見たことの無い地方で頑張る転生者   作:七蜘蛛

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いざ試験!

 

リーグ委員会・試験会場

 

あれから1月経ち、エリスは試験会場へとやってくる。会場には既に100を超える人数が集まっている。

 

エリス「多いなぁ...。」

 

そして、暫くすると舞台上に司会者が上がってきた。

 

司会者「お集まりいただきありがとうございます!本日の「四天王・ジムリーダー選抜試験」、いよいよ開幕とさせていただきます!」

 

「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」

 

エリス「(うるっっさ...。)」

 

司会者「それでは、それぞれ希望されたタイプの試験場へ移動を開始して下さい!」

 


 

1:名無しの転生者

ついにこの時がきたよ

 

2:名無しの転生者

頑張れイッチ

 

3:名無しの転生者

この1ヶ月間どんな事しとったん?

 

4:名無しの転生者

ポケモンの育成や戦術を練ってたよ。他の地方のポケモンリーグや大会の映像見て。ゲームとは違って、アニポケのバトルと同じだから技の応用が効きやすくて面白い

 

5:名無しの転生者

マジかいいなぁ

 

6:名無しの転生者

それらの映像見てウチの庭によく来るワルキュリー達もやる気が漲ってるw

 

7:名無しの転生者

野生なん?

 

8:名無しの転生者

ウチの家の近くにゴーストタイプのポケモンが住んでる森があるから、そこで鍛錬してるゴーストタイプのワルキュリーもウチとの交流が多いの

 

9:名無しの転生者

へ〜

 

10:名無しの転生者

それと後に知ったんだけど、ワルキュリーの進化系ってワルキュリー達からは憧れの存在でもあるらしい。後、分岐進化

 

11:名無しの転生者

分岐進化のポケモンか〜、それにしても憧れ?

 

12:名無しの転生者

図鑑説明に「鍛錬を積み重ね歩んだ歴戦の個体はやがて進化する」って書いてあるからそれが関係してるかも

 

13:名無しの転生者

あ〜憧れの先輩みたいな感じか〜

 

14:名無しの転生者

ってことはウルガモスやサザンドラみたいな進化に時間かかる系?

 

15:名無しの転生者

最初はそう思ったね

 

16:名無しの転生者

え?

 

17:名無しの転生者

ドユコト?

 

18:名無しの転生者

説明してなかったけど私のワルキュリーだったエスカティアって道具で進化したんだよねぇ

 

19:名無しの転生者

え?そうなん?

 

20:名無しの転生者

原因がどうかは知らないけどファーナムでワルキュリーの進化系と思わしきポケモン連れてるトレーナーいないもん

 

21:名無しの転生者

あーあれか学者の考察的な結論

 

22:名無しの転生者

あれ?ならイッチはワルキュリーの進化先や進化方法どうやって知った?

 

23:名無しの転生者

進化先については伝承に乗っていたよ、ワルキュリーの進化先っぽいポケモンが何体かいた。んで進化方法は偶然

 

24:名無しの転生者

偶然って?

 

25:名無しの転生者

ファーナム地方の洞窟の1つを進んで行ったら遺跡を見つけて入った瞬間、ボールからワルキュリーが出て、先へ進んでった。で、その後を追いかけてたらなんか広い空間に出て、その中央に大きな盾が祀られてた。

 

26:名無しの転生者

盾...あれ?エスカティアって...

 

27:名無しの転生者

そ、その盾にワルキュリーが触れたら進化してエスカティアになったって訳

 

28:名無しの転生者

ナ〜ルホド

 

29:名無しの転生者

それで遺跡を少し探検してたらエスカティアや他の進化先の事が記された書記を見つけた

 

30:名無しの転生者

書記?

 

31:名無しの転生者

どんな感じだった?

 

32:名無しの転生者

エスカティアに必要な道具の名前が「慈愛の盾」って呼ばれる物で他の進化先も道具で進化するって事が分かった

 

33:名無しの転生者

全部道具進化のポケモンか

 

34:名無しの転生者

あれ?だとしたら野生とかでは進化先はいないの?

 

35:名無しの転生者

確かに1体位は進化してそうだけど

 

36:名無しの転生者

残っていないからだよ

 

37:名無しの転生者

残ってない?

 

38:名無しの転生者

ワルキュリーの進化に必要な道具はそれぞれ1つずつ、つまり遺跡に残されているものしか存在しないらしい、書記に1つずつしか残ってないって書いてあった

 

39:名無しの転生者

マジで!?

 

40:名無しの転生者

じゃあもうイッチのエスカティア以外はいないって事!?

 

41:名無しの転生者

いやそうでもないよ?

 

42:名無しの転生者

へ?

 

43:名無しの転生者

何で?

 

44:名無しの転生者

道具は確かに1つずつしか存在しない原因はワルキュリーの進化先がもう存在していなかった事が原因だって事

 

45:名無しの転生者

エスカティア達がって事?

 

46:名無しの転生者

それまた何で?

 

47:名無しの転生者

慈愛の盾とかの道具はワルキュリーの進化系のポケモンしか製作できないらしい

 

48:名無しの転生者

そういう事か、制作できるポケモンがいなくなって進化の道具が極端に少なかったって事か!

 

49:名無しの転生者

長い間新しいエスカティア達が現れなかった事でワルキュリー達も進化の仕方が分からなかったらしい

 

50:名無しの転生者

そういうパターンか、伝承が薄れて忘れ去られた進化方法って事か

 

51:名無しの転生者

それで書記を頼りにゲットした他のワルキュリーを色んな遺跡で見つけた道具で進化させまくった、それで各々戦術を磨いて、強くなった

 

52:名無しの転生者

さらっと他の遺跡攻略してるしw

 

53:名無しの転生者

今手持ちにいない子達は他のワルキュリーの進化の為の道具を製作してる。因みに全員ゴーストタイプ持ち

 

54:名無しの転生者

これでエスカティア達が増える事になるんやなぁ

 

55:名無しの転生者

それにしてもゴーストって事はイッチはゴーストタイプ希望したん?

 

56:名無しの転生者

せやで、んじゃそろそろ始まるから

 

57:名無しの転生者

行ってら〜

 


 

ゴーストタイプ試験場

 

リーグ委員「試験内容は「ポケモンバトル」!トーナメント形式でバトルを(おこな)ってもらいます!バトルのルールは3on3!交代は無制限!先に3勝したトレーナーが次の対戦に進めます!」

 

リーグ委員の説明を受け、エリスは対戦表を見ると1回戦目から試合で対戦相手は「ダンズ」という男と対戦するのだが...

 

ダンズ「おいおい、こんな弱そうな女が相手かよ?楽勝じゃねぇか!」

 

明らかにエリスを見下している。

 

ダンズ「どうせ俺の圧勝だ、おい女!無様な姿を晒したくないだろ?とっとと降参して許しを乞いな!」

 

エリス「...。」

 

ダンズ「おい!聞いてんのか!?さっさと降参しろ!」

 

エリス「...審判。」

 

審判「それでは両者ポケモンを!」

 

ダンズ「チッ!降参しなかった事を後悔させてやる!出てこい「ゴース」!」

 

ゴース「ゴース!」

 

ダンズはガス状ポケモン「ゴース」を繰り出す。

 

エリス「...出てきて。」

 

エリスはモンスターボールを取り出すとボールが開き、中からポケモンが現れる。

 

「マーク。」

 

出てきたのは、白い肌に紫のローブを纏い、紫の長髪で目を黒い布で覆って、不気味な笑みを浮かべ、周りに呪具を浮かせたポケモンだ。

 

ダンズ「!何だそのポケモン!?」

 

ダンズは愚かエリス以外のトレーナー達はエリスの出したポケモンを知らず、観戦していたトレーナーの1人がスマホロトムの図鑑を開く。

 

『「カースマク」。戦乙女ポケモン。ゴースト・エスパータイプ。ワルキュリーの進化系。呪いが込められた呪具で相手の生命力を奪う。奪った生命力は、自分や呪具の力に変える。』

 

「ワルキュリーの進化系!?」

 

「実在していたの!?」

 

「でもどうやって進化させたんだ!?」

 

観客のトレーナー達が驚愕するがエリスからすればどうでもいい事だ。

 

審判「バトルスタート!」

 

ダンズ「どうせ見掛け倒しだ!ゴース!「ナイトヘッド」!」

 

ゴースが両目から「ナイトヘッド」を放つ。

 

エリス「「テレポート」。」

 

カースマク「マク。」シュンッ

 

エリスの指示を受けたカースマクは「テレポート」で避け、ゴースの真後ろに現れる。

 

ダンズ「んなっ!?」

 

エリス「「シャドーボール」。」

 

カースマク「マーク!」

 

カースマクはゴースの背後から「シャドーボール」をぶつけ、ゴースは目を回す。

 

審判「ゴース戦闘不能!」

 

ダンズ「なっ!?ま、まぐれだ!」

 

しかし、その後は

 

エリス「「サイコキネシス」。」

 

審判「「サマヨル」戦闘不能!」

 


 

エリス「「シャドーボール」。」

 

審判「「ムウマ」戦闘不能!カースマクの勝ち!よって勝者!トレーナー・エリス!」

 

ダンズ「嘘...だろ...!?」

 

エリス「(ざまぁみろ。)」

 

エリスは背を向け戻ろうとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンズ「認めねぇ...こんなの認めねぇ!!どうせ不正したんだろ!?じゃねぇと俺が負ける筈無ぇ!!」

 

ダンズは敗北を認めず、背後からエリスに襲い掛かった。

 

しかし、

 

ポーンッ!ガシッ!

 

ダンズ「へっ?は...?」

 

エリスのボールが勝手に開き、中のポケモンが出てくると同時にそのポケモンは、エリスを襲おうとしたダンズを捕まえる。そのポケモンは...

 

「ヨワール。」

 

エリスの「ヨノワール辿異種」だ。

 

ダンズ「よ、ヨノワール...?で、でも何か違っ...。」

 

ダンズはエリスのヨノワールを呆然と見つめ、ヨノワールは「冷凍パンチ」の構えを取る。

 

 

ここで皆さんに問題。エリスのヨノワールは特定の部位が発達した「辿異種」の個体。発達した部位は「手」、その影響かエリスのヨノワールは物理がとても強くなっている。そんなヨノワールの「冷凍パンチ」を喰らえばどうなるのか?その答えは...

 

ヨノワール「ヨワール!」

 

ドォンッ!

 

ダンズ「ギャァァァァァァァァァ!?」

 

一撃で吹っ飛んでいく。

 

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