを買ったことは間違いないな」
ラジェットは面倒なことになってきたなと思いながらも急いでいた
その時、後ろから一気に猛スピードで追い抜いて行ったスポーツカータイプの車が現れた
こちらはワーニングライトを点灯させているのに度胸がある奴だ
「はやて、今俺達を追い抜いて行った車両のナンバーをデータベースで照合しろ」
了解というと車両登録記録から車の持ち主を調べた
「持ち主はギャスシ・ゴンドス。32歳。市内で10店舗のコンビニを経営している社長です」
金はあるようだ。だからといってスピードの出しすぎは良くない
クラナガンハイウェイの制限速度はほとんどが時速120kmと定められている
あの車は明らかに超過している
「追いかけるとするか」
サイレンも鳴らしているのだから普通なら減速するはずである
しかし相手はさらにスピード上げた。時速160kmになっていた
40km近いスピード超過で極めて危険な運転行為である
「根性があるな。だがこれ以上は危険だな」
あまり追跡を過剰に続けていると極めて危険なことになるかもしれない
事後捜査に切り替えることにした。交通捜査課にあとで報告をしておくかとラジェットを考えていた
彼は追跡をやめて減速した
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中央パトロール本部 8階捜査部オペレーションルーム
『復讐のためにフェイト・T・ハラオウン捜査官補佐を殺す可能性があります。警戒態勢を』
オペレーションルームではシエルがフィリーから報告を通信で受けていた
狙われる可能性がある以上、リスク管理をするのは当然である
今は守るためには手段を選んでいるような余裕はあまりない
いつ侵入してくるかわからないのだから
「こっちはすでに警戒態勢に入っているわ。捜査部の出入り口の警備は厳重にしている」
『ほかの教導担当官にもこの情報共有を』
「最悪のシナリオを想定して行動を開始するわ」
いつ誰が狙われるかわからないのだから警戒するのは当然である
特に機動六課組の教導官をしている捜査部捜査官は特に危険な立ち位置にいる
命がけの仕事をしているのだがさらに命がけで任務遂行しなければならない
できればこんなことには巻き込まれたくないが仕方がない
「ギブリ。教導担当官に一斉通信。警戒態勢を取るようにと」
「了解」
シエルの指示に管制官のギブリはすぐに回答すると無線で機動六課組の教導官役の全捜査官に通達を出した
これで少しは安全になるかもしれない。あくまでも警戒を呼び掛けることで対応することはできる
実際の現場ではかなり苦労することになるのは間違いないだろう
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南区北部区域 ノースサウスアヴェニュー 北行き
フィリーとなのはが中央本部に戻っている時にある1台のセダン車両が急に接近してきた
フィリーは何か嫌な予感を感じて後方に車がいないことを確認すると急ブレーキを踏んだ
次の瞬間、セダン車両は体当たりしようとした。
だがフィリーがブレーキを踏んだおかげで衝突は避けることができた
しかし体当たりを仕掛けてきた車は大きく爆発してフィリーたちは命拾いをした。
早速誰かからの先制攻撃を仕掛けてきたようだ
「なのは!伏せていなさい!SA13から中央本部。何者かに狙われた。至急応援を要請する」
『了解した!大至急応援派遣する。逃げることはできるか?』
「今そうするところよ!急がないとこの状況では周囲を巻き込むわ。大至急応援を要請する!」
『こちら中央本部。了解した。近隣にいるパトロールカーを急行させる!』
フィリーはすぐに緊急走行で現場から避難した
今は急いで中央本部に向かうべきである
時間との闘いであることは間違いない
「なのは!少しきついと思うけど隠れて!」
『SA13。状況を報告せよ』
「こちらは急いで逃げているところよ。上空からヘリによる支援を要請する。地上部隊の支援も同様に」
ヘリと地上部隊の支援を得る事で今はなのはを安全に中央本部に向かわせる
守ることに徹するためには車を止めるわけにはいかないのだ。走り続けるしかない。それが安全である。
フィリーにとって最大の任務はなのはを安全地帯に避難させることだ
本当だったらパトロール事務所に行けばいいが、あそこでは小さすぎる
今は中央本部の方が安全である。それに移動中なら簡単に攻撃が直撃する確率は少ない
今は移動し続けることが最もいい判断である
「なのは!最悪の事態になっているわね」
私も同じだけどとフィリーは言うと運転しているSUVにはかなりの荒い運転ではあるが急ぐ必要がある
今は何が何でもなのはを中央本部に連れていく必要がある
最優先事項であることはわかっている。任務遂行のためには意地でも進むしかないのだ
酷い話だが、今は立ち止まる暇はない
「本当に嫌な任務ね」
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中央パトロール本部庁舎 8階捜査部首席捜査官執務室
『南区北部区域で発生した中央パトロールの車両に対する攻撃について何も声明は出されていません』
『一部関係者からはこれが中央パトロールに異動になった機動六課のメンバーに対する攻撃との可能性もある』
「マスコミの情報収集は素早いわね。こっちの情報より先を行っているかも」
『クラナガン証券取引所やクラナガン商品取引所の多くの銘柄は幅広い値動きを見せています』
クラナガン市本土沖合や市内での爆発などの影響で多くの株価などの金融商品は値下がりの基調である
このまま下がってしまうとさらに大きな市内の経済に打撃が与えることになる
「今回の騒動でSECはかなり苦労するわね」
連邦証券取引委員会が大きな問題を察知すれば捜査をするだろう
当然クラナガン市内での案件なら中央パトロールと連携することも想定される
いつものことではあるが。ただでさえワンワールドグループ企業関係のトラブルだけでも大問題なのに
さらにこじれる案件を抱えるのは捜査部にとっては好ましくない
「少数精鋭の私たちに数で押し付けられたらトラブルになるかも。念のため予防ラインを張っておきましょう」
シエルはそういうと受話器を取るとある場所に電話をした
「首席捜査官のシエルよ。こっちはいろいろと忙しいから突然何かを押し付けられても対応が遅れるわ」
電話の相手はわかっていますと返答すると通話を終えた
「物分かりが良いというべきなのかそれとも何かたくらみがあるのか。いろいろと考えないといけないわね」
シエルはそういうと今後の何かあった時の対応方法のマニュアル作成を開始した
「それにしてもステラは大変ね。教会に潜入するのだから」
簡単な事ではない。ミスをすれば代償は大きい
命で代償を払うことになるのだから
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ベルカ州中央地方ベルカ市郊外 港湾パトロールベルカ基地 飛行場エリア
ステラとマイアは無事にベルカ基地に到着していた
これから本格的に潜入作戦が開始される
秘密が隠蔽される前に真実を明らかにしなければならない
「マイア。管制センターから後方支援をお願い。私は教会の強制査察の関係者のふりをして侵入するわ」
「了解です」
ステラはマイアに指示を出すと次元世界連合の査察官の制服を借りることにした
もちろん港湾パトロール安全保障局が潜入捜査の時に使うために用意されているもの
もし違法利用がばれたらとんでもない大騒動になるだろうがそんなへまはしない
ステラはすでに何度も潜入捜査をした経験があるのだ。犯罪組織に対して
すでに多くの犯罪組織に顔が知られているので潜入捜査はもうしていない
だが聖王教会なら時空管理局時代は聖王教会と接触はそれほどなかったので難しくない
そのはずなのだが。何ほどにも100%安全ということはないのでリスクはある
そのリスクが潜入捜査のスリルという隠し味ある
「無理があれば緊急コールを。海兵隊を出してもらいます」
「期待しているわ。バックアップに頼りになる相棒はあなただけよ。マイア」
ステラはそういうと港湾パトロール安全保障局員が彼女のもとに接近していた
紙袋を持って。
「元気そうだな。ステラ」
「いつも悪いわね。それで聖王教会の強制査察の状況は?」
「この基地に査察チームが到着するのは30分後だ。それにうまく紛れ込むんだな」
「聖王教会内部の状況については?」
「かなり騒然としていると諜報担当官から情報が入っている」
当然である。聖王教会に不利な情報が洩れたらすべては終わりである
聖王教会の存在にかかわる。教会の存在が大きく制限される可能性もある
そうなれば今後の活動に大きな影響が出てしまうことは間違いない
だからこそ情報封鎖に必死になっている。査察で開示されてはまずい情報はすべて抹殺するだろう
だが中途半端な抹殺はより危険になる。完璧に消すことができるものを最優先にする
完全に抹消できないものは仕方がないのだ。迷っている時間はない
今は少しでもダメージを最小限にする道を選んでいるはず
「私は強制査察部隊に紛れで侵入するわ。あとはやってみてのお楽しみ」
無理なことにチャレンジすることに港湾パトロール安全保障局員は頑張ってくださいと返答した
次元世界連合の査察部隊員の制服が入っている紙袋を渡すとその場から立ち去った
「それじゃマイア。よろしく。私は潜入の準備に入るわ」
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クラナガン自然保護区 西部 パークハイウェイ
エルガが運転している車は山小屋に向かっていた
助手席ではヴィータが本当に大丈夫なのかと質問したそうな表情をしていた
「まぁ、何が出るかはわからないがな。これも仕事なのだから仕方がない」
そう。ミスがないように捜査をしなければならないのだから。
どんな些細なことでも確認することは極めて重要になってくることは当たり前である
そんなことを考えながらもエルガはラジオで最新ニュースを聞いていた
『先ほど次元世界連合は聖王教会本部に対する強制査察を行うための部隊をベルカ州に派遣』
『港湾パトロールベルカ基地から万が一に備えて海兵隊の援護を借りて査察を行うとのことです』
「いよいよパーティーが始まるな」
エルガはとんでもないことになったなと少し不気味な笑みを浮かべていた
どう頑張ったとしてももう聖王教会の隠ぺい工作が成功するかと質問されたらそれは難しい
今は被害を最小限にすることにすることに力を入れるしかない
『一方でワンワールドグループ企業は破綻しましたが一部の企業が買収する方向で動いています』
『ただしワンワールドバンクには大量の不良債権をあり、救済は難しいと判断されています』
時空管理局と密接な関係があった企業とワンワールドバンクはべったりとした関係であった
だからこそ甘い審査でかなりの金額の融資をしていた
融資で重要な担保も甘く見積もっていたことも大きな原因である
おかげで不良債権が膨大になっている
「まったく、国内経済に影響が出なければいいがな」
自然保護区でも国内経済が悪くなれば犯罪発生率が高まることになるのだから
捜査部に回される事件が増えることにもなってくる
「今は急いで山小屋に向かて、小屋を確認するだけだな」
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東区中央部イーストセントラルサウスウエスト地区7番街3丁目4番地201号室
アルシオーネは室内の鑑識をしながら室内の壁に飾られている絵画に視線を向けた
どこか何かがおかしいと思っていたのだ。この部屋には不似合いの絵
かなりの年代物の絵画であることは想像ができた。もちろん今は犯罪現場の証拠品という扱いだ
事件が解決すれば返還されることになる。今回の場合は遺族にであるが
「何かおかしいわね」
彼女は絵画を壁から外してみることにした。そこには小さな金庫があった。お宝があるかもしれない
何が入っているかは何もわからないが。金庫のカギはダイヤル式で金庫破りの方法で開けるしかない
「何が入っているか楽しみね」
アルシオーネは慎重に金庫のダイヤルを回して開錠作業を続けた
そして見事にダイヤルを合わせることに成功すると金庫の扉が開いた
慎重に開けると金庫には書類の束が入っていた。それは時空管理局の機密情報が満載の内容だった
とてつもない大きな収穫であることは間違いない
さらに金庫にはある不動産物件を購入した時の登記簿記録が入っていた
「ここは危険な不動産物件として有名なものね」
保有者はマフィアの幹部だったが、
物件の利用方法はクラナガン捜査局では麻薬密造工場として有名だった
時空管理局地上本部が権力を持っていたころはクラナガン市内に数多くの密造工場が存在した
犯罪組織から金をもらっていた時空管理局の幹部は摘発捜査情報を提供していた
そのため麻薬や銃火器などの摘発はかなり難しかった
今は幹部たちは逃亡しているか拘置所に収監されて取り調べを受けている
犯罪組織も証拠を消そうと必死になっている。聖王教会と同じような状況なのだ
「こんな危険な不動産物件を手に入れて何をするつもりだったの?」
リスクしかない物件を購入してどうするつもりだったのか。
ほかにも捜査をしなければならない案件が増えてきた
「物件の住所は東区南部イーストサウスクレイグ地区4番街3丁目5番地。そこにあるのは大きな倉庫ね」
過去に何度も時空管理局地上本部の捜査部門が強制捜査をしたがその時には何もかもが消えていた
倉庫には何もなかったという状況になっていた
つまり情報漏れがあったことは明白であったが上層部からの圧力から時空管理局内でも禁忌事項と扱われていた
今は関係がないが。すでにその不動産物件について中央パトロールの査察部が調査を行っている
もちろんアルシオーネにもその情報が報告されていたので知っていた
「嫌な感じになってきたわね。本当に」
『ピーピーピー』
アルシオーネの携帯電話が着信を告げていた
発信者は港湾パトロール本部長のリヴィナ・トラヴィックである
「リヴィナ。何かあったの?」
『これからB-52爆撃機がベルカ基地から発進準備をすることになったわ』
B-52にはMk 82通常爆弾を100発搭載可能である
港湾パトロールが保有する爆撃機の中でもきわめて多くの爆弾を保有することができる
その爆撃機が発進準備になったということは極めて危険な状況になるということだ
「理由は何?」
『連邦政府からの要請としかわかっていないわ』
わからないということは万が一の場合を想定しているのだろう
しかし簡単に攻撃許可が出るわけではない。
準備をすることでいつでも離陸できることが重要なのだ
「そんな話を私にしてきたってことは良い話はないわね?」
『あなたなら連邦国防省に知り合いがいるでしょ。少し内部を探ってくれない?』
誰がこの要請を出したのか知りたいのだ。リヴィナが直接聞けば問題が発生する
それはかなり好ましいことではないことは間違いない
「姉妹とはいえ相変わらず無茶な話ね」
アルシオーネとリヴィナは戸籍上は姉妹の形になっている
しかし実際は人身売買にあいそうになった時に保護された。
当時は名前が思い出せなかったことから、新しく戸籍が作られた
その時に姉妹として登録されていた。2人の仲が良かったからだ
さらにもう1人の実際に血縁関係はないが戸籍上の姉妹がいる
空港パトロール本部長をしているセレナ・トラヴィックも同時に保護されたことから3姉妹になっている
アルシオーネは捜査部にとっては港湾パトロール関係の情報を最も最初に耳を入れることができる立場にいる
時にはシエル首席捜査官よりも早く情報を得ている
『あなたなら知り合いは多いでしょう?港湾パトロールが直接介入するわけにはいかないし』
もし港湾パトロールが国防省に直接、話をしたら問題が発生する恐れが生じてしまう
そこでアルシオーネに仲介をしてもらうことで問題の発生を抑制しようというのだ
中央パトロールが情報を聞いているという話なら言い訳も行いやすい
「知り合いに聞いてみるわ。でもあんまり期待しないでね」
『あなたはそう言っておきながら期待を裏切ったことはないじゃない。心配していないわ』
リヴィナはそういうと電話を切った
面倒ごとが増えたものだ。ただ興味があるのは事実なので早速国防省の友人に連絡を取った
「アレストル・ハンパース大将。アルシオーネです。お久しぶりです」
『そっちから連絡とは珍しいな。何かトラブルか?』
アレストル・ハンパース大将はミッドチルダ連邦軍の統合参謀本部議長をしている。
簡単に言えば制服組のトップである
「噂の真偽を確認したくて連絡を。ベルカ基地から爆撃機による爆撃準備命令が出ていると聞いたので」
『どこで嗅ぎつけたんだ?その情報を』
軍事的戦略情報がどこから漏れたのかを懸念するのは当たり前のことだ
今後の戦略に影響が出るかもしれないという予測が立つためである
アルシオーネはうまく誤魔化す回答をした
「友人が多いので。それで聖王教会を爆撃するつもりですか。査察が終了した後に」
『それは否定する。だが万が一の保険とだけとしか俺の口からは言えない』
「当然ですね。感謝します」
『この情報は秘匿してくれ。漏らしたと知られたらこちらの立場が危険になるからな』
もしこの情報が洩れたら連邦政府は大きな問題を抱える
外交政策にも影響が出ることは明らかである。アルシオーネはもちろんですと回答した
だがこれで確信ができた。最悪の場合のシナリオ作りをしていることを
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