何故かメノリに成り代わりました。   作:如月雪見

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前回、バースデー休暇は大変でした。


今回、今日はビアとロカがバースデー休暇です。

2人の予定を聞いて閃きました。

早速、行動開始です。



ビアとロカのバースデー休暇

 

 

 

藍染からあっさりと承諾を得た翌日。

朝食を食べて、ロカが図書館に向かうのを見送った後、未だにテーブルに突っ伏したまま動こうとしないビアに話しかけた。

 

「…そろそろ行かなきゃマズイんじゃない?」

「う〜…ボクには何の用事も無いのに、朝からオリジナルの所なんかに行きたくありません」

 

そして、ずっと駄々をこねている。

 

…まあ、ビアのザエルアポロに会いたくないって気持ちは良く解るからね

 

見兼ねたテスラも参戦しての説得で漸く立ち上がり、行くのかと思いきや私に抱き着いてきた。

 

「…メノ姉様の充電をしてから行きます」

「何言ってるの?ほら、早く行かないとお昼以降も拘束されるわよ?」

「う〜…充電は不十分ですが、行って来ます」

 

私に抱き着いてまる1分は動かなかったが、頭を軽く撫でながら午後の予定に差し支える可能性を示唆した事で、漸くノロノロと手を離して、やる気の全く見られない重い足取りでトボトボと歩いて行った。

 

…本当に嫌ってるなぁ

…戻って来た時の反応が凄そう

…何か労いのデザートでも用意しておこうかな

 

「…相変わらずの嫌悪っぷりだな」

「そうね…さてと、今日のおやつなんだけど…」

 

昨夜の2人の予定を聞いて思い付いた事をみんなに話し、快く了承を貰った。

 

「それは良い考えですね」

「姫様もきっと喜ばれるでしょう」

「我々は何をしましょうか?」

 

話を聞いたみんなも意気揚々と準備の手伝いを申し出てくれた。

先ずは丸くカットした和紙に下描きをして、みんなにはカッターナイフで切り取る作業をお願いした。

その間、私とテスラ、フリフォレスさんは小豆を煮る作業に入った。

 

…流石に小豆は読まれてたなぁ

…ビアが初めて食べたモノだしね

 

 

 

そして約1時間後、たくさんの型紙が出来た。

 

「コレはこっちの箱に入れて置いて、お昼の準備に取り掛かろうか。今日のお昼は2人の好きなトマトジュースで作るチキンピラフにチーズオムレツ、ポテトサラダ、オニオンスープでいくよ」

「了解」

「「「「「はい!」」」」」

「ピラフとスープ担当の人達は私と一緒ね」

「サラダとオムレツ担当はこっちだ」

「「「「宜しくお願いします」」」」

 

すっかり板についた包丁捌きに、加熱に使うフライパンや鍋に合わせた適切な火力調整、お互いの立ち回りを意識しての作業工程の確認も欠かさず行っている。

私の教えた事を確実にモノにしていく彼等は本当に頼もしい。

 

…昨日も思ったけど、本当に日々進化しているなぁ、みんな

 

私への誕生日プレゼントが思い付かなくて、せめて私の好物を頑張って作る事にしたと言う事実が何よりのプレゼントになった。

流石に、献立はロカとテスラ、ビアが中心となって決めたらしいけど。

 

…ロカやビア、テスラと力を合わせて頑張ってくれたのが嬉しい

…献立について勉強を始めた人達もチラホラいるし

…そう遠くない未来に和食用と洋食用の献立会議とか出来るようになるかも

…まだ中華を教えられないのが残念だなぁ

 

中華に欠かせない食材や調味料が未だに揃わない以上、教えたくても教えられない現状はもどかしい。

 

 

 

「炊飯器のスイッチオン…で、時間まだあるから、おやつの方の生地以外のを用意して貰って良い?私は疲れて戻って来るだろうビア用のデザート用意するから」

「「「はい」」」

 

ちょうど1年前に用意したのと同じく茹で小豆に粒あん、漉しあん、さつまいも入りの粒あんと漉しあんに、追加で南瓜あん、栗金団も用意して貰った。

 

その間に白玉粉、砂糖、水を混ぜてレンジでチンしてはゴムベラで混ぜるのを3回程繰り返して求肥を作り、打ち粉をして麺棒で軽く広げて切り分け、多めに作った漉しあんをちょっと貰って包み、小さめの大福を作った。

 

「大福って、こういう作り方もあるんですね」

「まぁね。そっちのあんも美味しく出来てるわ」

「そうですか?良かったです」

「…っと、そろそろオムレツの方取り掛かるぞ」

「「「あ、はい!」」」

 

オムレツを焼いて、他の完成した料理の盛り付けを始めて10数分後、第一陣が我先にと食堂に入って来た。

その中には、漸く解放されたビアの姿もあった。

 

「メノ姉様ー!!」

 

私を見付けるや否や、今日1日立ち入り禁止の厨房へと突進して来たので、慌てて食堂へと出た。

 

「もうアイツ本当にイヤです!有り得ませんよ色々と!全裸はイヤだって言ったら、ものすごく面倒くさそうな顔でその辺に落ちてたタオル1枚投げて来て、しかもサイズが小さくて腰に巻くのがやっとのですよ!?その後は良く解んない機械に出たり入ったりさせられるし、体液を取るからってこーんなぶっとい注射器とかで何回も取られるし!アレやコレやとドンドン質問してきて、少しでもうまく答えられなかったらため息ついてこれ見よがしにバカにするんですよ!しかもその間ずっと見たくもない顔を真正面から見なきゃならないなんて、嫌がらせ通りすぎて拷問ですよ拷問!!」

「おぉっと…どうどう、解った、解ったからちょっと落ち着こう。ね?ほら、頑張ったビアの為に作ったのを持って来るからそこに座って待ってて。ね?」

「はぁーっ、はぁーっ、はあぁぁ…はい」

 

物凄い形相で私に詰め寄るビアを何とか宥めてテーブルに着かせた。

 

…予想以上のストレス溜めて帰って来たわね

…この昼食でどれだけリカバー出来るかなぁ?

…ってか、アンタの大事なあんこを運ぶ子なんだから、もうちょっと丁寧に接してあげなさいよ

 

ビア用のキノコ入りチーズオムレツを載せたランチプレートを、今朝のように突っ伏しているビアの隣に置いた。

 

「本当にお疲れ様。ほら、持って来たよ。冷めないうちにどうぞ」

「…いただきます」

 

好物ばかり載っているプレートに、少しだけ機嫌を治して食べ始めた。

少し遅れて戻って来たロカも加わって午前中どうだったのかを聞いた。

ロカは以前読んでいた本を無事に見付けて、その続編2冊を読破して来たらしい。

ビアの愚痴には、みんな顔が引き攣ってしまったが。

明らかに嫌悪感を前面に押し出したロカが口火を切った。

 

「…本当に相変わらずですね、あの変態。デリカシーと言う物を何処に落として来たのでしょうか」

「全くです」

「まぁ、奴の変態振りは今に始まった事じゃないが…検査服は用意すべきだろうな。うん」

「本当、検査する側の都合じゃなくて、検査を受ける側の気持ちを考えるべきよね」

 

等と、ザエルアポロへの酷評をしつつ食事を進めた。

食べ終わって尚、機嫌がまだ悪いビアを姫様の所へ行かせる訳にはいかず、労いとして作った大福を渡した。

 

「頑張ったビアに用意したんだけど」

「…大福!良いのですか!?」

「良いに決まってるでしょ。ビアの為に作ったんだから」

「…流石にあの変態と過ごした時間を考えたら、当然の労いでしょう。私だって、あの変態の所には出来る限り行きたく無いですし」

「…だそうだ。それを食べて姫様とリリネットと遊んで来ると良い」

「…はい!もぐもぐ…美味しいです!」

 

大福で機嫌が治ったビアにホッとしながら、テスラに目配せをした。

ビアは私達のアイコンタクトに気付かず、満面の笑みを浮かべて大福を頬張っている。

 

…良かった、あの仏頂面で姫様の所に行かせる訳にはいかないものね

 

機嫌が治ったビアを見送った後、ロカは道中会ったシャルさんが私達の部屋にビアの分も含めてプレゼントを持って来てくれるそうで、部屋で待っていると聞き、急遽、姫様の所でおやつを食べる事になったから、プレゼントを受け取った後、2時半頃に現地集合したい旨を伝えた。

 

「はい、解りました。でも…少し早いですね?」

「ちょっとしたサプライズを…ね?」

 

何となく察したのだろうロカも優しい笑みを浮かべて、頷いた。

 

ロカを見送って、おやつの用意に取り掛かった。

 

直径3〜5cmくらいの大きさで生地を焼いて貰い、まずは小さいのを2枚ペアでどんどん容器に移していく。

目標数を取り終わったら、今度は中くらいの大きさのを同じくペアになるように別の容器に詰める。

皿を人数分用意して、念の為にフォークも揃える。

私が生地と食器を用意している間に、テスラには挟むあんこと栗金団を用意して貰った。

銅鑼焼き第一陣が出来上がったところに、ザエルアポロが来た。

 

「…まだおやつまでだいぶ時間あるんだけど?」

「アレは既に姫様の所に行ったのだろう?なら、僕が来るのは当然じゃないか」

「答えになってないわよ。それに、ビアをアレとか言わないでくれない?検査でのやらかしも聞いたわよ?」

 

相変わらずのザエルアポロに、ビアとの接し方と検査用の服その他についてちゃんとするように釘を刺した。

 

「…僕が名前を呼んだら呼んだで嫌がるんだけどねぇ」

「…まぁ、呼び方はビアの望む形で良いけど、それ以外はちゃんと改善しなさいよ」

「解った、善処しよう…では、この銅鑼焼きは戴いて行くよ」

 

話をしている間も目は銅鑼焼きに釘付けで、話し終わった途端、どこから出したのか、専用のバスケットに銅鑼焼きをしまい込んでさっさと去って行った。

相変わらず、あんこの為にしか動かない男である。

呆れながら全ての用意を済ませて姫様の所に向かった。

 

 

 

 

 

 

「「「失礼します」」」

「「おやつをお持ちしました」」

「あー!メノおねえちゃんたちがきたー!」

「…あれ?今日だっけ?おやつタイム一緒なの」

「いえ、違いますよ。ボクも何も聞いていませんし」

「だよね。それにいつもより早くない?」

「本日のおやつは、皆さんで完成していただこうと思いまして」

「「え?」」

「それってどういう…?」

 

首を傾げる3人の前で隠し布を外すと、銅鑼焼きの生地とあんこがそれぞれ入った容器が姿を見せた。

 

 

「「え?あれ?」」

「…メノ姉様?」

「本日のおやつは銅鑼焼きで御座います。ただ、今回は少し趣向を変えまして、皆さん思い思いのあんを挟んでいただこうと、敢えて未完成のをお持ちしました」

「へー」

「すきなのはさんでいいの?」

「勿論です。先ずはお手本をお見せしますね。ビア、どれが良い?」

「う〜ん、こしあんと栗きんとん、さつまいも入りのも捨てがたいですね…」

「…は〜い、カウントダウン入りま〜す。5、4、3…」

「え!?えっと、こしあん!」

「は〜い、漉しあんね。先ずは焼き色の綺麗な面が外になるように確認して、漉しあんを掬って、小さなスプーンで量を調節して、載せる前に少し形を整えると仕上がりが綺麗になりますよ。で、真ん中に載せて、少し押し広げて、もう1枚も焼き色が綺麗な方が上に来るようにして挟んでちょっと押さえて…これで銅鑼焼きの完成です」

「「おー!」」

「…メノ姉様、意地悪です」

「お手本で時間かける訳にはいかないでしょ?では、皆さんもお好きなあんを挟んでいただいて下さいませ」

「「わ〜い!」」

「どれにしようかな〜?」

「みい様とリリさんはどれが良いですか?」

「「え?」」

「お2人のはいつもボクがやっていますので」

「…なら、アタシもみい様とビアに作ってあげるね!」

「わ、わたしも!わたしもつくってあげる!あ、とうさまとかあさまにもつくってあげるね!」

「そうかい?楽しみにしてるよ」

「あら〜、嬉しいわ。ありがとう」

「うん!」

「…みいが…私に…っ」

「良かったですね、旦那様。私も楽しみですわ」

「…うん」

 

ビア達はそれぞれに作る事にしたらしい。

姫様は更に両親の分も作ると意気込んでいる。

 

…藍染、感極まり過ぎ

…そして流石サチさん、扱いが手慣れてるなぁ

 

「ハリベル様、どれをお食べになりますか!?」

「不器用なアンタは自分ので練習してな!アタシがハリベル様の分までしっかりやるからさ!」

「何だとぉ!?」

「ハリベル様、茹で小豆と南瓜あんをそれぞれ挟んでみましたの。どちらをお召しになります?」

「そうだな…南瓜のをいただこうか」

「はい、どうぞ」

「「スンスンテメェ!」」

「相変わらず喧しいですわよ。いちいち口論をする自分達の迂闊さを呪いなさいな」

「「〜〜〜っ!!」」

「…私もやってみたいな」

「だったらアタシが!」

「だから不器用は引っ込んでなっての!」

「このお皿の上でやると上手く出来ますわハリベル様」

「そうか?ありがとうスンスン」

「「スンスンテメェ!」」

 

ハリベルと3人娘は相変わらずのようだ。

 

…うーん、賑やかだなぁ

…やっぱりスンスンが一歩リード、漁夫の利してるよなぁ

 

「…おい、ウルキオラ。盛り過ぎじゃねぇかそれ?」

「皿に載せた銅鑼焼きの生地、さつまいも入りの粒あんで埋まってるじゃねぇか」

「好きなだけあんこを載せて良いと言っていたから、コレで良い」

「「いや、良くねぇだろ」」

「クゥ〜ン…」

「おっと、ちょっと待ってなプーロ。オマエは栗好きだからな〜…っと、ホレよ」

「アンアンッアンッ!」

「よ〜し、よしよし」

「スターク!アンタの分まで作ってあげたんだから感謝しなよね、ほら!」

「…おぅ、ありがとうな」

「…ふん!」

 

マイペースなウルキオラにツッコミをしつつ、ヤミーはクッカプーロ用のを作って渡している。

みんなが終わるまで待っていたスタークの分まで作ったリリネットの照れた顔は可愛い。

 

…幾ら好きなだけとは言っても、それは盛り過ぎだわ

…相変わらず仲良いわね、ヤミーとクッカプーロは

…スタークとリリネットも何だかんだ言って仲良いわよね

 

「メノ姉様とテスラさんは何をしているんですか?」

「ん?あ、みんな完成した?」

「はい、メノ姉様達のも作りました!」

「そう、ありがとう」

「良し、後はこれらを載せて…と」

「…和紙?」

 

大きな飾皿に小さな銅鑼焼きを並べて、それぞれに和紙を載せた上に、茶こしで粉砂糖を振りかけて和紙をそっと外して完成。

 

「本当はケーキを用意しようかなとも思ったりしたんだけど…」

 

     『☆ ロ カ & ビ ア

       た ん じ ょ う び

        お め で と う ☆』

 

「「………っ」」

「…やっぱり、ケーキの方が…っと!?」

「…これが良いです!ケーキじゃなくて良いです!」

「十分な贈り物です、メノリさん」

「「ありがとうございます!」」

「…良かった。改めて、誕生日おめでとう、ビア、ロカ」

 

私に抱き着いた2人が落ち着いてから、みんなで完成させた銅鑼焼きを食べて過ごした。

その際、姫様とリリネット、ハリベルにウルキオラ、ヤミーまでもが粉砂糖での模様付けに興味を示したので、ハート、スペード、ダイヤ、クローバー、ネコ、イヌ…と、色々な型紙での模様付けを楽しんでいただいた。

 

…喜んでくれて良かった

 

 

 

 

 

 

 

夕食も2人の好きな具材を挟んだサンドイッチとコーンポタージュ、鮭のムニエル、コールスローサラダ、デザートにフルーツいっぱいのゼリーを用意した。

 

「…ふぁ〜、ごちそうさまでした。お腹いっぱいです〜」

「私もです、ご馳走様でした」

「はい、お粗末様でした」

「…っふぁ〜あ…むぅ」

「…寝落ちする前に部屋に戻った方が良いわよ、ビア」

「…むぅ〜…はい、そうします」

「では、私も戻りますね」

「うん、ビアの事お願い」

「はい…ビア大丈夫?」

「…まだ平気でしゅ。ありゅけましゅ…ふぁ〜…むにゅ」

「…おんぶした方が良さそうですね」

「そうね」

 

立ち上がったものの、目をショボショボさせながら、ユラユラ揺れるビアをロカの背に乗せて、念の為、使っていない紐で固定した。

約半年振りに、おぶられた状態で戻ったビアだった。

 

…いつもと違う行動したから、疲れ具合も違うわよね

…昨日の私がそうだったもの

 

 

 

 

翌朝の準備を終えて部屋に戻ると、ビアはぐっすり眠っていて、ロカが借りて来た本を読みながらお茶を飲んでいた。

 

「ただいま…起きてて大丈夫なの?」

「お帰りなさい…えぇ、午前中は読書をしていただけですし、シャルロッテさんはプレゼントを渡しに来ましたけど、用事が有るとかで直ぐにお戻りになられましたし…その後はご存知の通りで、部屋に戻ってビアを寝かせてからはずっと読書の続きをしていましたので」

「そう、なら良かった」

 

年に一度とは言え、この2日間連続で別行動はやっぱり違和感があって、どうにか出来ないものかと相談したが、バースデー休暇はほぼ義務化しているので難しいだろうとの返答があった。

ただ、ロカは今まで誕生日が解らなかった為、その年ごとに休みたい日に休ませて貰っていたから、今年から今日に固定して貰うよう交渉済みらしい。

 

「去年は、メノリさんの助手として共に過ごすよう東仙統括官から要請がありましたので、バースデー休暇は取りませんでしたが、その分、今年もう1回休むように指示を受けていますので、その日は宜しくお願いしますね」

 

現時点での休暇予定日のメモを渡された。

 

…しっかりしてるなぁ、ロカ

 

「それはそうと…メノリさん、これを機会に料理以外にも興味を持った方が良いですよ?」

「う…」

 

ほぼ無趣味なのをどうにかするように、改めて言われてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…料理以外の趣味って、ハンドメイドとDIYだったんだよね

…前世でも夢中になり過ぎて、何度もぶっ倒れてカノン達に怒られまくったアレ

…またやらかすかもと思うと躊躇しちゃうんだよね

…それに、1日だけってのがねぇ

…取り敢えず、カノン達と遊ぶ時間を増やして

…後は思い付かないから、みんなにも聞いてみるかな

…来年までの課題が出来たなぁ

 





…やっぱり、厨房にいると途端に生き生きしますねメノリ。

しかもやるべき事、やりたい事が明確になると突っ走って行くので、書き手として追いかけるのが大変です。

バースデー休暇は、最低でも年に一度は休みなさい。
もっと言えば、他の同僚と話し合って、ちゃんと休む日を作りなさいと、藍染や東仙は言っているのですが…残念な事に彼女には全く伝わっていません。


そして、折角のバースデー休暇なのに、ビアに嫌な思いをさせてしまい、反省しています。

でも、ザエルアポロの性格を考えたら、運ばれて来るモノにのみ意識を割いて、運んで来る者には関心すら持たなそうだなぁと想像した結果、こうなりました。

本当に悪い事をしてしまったなぁ…。

まぁメノリに説教されたので、今後はマシな対応をする筈です。あんこの為に…

そして、ロカとビアのバースデーと言いながら、ビアがメインの話になってしまいました。


調べたけれどロカの誕生日が解らなかったので、3人でルームシェアをした日(ビアが生まれた日)にすれば解りやすくて良いかなと。
メノリと出会った日を誕生日にすると、ビアが1人になってしまうので、それはどうだろうとも思ったので。

因みに、この【世界】でのロカの誕生日が不明な理由は、当時行方不明だった姫様と奥方様を捜索中の藍染が、ザエルアポロの研究所で大暴れした所為で、当時から存在していた改造虚達のデータが消失してしまったから。





次回、2年目に突入、尸魂界(瀞霊廷)の各家庭への訪問の話を書こうかと思います。





オリキャラ

フリフォレス

スペイン語で豆。
厨房担当の中で1番小柄な男破面(ビアよりも小さい130cm)
名前の通り、豆(納豆以外)が好きな破面
豆腐製造室の責任者で、豆腐作り専門の破面だった
豆腐を作る度に出るおからを捨てるのが嫌で、使い道は無いのか悶々としていた
市丸の希望で入手した小豆も扱い方が解らず、埃を被り始めたのを気にしていた
それらをあっさりと解決したメノリに強い憧れを持ち、彼女から色々な豆の調理方法を教えて貰っている
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