何故かメノリに成り代わりました。   作:如月雪見

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前回、ビアとロカのバースデー休暇を祝いました。


今回、2年目に突入。

そろそろ、色々な所からの招待状をどうにかしないといけなくなりました。

先ずは育休中の市丸家へ。

シン君、リンちゃんの誕生日会に出席します。



尸魂界にて各家庭への訪問〈市丸家の誕生日会〉

 

 

 

ビアとロカのバースデー休暇の翌日、藍染に呼ばれて行ってみると、市丸家からの招待状とチケットが渡された。

 

「…えっと、これは一体?」

「以前にも使っただろう?目的地へと転移するチケットとギンからの双子の誕生日会への招待状だよ」

「いえ、それは解りますが…誕生日会って…私達が行って良いのでしょうか?」

「良くなければ渡してこないよ。寧ろ、何が何でも連れて来てくれ、絶対に…と何度も念押しされてね。だから明後日の夕方は、他の何を差し置いても行って貰うよ」

「「「「えぇ…」」」」

 

…せめて、もうちょっと早くに渡して欲しかったかなぁ

 

 

 

育休の期間を1年から3年に延ばした市丸から、

「シンとリンの誕生日のお祝いに是非来て欲しい」

と招待された事をみんなに話した。

 

「…本当に急ですね」

「まぁ、市丸様らしいと言えばらしいですが」

「…となると夕食の用意は勿論、料理長の事だから、何か祝いの品も用意しますよね?」

「まぁね。此方の夕食は兎も角、あちらへの贈り物はどうしようかしら」

「赤ちゃんのいるご家族がみんなで食べられるとしたら…」

「寒天菓子辺りが無難だろうか?」

「そうね…果汁の寒天寄せを大人用と赤ちゃん用で用意して、後は約束のスマッシュケーキで行こうかな…あ、あっちって、畳部屋の可能性あるよね?」

「…え?さぁ…?」

「よし、ビニールシートとエプロンも持って行こう。スマッシュケーキは赤ちゃんの好きな様に食べて貰うモノだから、床掃除しなくて済むようにしなきゃ」

「「「「「…あぁ」」」」」

「…姫様の誕生日会の時、凄かったですものね」

 

東仙の孫の誠君に、ロクゴウちゃんも中々の食べっぷりだったけど、志波海燕の長男、隼颯(ハヤテ)君が特に凄かった。

それはそれはもう豪快に食べ散らかして、夫婦揃って凄い慌てていたのを思い出した。

そしてシートを敷いていなかった為、掃除も大変だった。

流石にあれまで再現する訳にはいかない。

対策はしっかり考慮しておかないと。

 

取り敢えず、持って行く贈り物は決まった。

 

「確か…スマッシュケーキの材料は、食パンとヨーグルトに果物でしたよね?」

「…となると、食パンが必要になりますね」

「明日と明後日のパンを交換した方が良いな」

「…そうね、明日の昼食の食パンと明後日の朝食のベーグルを入れ替えようか。他はそのままで、ボード書き換えとかなきゃ」

 

献立用のボードの書き換えを終えたところで、ロウコがポフポフとズボン越しに脚を叩いてきた。

振り返ると、まだ開けていないメロップ水の瓶を掲げている。

 

「ん?どうしたのロウコ?食べたいの?」

「ク〜ォ、クォッ!」

「え?双子へのプレゼントにしたい?」

「クォッ!」

「ロウコが良いなら、私は構わないけど…」

「クォ〜ン」

「解った解った。じゃあラッピングしようか」

「クォッ!」

 

包む紙やリボン、シール等をロウコに選ばせながらラッピングした瓶を渡せば、上機嫌で自分用のお菓子箱に入れ直した。

 

「クォッ!」

「はいはい、当日忘れないようにね。ふぅ〜、やれやれ」

「姫様の誕生日では出す事さえしなかったのに…何故だ?」

「あぁ、それはね。元居た【世界】では、1歳の誕生日にメロップをたっぷり使ったケーキを食べる習慣があったのよ。そうすれば病に一切見舞われる事は無いってね。ハチミツと違って新生児から高齢者まで関係なく食べられる万能食だったし、シン君とリンちゃんの未来を願っての贈り物にはうってつけだと思うわ」

「へぇ…」

「縁起物でもあるんですね、メロップって」

「まぁね。あ、あと、生まれた日にメロップでお酒を作って、元服したらそれを飲むっていうのもあったんだけど…それは親が用意するものなのよね」

「…俺達には縁の無い話だな」

「そうね。さて、そろそろお昼の用意しなきゃ。それぞれ配置に着いて」

「「「「「はい!」」」」」

 

…今回は招かれる側だから、挨拶した後は成り行きに任せるしかないよね

…あ、折角だからシャルさん達からのプレゼントの服、着て行こうかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、約束の日の昼過ぎ、スマッシュケーキの用意に取りかかった。

先ずは6枚にカットした食パンを直径10cmの丸型で抜く。

前夜からザルにクッキングペーパーを敷いて水切りしておいたプレーンヨーグルトに、5ミリ以下に小さくカットした苺と少量のメロップ水を混ぜる。

抜いた食パンを1枚飾皿において、苺入りヨーグルトを塗る。

その上に食パンを載せてまたヨーグルトを塗るのを2回繰り返す。

3枚重なった食パンの側面にもヨーグルトを塗っていく。

後は、飾り用に取っておいた苺と蜜柑(缶詰)でデコレーションすれば完成。

因みに、赤ちゃんが食べるケーキなので、誤嚥を避ける為に苺は薄くスライスしたのを少しずつずらしてケーキの縁に沿って並べて、ほぐした蜜柑を間に載せる事にした。

 

「約束のスマッシュケーキ完成っと」

「「「「「「おぉ〜」」」」」」

「全く同じにしたんですね」

「まぁね。赤ちゃんも物の違いが解るのよ。出来る限り同じにしなくちゃ、ケンカになっちゃうわ」

「成程…」

「これは箱に入れて行く直前まで冷やしておいて…と、そっちの方はどう?」

「ケーキは先程おやつ用が焼き終わって、お土産用のを入れたところです」

 

チンッ

 

「メロップクッキーの第3陣焼けました!最後の行きます!」

「ありがとう。それぞれの試食もお願いね」

「「はい!」」

「それにしても…何故おやつ兼お土産用として林檎とレーズンのメロップ入りパウンドケーキとメロップクッキーを作る事にしたんですか?お土産はスマッシュケーキと寒天寄せだけと言っていたのに」

「ちょっと、ね…ふと思ったのよ…藍染様方だけでなく私達まで招待するって事は、もしかしなくても、知り合いの死神達も招待されている可能性高くない?ってね。もしこの予想が外れた場合は、私達で消費すれば良いし…念の為にね」

「はぁ…」

 

…この予想は十中八九、当たると思う

 

残りのケーキとクッキーを焼き終わり、型から外して冷ましたのを順番にカットして盛り付けと箱詰めに入る。

姫様のだけメロップ水を更に染み込ませて、よりしっとりさせた状態にしてホイップと皮を剥いた葡萄を添えて完成。

給仕係に託してから、私達もおやつを急いで食べて後片付けはみんなにお願いして、行く準備に取りかかった。

 

 

 

「…スカートは流石に…やっぱりズボンで行こう。確か現世用にって、スーツがあった筈…うん、これにしよう。髪は…ハーフアップで纏めれば良いよね」

 

少し迷ったけど、無難なカジュアルスーツで行く事にした。

ロカとビアは勿論、テスラも洋服で来た。

 

「…流石に着替えて来たか」

「…いくら私でも、折角の機会を見過ごさないわよ」

 

テスラのちょっと失礼な発言にイラッとしたものの、時間が迫ってきているからと、集合場所に急いだ。

 

 

 

お祝いに呼ばれている藍染達もいつもの死覇装ではなく、着流し等の私服姿で双子へのプレゼントと思わしき箱や袋を持って来た。

 

「君達も着替えて来たんだね。良く似合っているよ」

「ありがとうございます」

「では、行こうか」

「「「「「はい」」」」」

 

 

チケットで転移した先には、食堂と民宿が組み合わさったようなお店が眼前に鎮座していた。

引き戸には、〘市丸家御一行様貸切〙と書かれた紙が貼られている。

 

「…貸切?」

 

…それなりに広そうな外観のここを?

…と、いう事は間違いなく、招待客はかなりいるわね

 

ガララッ

 

「「「いらっしゃいませー!」」」

「招待状の方、確認させていただきますね」

 

店員が私達の招待状を確認している間に、そっと店を見回すと、会った事のある死神達が部屋から身を乗り出して、こっちに向かって手を振っている。

失礼の無いように、軽く会釈して応えた。

 

「…はい、ありがとうございます。ではお席の方へ案内しますね」

 

店員の案内で向かった席は、今日の主役であるシン君とリンちゃんの席からかなり近い場所だった。

 

…近過ぎない?向こうの席と間違えてない?

 

疑問を覚えながらも、取り敢えず席に座った。

そこにちょうど着替えが終わったのか、おめかししたシン君とリンちゃんが市丸と乱菊さんに抱っこされた状態で別室から出て来た。

 

「お待たせ〜…あら」

「来てくれはったんやね。嬉しいわ〜」

「「おあぁえ〜」」

「市丸様、乱菊さん、シン君にリンちゃんこんばんは。この度はお招きいただきありがとうございます」

「クォッ!」

「あぁ、はいはい…こちら、約束のスマッシュケーキとお土産の果汁の寒天寄せ、そして皆さんにもと思いまして、パウンドケーキとクッキーです。これはロウコからメロップ水の瓶詰めです」

「「メロップ水?」」

「「えうぅい?」」

 

私達の席に来た市丸と乱菊に、約束のスマッシュケーキと果汁の寒天寄せ、みんな用にパウンドケーキとクッキーそしてメロップ水を渡した。

メロップ水について説明したところ、ゲン担ぎはいくらあっても良いと喜んで受け取ってくれた。

 

そして、シン君とリンちゃんの誕生日会が始まった。

赤ちゃんの誕生日を祝う席だから、お酒は一切無しの食事なので、安心して食べられた。

 

…久し振りの外食、私以外の人の料理、しっかり味わわせて貰います!

…招待してくれた市丸夫妻に感謝だわ

…あ、この根菜の煮しめと葉野菜の和え物、美味しい

…レシピ教えて欲しいなぁ

 

しかし…

 

「…メノ姉様のよりしょっぱいですね。こっちのは何か薄いです。これは…」(ヒソヒソ)

「ちょ、ビア何て事言うの」(ボソッ)

「ビアは、メノリさん考案のレシピで作った料理以外を食べた事って、ほぼありませんからね。東仙統括官のレシピ本だって、修正して実際に作っているのはメノリさんだから、そちらもメノリさんのレシピと認識している可能性が高いと思いますし」(ポソポソ)

「作り方や味付けが人によって違う事を良く解っていないところがあるからな…これから教えて行けば良いさ」(ヒソヒソ)

 

小声とはいえ、失礼な事を言うビアを諌めながら食事を続けた。

 

 

 

みんなが食べ終わるタイミングで、スマッシュケーキの用意を始めたので、手伝いを申し出た私とテスラは、持って来たビニールシートを敷いて、シン君とリンちゃんにエプロンを着せた。

その間にビアとロカが、店員と一緒にパウンドケーキとクッキーをみんなに配った。

良く解っていない2人はキョトンとしているが、目の前にケーキを置かれた事で視線はそれに釘付けになった。

 

「「まんま!ま〜、まんま!」」

「そうよ〜、メノリがシンとリンの為に持って来てくれたのよ〜」

「「きゃー!まんま!」」

 

グシャッ!ペロペロ…ムッチャムッチャ

 

「「あー!まんま〜、うま〜!」」

「美味しい?そう、良かったわね〜」

「「う〜まんま〜ぃ!」」

 

勢い良く手掴みして、あっと言う間に口の周りをヨーグルト塗れにしながら嬉しそうに食べ始めた。

 

…う〜ん、双子とは言え食べ方はこんなに違うのね

 

シン君よりもリンちゃんの方が豪快で、鼻を飛び越えておでこにヨーグルトがついている。

シン君は口に入り切らないヨーグルトが、エプロンにめっちゃ落ちてる。

 

「…シートとエプロン、ホンマおおきに」

 

いつの間にかカメラを構えた市丸がすぐ傍に来ていた。

相変わらず気配が読めない彼にビビったものの、用件を聞いた。

 

何でも、姫様の誕生日会でした約束のスマッシュケーキを乱菊さんがとても楽しみにしていたらしい。

が、たった一度、ロクゴウちゃん他少数の子達が食べているのをそこそこ距離がある場所からチラッと見ただけだったので、他に何を用意すれば良いのか全く解らなかったから、全部用意して貰って助かったとお礼を言いに来たらしい。

 

…何にせよ、喜んで貰えて良かった

 

チラッとみんなの様子を伺うと、シン君とリンちゃんの喜んで食べている姿を微笑ましく見ている人(女性陣の大半と山本元柳斎、京楽、浮竹その他)と、目の前のケーキとクッキーにがっついている人(やちるちゃん、ロクゴウちゃんその他食欲旺盛な方々)の2つに分かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

シン君とリンちゃんのケーキが粗方食べ終わり、満腹になったのだろうウトウトが始まった。

 

「あらら」

「そろそろおねむの時間やし、この子ら寝かすさかい、後はみんな好きにしてえぇよ」

「じゃ、お休みなさ〜い」

 

主役が去った後の片付けを手伝い、男性陣は酒盛りに突入、女性陣はお茶を飲みながらのお喋りが始まった。

男性陣に連れてかれたテスラは、お酌役に徹する事でアルハラの被害から自身を守っている。

私達含む女性陣は、シン君とリンちゃんが大きな病気も怪我も無く育った事を喜んでいたのも束の間、お決まりの恋バナが始まった一方で、私達は雛森桃に滅茶苦茶絡まれた。

 

「シロちゃん、1年間だけって言ってたのに…市丸隊長が育休で不在の3年間、ずっと虚夜宮の管理兼監視代理をするって…何か心当たりはありませんか!?」

「えぇっと…」

「そう言われましても…」

「ボク達と日番谷様は、藍染様や東仙統括官ほどお話しませんし…」

「でも!指名を受けた時は渋々って感じだったのに…今じゃ積極的に虚夜宮の仕事をしているんですよ!絶対に何かあったに違いないんです!」

 

…ここにお酒は無いのに、凄い絡んでくるんだけど?

…さっきから日番谷の事ばかりだし

…藍染へのアレやコレやは無いの?

 

「相変わらずですねぇ、雛森さん」

「そうね、日番谷副隊長が関わると凄いんだから」

「「「え?」」」

 

どういう事か色々と聞いてみると、新たな情報が出て来た。

 

藍染の子煩悩と女性恐怖症の件は有名で、仮に女性隊員の希望者がいても採用される事は余り無い為、彼が率いる5番隊は最も女性隊員が少ない事。

逆に、最も少ない筈の11番隊は、天真爛漫なやちるちゃんと礼儀正しい副官補佐の痣城の教育が行き届いているからか、何気にウケが良く、それなりの女性隊員がいる事。

生真面目で面倒見の良い東仙率いる9番隊は、男女バランス良く、連携も取れたほぼ理想的な隊として、かなり人気が高い事。

そして、雛森は現在3番隊の第4席にいて、市丸夫妻に強い憧れを抱いていて、自分も日番谷と何時かは…と日々夢見ている事。

 

…嘘でしょ?

…いや、確かに藍染のアレを知ってたら、原作通りの展開は難しいとは思うけどさ

…ってか、誕生日会のほのぼのが、目の前のギラついた目で私達を質問攻めにする彼女で台無しなんだけど?

 

「…もしかしたら、メノ姉様直々のご飯目当てかも」

「「え?」」

「…どういう事ですか?シロちゃん、私の作るご飯よりもこの人のご飯に胃袋掴まれちゃったって事ですか!?」

「ひぃっ!ち、ちが、違います!」

「何がどう違うんですか!?」

「こ、この間、メノ姉様がまとめた報告書を東仙統括官に渡しに行った時、通りかかった医務室から日番谷様の雄叫び?が聞こえたんです。「伸びた、背が2.1cm伸びたーーー!」って」

「え?」

「そんな事があったの?」

「驚いて立ち止まったところに、出て来た日番谷様とバッタリ会って…この事は秘密だと言われたんですが…」

 

チラッと雛森を見やると、物凄い真剣な表情で何か呟いている。

 

「…確かにシロちゃん、2.12cm伸びてたけど…そう言えば、メノリさんの料理には永続効果の…成程…やだもう、シロちゃんてば〜、うふふっ」

 

何を想像したのか、一転、ふにゃっを通り越してデレッとした笑みを浮かべてイヤンイヤンと身をくねらせ始めた。

 

…一体何?何なの?凄く怖いんだけど

 

彼女の中でどんな結論が出たのか知らないけど、漸く解放して貰えた。

その後は、私達が来るまでの間、シン君とリンちゃんを始めとする子ども達がこの貸し切られたお店で走り回ったり、持って来たオモチャで遊んだりしている姿を収めたビデオカメラを見せて貰った。

 

「2人とも、もうこんなに歩けるようになったんですね」

「可愛いです」

「あ、リンちゃんが」

 

バランスを崩して転んでしまったのを、すかさず東仙の孫のカオリさんが抱き上げてあやしている。

 

「面倒見の良い方なんですね」

「えぇ、多忙の東仙隊長に代わって綱彌代隊長が手塩にかけて育成中で、期待の新人の1人なんですよ」

「成程」

「それにしても…皆さん結構交流しているんですね。誰も人見知りしないし」

「そうね、4番隊に託児施設があるから、みんな顔見知りなのよね」

「…託児施設?」

「えぇ、300年くらい前に同隊の綱彌代5席が創設したのよ」

「…そうですか」

 

思わぬ情報の嵐にまた頭がパンクしそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…にしても、シン君とリンちゃんの誕生日会に来ただけの筈なのに

…何故か雛森の質問攻め食らうし、予想だにしてなかった情報量に凄く疲れたなぁ

…けど、カメラ越しとは言え子ども達の楽しそうな姿に癒されたから良しとしましょう

…さて、男性陣の方でも、酔い潰れる人が出てきたし、そろそろお開きにしませんか?

…正直、テスラが無事なうちに回収して帰りたいんです

…あと、ロクゴウちゃん私の膝に乗ったまま寝ちゃったんですけど

…足、痺れて動けないので助けて下さい、切実に

 






招待状ひとつ目クリアしました。
この調子で残りの招待状も消費して行かせる予定です。

それにしても、市丸は兎も角、乱菊は社交性が高く他隊との交流も広い人なので、産休兼育休中とは言えどれだけの人が集まるのかを想像したら凄い事になってしまいました。
なので、本文には書けませんでしたが、各隊の隊長、副隊長は勿論、乱菊個人の付き合いがある人達が会場にはいました。





次回は、朽木家訪問…ではなくふと思い浮かんだネタを書けたらと。












オリジナルの食材

〈メロップ〉

ロウコの大好物で、味がメープルシロップに似ている
元居た【世界】では、その辺の草原や花畑に自生していて、誰でも簡単に入手出来る甘味のひとつだった
野球のグローブよりもずっと大きな楓の葉が地面から直接5〜10枚くらい束になって生えていて、そのまま齧っても良いが、磨り潰したメロップの重量に対して半分の水を入れて煮詰めるとより良質なメロップ水になる
転生する度に、そのメロップ恋しさに愚図るロウコを見兼ねて、似た味の甘味を探していたが、シオンも家族に加わってからは、専用のプランターやビニールハウスで育てて貰ったのを定期的に収穫して、メロップ水を作ってはストックを用意している
何故なら、1日ひと瓶と食べる量を決めているのだが、物足りなくなるとおねだりしてくるし、砂糖代わりに料理やお菓子にも使っているからである




オリキャラ

〈東仙カオリ〉

東仙の初孫で去年死神になったばかりの新人
外見年齢は15歳前後
容姿は東仙と同じ浅黒い肌にクセの強い黒髪だが、他は母親(長男の嫁)に似ている
斬拳走鬼のうち、拳が苦手で斬走鬼が得意
祖父と父親がいる9番隊を希望したが、多忙で不在になる事が多い祖父と、副官で過保護な父親が身内贔屓しかねないからと、10番隊へと加入する事になった


〈東仙誠〉

東仙の4番目の孫で現在3歳5ヶ月
次男の息子(長男)でカオリとはいとこ同士
容姿は祖母シホリに似ている為、かなり可愛い
定期健診で片目が弱視だと診断されたが、メノリのお土産で改善し、今では両目ともにしっかり見えている
先天性の疾患も、メノリの料理やお菓子を食べ続けていれば改善される事を証明した1人である
残り16年強の間に東仙の目も…?


〈志波隼颯〉

志波海燕の長男で2歳1ヶ月
海燕そっくりで、下まつ毛もしっかり生えている
凄く人懐っこくて、人見知りをした事が一度も無い
あの涅マユリにすら物怖じせず、笑顔を向けた上に手も握って来たその豪胆さに、笑いかけられた涅本人も驚いていた
将来大物になるのは間違いないだろう

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