BEGINNING OF THE REVOLUTION   作:スタイニー

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クラシック第一戦の皐月賞はまさかの悪天候。
一筋縄ではいかない状況の中、ミスターシービーとカツラギエースはどのような活躍をするのか?

クラシック第一戦の幕が上がる!



第一幕開演〜雨、降りしきる春の中山〜

 

4月17日 皐月賞 当日

 

 

 

「いやいや、これは酷いね…。せっかくのクラシック第一戦がこんな"田んぼ"みたいな状態じゃあ、実力も何もないでしょ…」

 

皐月賞当日、アクシデントというには大きすぎる出来事が起きた。

 

前日から降っていた雨足が深夜に強まり、最悪のバ場コンディションとなってしまっていたのだ。

 

公式発表では『不良』としか記されないが、現実におけるその酷さは『不良』を超えて『田んぼ』と表現しても共感が得られるほどだ。

 

実際に芝生の『緑』はあるが、その下には泥と水が溜まっていて、バ場は比喩ではなく、まさに『田んぼ』そのもの。せっかくの"晴れ"舞台がこのような状況で行われてしまうことに観客席から見守るピーちゃんは幾らか心を痛めた。

 

「しっかし、シービーに集まる人気はすごいね。まあ、それだけみんなが期待してるってことか。で、エースは…7番人気か…。重賞勝ちがないにしてはなかなかの人気だね。さて、どこまでやれるかな?」

 

皐月賞の人気はミスターシービーに集まった。

 

ここまで5戦4勝2着1回と世代トップの戦績を納め、前哨戦も余裕の2連勝となればそうなるのは道理だった。

 

一方のカツラギエースは7番人気。とはいえ、ここまで重賞勝ちがない中では健闘していると言える。

 

「ターフのコンディションは最悪だけど、レースはレース。2人とも頑張れ…」

 

観客席から見守るピーちゃんはそっと2人の健闘に祈りを捧げていた。

 

 

 

 

 

 

「よう!シービー!今日からいよいよ三冠レーススタートだ!あたしからの挑戦状を受けてくれたこと、感謝するぜ!」

 

「やあ、エース。キミの挑戦状は『クラシック三本勝負』だったよね。楽しみにしてるよ。エースがアタシをどこまで楽しませてくれるのかってね!」

 

ゲート入り直前、カツラギエースがミスターシービーに声をかける。どうやら2人は今年の三冠レース全てで戦う約束をしているようだ。

 

「相変わらず、余裕振りやがって。まあ、出会ったばっかりの時は確かにけちょんけちょんにされてた。でも、今は違う!その余裕な顔つきを必ず焦らせてやるからな!そんで、三本勝負の間に絶対にあたしの背中を見せつけてやるからな!」

 

余裕な態度を崩さないミスターシービーに、カツラギエースは更に対抗心を燃す。

 

「確かに出会った頃に比べて、エースは強くなってるよ。それでもアタシに背中を見せつけられるのはレースの途中まで。今日も次もこれからもゴールの瞬間に背中を見てるのはエースなんだ。その"運命"は覆せないよ」

 

そんなカツラギエースに対して、ミスターシービーはカツラギエースの成長を認めはするが、自身を超えることは不可能だと伝える。

 

「そんな運命があってたまるか!絶対に覆してやる!」

 

「まあまあ、そんなに気張りすぎないで、まずはレースを楽しんで。最高のレースが出来たらワンチャンあるかもしれないからさ!じゃ、また後で!」

 

「ああ、レースは楽しむさ。そんで、あんたに勝つことでこのレースが最高のレースになったって言ってやるよ!じゃあな!」

 

勝ち気で一歩も引かない両者だが、2人の表情はとても楽しそうだ。

 

 

 

 

さあ、ほぼゲートインが終わりました!

ミスターシービーがどういったスタートを切るか?そのあたりにまず、注目したいと思います。さあ、皐月賞のスタートです!!

 

 

 

ガシャン!

 

 

 

さあ、スタートを切りました!

ミスターシービー、いいスタートを切っております!他の19名も好スタートを切っています!

 

 

 

[あれれ、勢い余っていいスタートが切れちゃった。アタシ、今日は"絶好調"かも!だけど、アタシのお気に入りは後ろから。みんな、お先にどうぞ!]

 

 

 

おっと、いいスタートを切ったミスターシービーですが、スピードを上げずに中団へと下がっていきます。

 

 

 

スタートの出足がついたミスターシービーだが、まさかの好スタートだったようで、しばらくしてから自らポジションを下げる。

 

 

 

さあ、先頭に行くのは何か?

インコースの方からカツトップメーカーが行きました。内からカツトップメーカー。その外側からニホンピロウイナーが行きました。やはり、ニホンピロウイナーが行きました。カツトップメーカーと並んで2番手。

 

その後に6番のマサノチカラが行きます。

そして、インコースを通って3番のカツラギエースが行きます!カツラギエースも早めに行きました!

 

 

 

「うーん、みんなスタートが上手いぜ…。先頭は取れなかったか…。まあ、悔やんでも仕方ねぇ。ここからペースをよく読んで、少しずつポジションをあげていくさ!」

 

マイポジションを確保できたミスターシービーに対して、カツラギエースはやや不本意なポジションに落ち着く。とはいえ、悪い位置ではないので、虎視眈々と先頭の奪い返しを狙っているようだ。

 

 

 

ミスターシービーは1コーナーを後方から3・4人目で内ラチ沿に回っております!

 

 

 

「とりあえず、仕掛けどころまではこのままのポジションをキープかな。っていうか、泥すごいなぁ〜。勝負服についた泥、クリーニングで落ちるかなぁ…」

 

カツラギエースがポジションの確保に精を出している中、ミスターシービーは納まりのいいポジションを確保しているので、早々に別のことを考えていた。

 

 

 

さあ、第1コーナーを回りました。

先頭はカツトップメーカーに変わっております。カツトップメーカーが1バ身から1バ身半のリード。

カツラギエースが2番手。カツラギエースが2番手。

 

 

 

「とりあえず、2番手まで来たぜ。ここからペースを維持しながら…」

 

「カツラギ!そなたの隣、失礼するぞ!」

 

 

 

3番手にニホンピロウイナー!

 

 

 

「なんだ、ウイナーか。つーか、今日は控えた方がいいんじゃないか?2000mはあんたにとって長いだろ」

 

並びかけられたカツラギエースがニホンピロウイナーに問いかける。

 

「仕方がなかろう。これが私の"マイペース"なのだ。シービーのようにダラダラと走る方が余計にスタミナを使う。距離が適していようがいまいが、私はマイペースで走るだけだ」

 

カツラギエースの問いかけにニホンピロウイナーは表情を変えることなく、淡々と答える。

 

「ったく、そんなこと言えるなんて、足が速いやつが羨ましいよ!さて、あたしはこれからもう少しペースを上げるけど、ウイナーはついてくるか!?」

 

「相変わらず、強気なレース運びをするな、そなたは。これが模擬レースなら誘いに乗るが、今日は公式戦。勝ち筋を完全に捨てるほどの無理は出来ない。申し訳ないが断らせていただく」

 

「ああ、そうかい!じゃあ、先に行かせてもらうよ!じゃあな!」

 

そう言ってカツラギエースは横に並んできたニホンピロウイナーを突き放すかのように、ペースを上げていく。

 

 

 

そして、少し遅れまして、ルーキーオーが出る。ルーキーオーが出る。ルーキーオーが今日は早めに行きました。

そして、キングカシック、ブルーダーバンが続いていく。

さあ、その後、ダイナマイトアサガがおります。真ん中、コレジンスキーがいる。

 

ミスターシービーは依然として、後方4番手。

 

 

 

「エースとの併走の時はもう少しで仕掛けてたかな。集中しろ、イメージを重ねろアタシ…。あの時の走りのイメージを…」

 

そう呟いたミスターシービーは目を閉じ、カツラギエースとの併走を思い出そうとする。

 

「よし!いい感じになってきた!行くよ!」

 

目を閉じて数秒、閉じていた目を見開いたミスターシービーが一気に仕掛ける。

 

 

 

今、ミスターシービー、やや上がっていきました!先頭から最後まで"約20バ身"の間隔の中、ミスターシービーはまだ後方を進んでおります。

 

 

 

ミスターシービーが仕掛けたタイミングと先頭までの距離感はあの併走の時とほぼ一致している。どうやらミスターシービーはあの併走の時の走りを再現するつもりのようだ。

 

「シービーは『状況』よりも『感覚』を大事にする。今日のアイツはたぶん、あたしと併走した時の『感覚』で走るはずだ…。なら、そろそろ仕掛けてるよな!?」

 

 

 

さあ、先頭がカツラギエースに変わっています!カツラギエース1バ身のリード!

 

 

 

ミスターシービーが仕掛け始めた頃、カツラギエースもポジションを一つ上げる。それはカツラギエースがミスターシービーを一番理解できているが故の仕掛けであり、その読みはドンピシャで的中していた。

 

「シービーはまだ見えないな。よし!ペースアップするなら今だ!今日のバ場なら、さすがにアイツの末脚も鈍る。それに、あの時と違って先団にはバ群の壁がある。これを捌くには、大外を回るしかないだろ。シービー、あの日のイメージじゃ、今日のあたしは捕まえられないぜ!」

 

 

 

 

カツラギエース、仕掛けたか!?

2番手のルーキーオーと共に3番手以降を離していきます!

 

 

 

 

カツラギエースはチラリと後に目をやり、ミスターシービーがまだ先団に来ていないことを確認し、さらにスパートをかける。

 

カツラギエースもミスターシービーと同じくあの日の併走をイメージしながら走っているが、カツラギエースはミスターシービーと違い、今の『状況』に合わせた判断のもと仕掛けている。

 

カツラギエースの仕掛けは至って"常識的"だった。

 

「ああ、もう!雨でよく見えない!シービーがバ群に突っ込むとこまでは見えてたけど、今は見失っちゃった…。ってか、普通あの位置から中央突破を狙う??あの日とは『状況』が違いすぎるんだから、絶対に前が壁になると思うけど…」

 

観客席から戦局を見守るピーちゃんはミスターシービーの進路選択を懐疑的に見る。

 

あの併走を『予行演習』とするなら、先頭のカツラギエースとの位置関係"だけ"をみれば、ミスターシービーの仕掛け方に狙いがあるのはわかる。

 

ただ、今日は公式戦。カツラギエース以外にも十数名の選手が走っている。そのような状況下で、カツラギエース以外を無視するかのような中央突破を狙うミスターシービーの判断は、如何にミスターシービーの実力を認めているピーちゃんといえど、"常識的"に考えて肯定は出来なかった。

 

 

 

3コーナーから4コーナーに変わるところ、先頭はカツラギエースであります。カツラギエースのリードが2バ身から3バ身ぐらいとなりました!

 

 

 

「さすがに後ろが詰まってきたな…。あと400、持ってくれよ!あたしの脚!」

 

先頭を行くカツラギエースが最終コーナーに入る。ただ、後続勢はしっかりと距離を詰めてきていて、中盤にかけて稼いでいたリードはもうない。ここまで懸命にレースを引っ張ってきたカツラギエースは正念場を迎えていた。

 

 

 

さあ、各選手が真っ黒になりながら第4コーナーをカーブ!!ここからが勝負所か!?

 

 

 

ビチャ、ビチャ、ビチャ

 

 

 

「最終コーナー回りのバ場状態が悪すぎる…。キツい…。想像以上に脚を使っちまった…。このままだと、シービー以外からも逃げきれない…」

 

最終コーナーのバ場状態はコース内で最も悪いエリアだった。

 

カツラギエースはバ場状態を考えた上で早仕掛けをしていたのだが、さすがにこの最終コーナーのバ場状態の悪さの影響までは想定が出来ていなかったらしく、ここに来て、急激に脚色が悪くなってしまう。

 

「クソっ!シービーがバ群に捕まって、せっかくのチャンスだってのに…あたしは…」

 

「なに?アタシがどうかした?」

 

「………はっ?」

 

 

 

さあ、ミスターシービーはやや外目に持ち出して、追い込もうというところ!!

 

 

 

「はっ?あんた、なんでいるんだ??バ群の壁は?」

 

「えっ?別に壁なんてなかったよ。アタシは"普通に"真ん中を走って来ただけ」

 

「"普通に"ってなんだよ!?意味わかんねぇよ!」

 

突然声をかけられたカツラギエースが驚いて振り返ると、そこにはバ群に埋もれているはず(・・)のミスターシービーがいた。

 

各選手が一斉にスパートをかける中、最後方からレースを進めていたはずのミスターシービーが、最終コーナーの出口でカツラギエースの背後に付いている。いるはずのない人物がなぜ自分の真後ろにいるのかが理解出来ないカツラギエースは驚きを隠せない。

 

「まあ、なんで突破できたかはアタシもよくわかんないけど、とりあえず、エース!つ・か・ま・え・た!」

 

カツラギエースを完全に射程に納めたミスターシービーは笑う。

 

「クソっ!なんなんだよ…。あたしは一杯だってのに、同じコースを走ってるお前は、なんでそんなに余裕なんだよ!?」

 

余裕たっぷりに笑うミスターシービーに対してカツラギエースがその理由を問いかける。

 

「アタシ、もともと道悪を気にしないから。こういう荒れたコースは"昔から"たくさん走ってたからね。みんなはどうか知らないけれど、アタシにとっては何にも問題ないレベル。だからじゃない?」

 

カツラギエースの問いにミスターシービーはさも当然と言わんばかりの表情で返答する。

 

「ふざけんな!異常なことを当たり前のように言いやがって…。おら、先に行けよ。あんたについて行く余力があたしにはもうない....。"今日も"あたしの負けだ。後ろからあんたが勝つところを焼き付けてやるよ。さっさと勝ってこい…」

 

「わかった。じゃあね、エース。次はもっと近くに来てね!」

 

「ああ…」

 

 

 

そう言ってシービーのヤツはあたしを楽々と抜いていった。全く、本当に嫌になるぜ…。同じウマ娘とは思えないくらいに、あたしとシービーとの間には明確な実力差がある。やっぱりシービーはまだまだアタシの手の届かない存在だ。

 

だけど、だからこそ思う。いつか必ずその背中を超えてみせるって!

 

届かないからこそ、羨望する。それが凡人のあたしを突き動かす原動力だ。

 

あたしはまだまだ挫けない!

 

 

 

カツラギエースを抜き去った数十秒後にミスターシービーは先頭でゴールを駆け抜ける。

 

栄えあるクラシック一冠はミスターシービーが手にしたのだった。

 

「シービーの才能は誰でも認めるくらいに本物だ。でも、だからって、あんなにセオリーを無視した選択は普通は出来ないよ…。いくら何でも常識外れ過ぎるって、天才って怖っ…」

 

観客席からレースを見守ったピーちゃんはレースを振り返り、改めてミスターシービーの"常識外れ"な才能に恐怖する。

 

そもそも、極悪バ場の今日のレースで、最後方待機を選択できる度胸が常識外れだった。

 

加えて、その位置取りも先頭から20バ身も離れた常識外れな場所であり、それを挽回できてしまうことも常識外れだ。

 

極め付けは勝負所の進路選択も大外ではなく、中央突破を狙い、かつそれを本当に突破できてしまうところも常識外れである。

 

今日のミスターシービーの走りは全てが常識外れであり、その全てを成功させてしまったことも常識外れであった。

 

観客として見ていたピーちゃんですら慄くほどの常識外れなレース。当然ながら、同じレースを走った者たちはそれ以上の衝撃と実力差を感じ取っていた。

 

 

 

ミスターシービーをマークするように後方に控えていた2番人気のウズマサリュウは取材に対してこう答えた。

 

 

『なんでシービーが上がった時に行かへんねん』て野次ったヤツがおったけど、あんなん無理やで。あないに酷いバ場で、あないなスパートかけたら脚が持たんし、下手したら怪我するわ!せやのに、シービーのヤツは楽にいくんやもん。あんなんに、ついて行くのは無理やって…

 

 

 

 

同じく後方からレースを進め2着に入った5番人気メジロモンスニーもミスターシービーの異常さに驚きながらこう答えた。

 

 

勝負所での判断というものは、思い切りよくいかなくてはいけないと分かっていますが、今日はコンディションが普通ではない。だから、深層心理として、どうしても慎重になってしまうのも致し方ないと思います。ですが、シービーさんは躊躇うことなく一直線にバ群の中に突っ込んでいったのです。正直、正気を疑いましたし、それで勝てる理屈がわかりません…。

 

 

 

他の選手たちがこのような感想を持つ中で、ミスターシービーはレースをこのように振り返る。

 

 

確かに、バ場はアタシも気にしたよ。でも、アップで走ったらアタシ的には別にどうってことなかった。それに、アタシの脚ならルートさえ見つけられれば、どっからでも抜け出せるとも思ってた。まあ、早仕掛けの予行演習をもともとしてたのはラッキーだったけどね。

 

 

そ、そうですか…。最後にメジロモンスニーさんが追い縋って来ましたが、どう感じましたか?

 

 

確かにモンスニーが後ろに来てたね。でも、抜かれる気はしなかったよ。

 

 

そうなんですか?なかなか差を詰められていたように思いますが…。

 

 

外からはそう見えてたんだ…。でも、モンスニーが詰めてきた時、アタシはまだスパートしてなかったし、結局スパートしないままゴールしちゃったしね。もし、スパートしてたらもう少し差をつけれたと思うよ。

 

 

スパートをしなかった…。つまりそれは、まだ本気ではなかったということですか?

 

 

本気じゃないわけじゃないよ。ただ、スパートする前にレースが"終わっちゃった"っていうのが、正直な話。

 

 

そ、そうですか…。では、最後に、次の日本ダービーを期待している人々に一言お願いします。

 

 

次もレースを楽しみます。じゃ!

 

 

おめでとうございました…。優勝インタビューは以上です…。

 

 

 

ミスターシービーのインタビューを聞いたメジロモンスニーは後に記者にため息をつきながらこう答えたという。

 

 

 

やはり、紛れもない天才ですね。

ミスターシービーさんは…。

 

 

 

クラシック一冠を難なく手にしたシービー。

これは次のダービーも期待ができるし、三冠だって夢じゃない。

この勝利はそんな期待を抱かせてくれるには十分すぎるものだった。

 

でも、それは凡人のアタシが考えられる範囲内のことでしかないって、この2ヶ月後に思い知らされる。

 

シービーの伝説はまだ始まったばかりにすぎなかったんだ。

 

 




シービーの走りの特徴として一般的に認知されているのは常識外れのまくり戦法や驚異的な末脚ですが、この皐月賞はそれとは別のシービーの特徴が現れたレースだと思います。実際の調教師曰く、


シービーは馬ごみを捌くセンスが凄かった。銀座の真ん中を1頭で歩いても平気な馬だった。


とのことで、この皐月賞の中央突破はまさにシービーの特徴が発揮されたレースだなと思い、私的にこの皐月賞はダービーや菊花賞に劣らず好きなレースだったりします。

そういった実馬の評価があるということもあり、私の物語内のミスターシービーはアプリに比べて良くも悪くも『天才性』が強いです。

天才がゆえの『常識に当てはまらない強さ』

この第1章はシービーのそういった側面にスポットライトを当てながらレース描写を描いています。
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