前回、ナナゴウちゃんの誕生日会にお呼ばれしました。
ロカ達の代わりに、シャルさんとコストレイラさんが同伴してくれました。
無事、五体満足で帰って来れて良かったです。
今回、姫様の97歳の誕生日会です。
今年の催し物は、去年とは全く違います。
さて、どうなるでしょうか。
今日は待ちに待った姫様の誕生日会。
午前中は去年と同じく、五月蝿い上層部のお偉いさんへの対応をさっさと済ませて、料理やケーキの仕上げに催し物の景品、お土産の用意を各々しっかりと済ませていく。
「オープンサンドの具材、全て完了しました!」
「スープも完成しました!」
「オムレツとハンバーグ各種出来上がってますので、運んで下さい!」
「ソースはこれで全部完成しました!フライの方を手伝います!」
「良し、パンのカット終了!こっちも運んでくれ!」
「「「「はい!」」」」
最優先の昼食の用意をみんなで声を掛け合い、互いにフォローしながらドンドン完成させていく。
去年の経験をしっかり糧にしている証拠である。
「良し、これで昼食にお出しする料理は、おかわり分含めてほぼ完了。ケーキも全て完成して冷蔵庫に。では、お土産と今回の催し物の景品の最後の準備に取り掛かります!」
「「「「「はい!」」」」」
用意の合間にカノンの分身体を通して、今の会場の様子を見てギョッとした。
「…何で生後1ヶ月の赤ちゃんと緋真様を連れて来てるのでしょうかねぇ?朽木様…そして何で止めなかったのかしら?御家族の方々は…」
「メノリ、落ち着け!」
「…多分ですけど、去年涅様が生後5日のナナゴウちゃんを連れて来たからじゃないでしょうか。現にその…見覚えのある保育器で眠っているみたいですし」
「っあ"ーもう!あの狂科学者ぁーー!!」
「メノリさん、気を確かに!」
「クァッ!クァクァクァッ!!」
「はぁ!?まだやる事残ってるのに行く訳無いでしょ!其処で大人しくしてなさい!」
「クァーーーーー!!」
尸魂界と現世それぞれを行き来するゲートが開いた途端、アンオウエンの様子がおかしくなったので、嫌な予感がして直ぐ様マスミ特製の【影檻】に押し込んだけど大正解だった。
少なくともこの身体になって初めて感知した胎児が、無事に生まれて此処に来たのが凄く嬉しくて、はしゃぐ気持ちは解る。
だからと言って、料理長としての役目を放棄する訳にはいかない。
今も尚、檻の中で暴れるアンオウエンを、ニエの糸でグルグル巻きにして抑え付けた。
「クァーーーーー!!」
「やる事全部終わったら向こうに行くから、それまで大人しくしてなさい!!」
「…クァッ!」
「…やっと落ち着いてくれたぁ…」
「お疲れ様。叫んで疲れただろう?ほら水」
「ありがとう」
アンオウエンとの攻防戦をしている間に、会場では食事会が始まり、去年とは全く違う食事様式に戸惑う死神達も、ハリベル達【繭】のフォローで各々食べたい料理へと殺到し始めた。
「…わぁ〜、ドライカレーの売行きが凄いですね」
「…現世の暦基準で過ごしているが…夏季限定でアレを食べていたのがバレたな」
「物凄い勢いで藍染様に詰め寄っていますね、山本様」
「あ、ファルファッレは女性に人気みたいですね」
「う〜ん、オープンサンドと揚げ物は男性の方が多いようだな。特に肉類の減りが早い」
「…減り方に偏りがあるから、今年は流石に何かしら残るかも」
「「「「「それは絶対に無い(です)」」」」」
私の呟きは満場一致で否定された。
その後も会場の様子を伺いながら、催し物の景品を作り終えて、ルドボーンの分身体達(催し物担当)に所定の場所に運んで貰うよう手配して、私達も昼食をとった。
「料理長、そして厨房の方々、お時間です」
「ありがとうございます、後をお願いします」
「「「「「お任せを」」」」」
「さて、会場に行きましょうか」
「「「「「はい」」」」」
「ママぁーー!」
「「「「「なっ!?」」」」」
「ど、何処に入ってたのよ!?危ないでしょうが!」
「う?」
食事会が終わり、休憩に入った会場から戻って来た食器達はみんなの言う通り、皿に敷いていたレタスひとつ残らず空っぽだった。
そして、食器を運んで来たワゴンの下からロクゴウちゃんが出て来た事に全員で驚き、危ないから二度とやらないよう、しっかりと言い聞かせるという予定外の遣り取りが起きた。
「ごめんなちゃい…」
「…怪我がなくて良かった」
「…本当に子どもって何をするか予想が出来ないですね」
「…まぁね。大人しくて親に従順かと思いきや、そうでも無いってのは何処でも同じなのを私も忘れてたわ」
悪さをしたから叱られたと理解して、落ち込むロクゴウちゃんを連れて会場へと向かった。
会場に到着して早々、アンオウエンが一目散に朽木家の席へ直行した。
…拘束してた反動が凄いわ
…と、その前に
ロクゴウちゃんを探していた涅マユリと阿近に事情を説明して、大人としてすべきお説教はした事を告げた。
「…全く、日に日にお転婆になって…誰に似たんだかネ゙ェ?」
「…流石は好奇心を刺激されたら何処までも突っ走る隊長の娘なだけはありますね」
「…言うようになったネ゙阿近?」
「お陰様で」
「褒めて無いヨ全く…」
無事、ブツブツ小言を言う涅マユリにロクゴウちゃんを渡して、朽木一家の方へ向かった。
「…本当にこの名前にしたんですか」
「うむ」
満足気に頷く朽木白哉から教えられた赤ちゃんの名前に内心、頭を抱えた。
…女の子なのは知ってたけど
…よりにもよって何でその名前にしたのよ
…候補は他にもあるって言ってたのに
保育器にとても達筆な文字で書かれた紙には、
︻
朽
木
家
長
女
杏
奈
︼
とあった。
今から2ヶ月前、緋真さんが臨月に入った頃、朽木白哉が義妹のルキアと、東仙に用事があるカオリさんを連れて訪ねて来た。
用件を聞いたら何故か私達の名前の文字を教えて欲しいと頼まれた。
その理由を聞いて愕然とした。
生まれて来る我が子の名前に、私達の名前を使いたいなんて言われたら、畏れ多過ぎて首を縦に振れる訳が無い。
みんなと出会ったそれぞれの【世界】の文字はどれもバラバラで、折角家族になったのだからと元々居た【世界】の漢字に統一して名付けていたけど。
まさか、全く同じ言語体を使う【世界】に転生するとは思ってもいなかったし、あくまで候補にするだけと言い張られたのもあって、根負けした形で教えた。
特に私については入念に調べたらしく、サチさんに確認までしてメノリ=マリアではない私〈南奈〉の名前を教えろと迫られた。
もうあの時点で命名の方向性は確定していたのだろう。
アンオウエン(杏黃炎)の杏と私(南奈)の奈を組み合わせて決めたらしい。
一族満場一致で決定した上に、既に出生届が出ている以上、改名は本人が望まない限り不可能だろう。
…何ていうか、凄く呼び辛いなぁ
そう思いながら杏奈ちゃんを抱っこしたのを皮切りに、去年と同じく子ども達との触れ合いと檜佐木による撮影会が始まった。
ひと通り撮影を終えた頃、催し物が始まる時間となった。
因みに、今年の私達は裏方スタッフとして参加する。
「さて、催し物の前に今年のお土産について料理長から説明して貰おうか」
「はい。今年のお土産は西洋の焼き菓子、ベルギーワッフルとシフォンケーキです。今、皆様にお配りしたのが、試食として用意させていただいたものです。是非ご賞味を」
ザクッ…サクサク…
シュワッ…モキュモキュ…
「「「「「…っ美味しい(美味い)!」」」」」
「「「う…甘い(な)」」」
「今、ご試食いただいたお菓子を更に美味しくいただく為に、今回の催し物は〈お土産のトッピング探し〉です」
「「「「「とっぴんぐ探し?」」」」」
「モニターをご覧下さい。此方が今回探していただくトッピングとなります。現世で〈ガチャ〉と呼ばれるこの容器に、こうして紙が入っています。こうやって開けて中の紙に書いてあるトッピングを得る事が出来ます。この紙にはホイップクリームと書いていますので…此方のホイップクリームが入った容器をお土産と共にお持ち帰り出来るという事になります。このガチャは今から向かう場所にたくさん隠されています。それを見付けた分だけお持ち帰りいただけます。中にはハズレもありますが、頑張って探して下さい」
お土産が更に豪華になると理解したみんなの目の色が変わった。
トッピング次第で、甘い物が苦手な人でも食べられる組み合わせも結構あるし。
「尚、斬魄刀、鬼道、虚閃、虚弾は勿論、刀剣解放を使用した者はその場で失格。勿論、脅迫行為も失格ですし、例え故意では無くとも、誰かに危害を加えても同じく失格となります。罰として、お土産も無しとなるので注意して下さい。そして、手に入れた紙は必ずこのサコッシュに入れて下さい。懐に入れていた物は無効となります。残ったガチャは付近の回収箱に入れて下さい」
かなり真剣な表情で、自身の刀を座っている席に置いて、受け取ったサコッシュを身に付けるみんなの本気度が高過ぎてちょっと怖い。
「因みに、薄紅色のバングルを渡された方々は此方の扉の向こうで別のイベント、スタンプラリーをしていただきます。詳細は会場でご説明しますので移動をお願いします」
薄紅色のバングルを渡された方々…保護者の同伴が必須の乳幼児とその両親が次々と移動を始めた。
勿論、姫様も此方側である。
…流石に、死神と破面のトッピング探しに、姫様やこの子達を参加させる訳には行かないからね
移動した広場でスタンプラリーの説明に入る。
「では、スタンプラリーについて説明します。目の前にある建物は屋上を含めて4階建てとなっております。各階の彼方此方にこのスタンプ、つまり大きな判子があります。これは判子毎に課題がありますので、それを熟すと判子を押す事が出来ます。判子を押す紙は此方の冊子の最後の方にあります。判子の目標数は7つですが、それはあくまで目安です。皆様に楽しく過ごしていただくのが目的なので、ひとつの所で遊んで下さっても全然構いません。そして、各階にテーマ…主題がありまして、1階はアスレチック…体力作りの為の遊具がある公園、2階はお絵描きや折り紙、パズル…えっと、はめ絵?等が出来る図工室、3階は色々なお花や木を見れて噴水もある植物園、そして屋上は遊園地となっています。あと休憩所は各階に設置してあります。詳しくは冊子をご覧下さい」
「…トッピングさがしやりたかったなぁ…」
「姫様、此方の各階にもガチャではありませんが、こういった小さな袋が隠されています。その中にはあちらと同じ紙が入っていますので、トッピング探しも出来ますよ。サコッシュも此方に用意してありますし」
「ほんとう!?よーし!リリ、ビアがんばろうね!」
「「はい(うん)!」」
「何かありましたら、この薄紅色の腕章を着けた者に声をかけて下さい。では、行ってらっしゃいませ」
「は〜い!」
「「行って来ま〜す!」」
公園へと走り出した姫様達を皮切りに、渡された冊子を見ながら、各々が興味を持った階へと移動を始めた。
私、ロカ、テスラそしてヒロさんは、総合案内所のスタッフとして対応する事になっている。
「さて、あちらはどうなっているかしら?」
「早速見るのか」
「この企画の言い出しっぺだからね」
去年のは試験的なものとは言え、運要素が強過ぎて破面達の不満や文句が凄かった。
今回のも運要素が強めだけれど、上手く立ち回れば欲しいトッピングが手に入る確率は跳ね上がる仕様なのだから、頑張って貰いたい。
…この企画の意図が解る人は、藍染達からの覚えも良くなるんだけど、どうかなぁ?
覗いたモニターにちょうどヤミーとクッカプーロが映った。
早速、ガチャを見付けたらしい。
ヤミーがクッカプーロの頭を撫でて褒めている。
「よ〜し、よしよし。良く見付けたなぁ〜…お、マロンペーストだとよ。早速良いの引き当てたじゃねぇか」
「アンアン、アン!」
「お?あんな所にもあったのか…流石だなプーロ、ちょっと待ってろよ…っと、これは何が入ってるんだろうな…?」
「クゥ〜ン?」
「!お前本当にすげぇな!ホイップクリームだぞ!大当たりも良いところじゃねぇか!」
「アン!アンアン!!」
…相変わらず仲良いなぁ
…こうやって見ると、ヤミーも可愛く見えるからクッカプーロって凄いわよね〜
大喜びの2人にホッコリした私達は、各階でトラブルが起きていないのを確認してから、別のカメラの様子を伺った。
「…早速、失格者が出たわね」
「…あぁ」
「そのようですね」
カメラの向こうでは、ノイトラがドンドチャッカに奇襲をかけようとしたところをネリエルがカウンターで張り倒していた。
暴力を振るったのはネリエルだが、明らかな悪意を持って襲いかかったノイトラに非があると藍染と東仙、そして奥方様が判定を下し、彼は失格となった。
…これで更に【刃】に返り咲くのが困難になったわね
「…死神の方はどうかしら?」
「…隊毎に上手い事協力しているのが多いな」
「…何人か個別で行動している方もいらっしゃるようですが」
「…彼は多分、逸れて迷子の真っ最中でしょうね」
視線の先には、サコッシュが引っ掛かってジタバタもがいている山田花太郎がいた。
「うわぁっ!?ちょ、あ、あれ?ふんっ!うーーーんっ…だ、駄目だぁ、動けない…だ、誰かいませんかぁ〜?」
「アラ、アナタは確か…山田の花ちゃんだったかしら?」
「や、山田花太郎です!って、あ、貴方は確か…シャルロッテさんでしたっけ?」
「まぁ、覚えててくれたの〜?嬉しいわ〜!そう!メノちゃんの大親友のシャルロッテ=クールホーンよ!で、そんな所で何してるの?」
「そ、それが動けないんです。多分、この鞄の紐が引っ掛かっちゃったみたいで…」
「あらま…あ〜、コレは見事に引っ掛かってるわね。ちょっとそのまま動かないでね〜…この金具を一旦外してっと…もう大丈夫よ」
「…あ、動けた!ありがとうございます!」
「どういたしまして…で、ものは相談なんだけどぉ…花君は何かゲットした?」
「え?あ、さっき、黒蜜きなこを1枚だけ…」
「…ねぇ、アタシのカスタードクリームと交換して貰えないかしら?黒蜜きなこは閣下ご所望のひとつなのよ」
「カ、カスタードクリームと!?良いんですか!?」
「アラ、凄い食いつきね…って事は」
「僕、カスタードクリーム大好きなんです!でも中々見つからなくて…」
「…ならちょうど良いわね、交換しない?」
「あ、ありがとうございます!やったぁ!」
「アタシも助かったわァ。じゃあね。もう引っ掛からないようにね!」
「はい!色々とありがとうございました!」
シャルさんは無事、目的の物をゲットした。
「流石シャルさんね」
「私達破面の中でも社交性が高い方ですからね」
「あの男にさえ会わなければ…という条件付きだけどな」
「それも今は大丈夫でしょ。バラガンさんの欲しいトッピング探しで忙しいし」
「あの…料理長、阿近様からヘルプが」
「え」
「ロクゴウちゃんが愚図って動かないそうです。涅様とは別行動中らしくて」
「場所は?」
「公園のブランコだそうです」
「…ちょっと行って来るね」
「「行ってらっしゃい」」
聞いた通り、公園のブランコの側で愚図って地団駄踏んでるロクゴウちゃんと、困り果ててる阿近と彼に抱っこされているナナゴウちゃんが居た。
「や、やなのぉ〜!ママとがいいの〜!ママとのるの!」
「ふ、ふぇ、うぇぇぇ…」
「阿近さん」
「ママ!」
「う?」
「あ〜、忙しいのにすいません。さっきまでは何ともなかったのに…」
「ママ!いっしょにブランコのって〜!」
「まんまぁ」
「ちょっと待ってね…あの、涅様は?」
「冊子にあった花に興味を示したと思ったら、植物園にすっ飛んで行ってそのまま帰って来ないんですよ。此処で遊ばせておけとしか指示されていなくて」
「…そうですか」
「ママ、まだぁ〜?」
「まんま」
…1人で突っ走ったのか、あの狂科学者
周りは両親が揃っている子達の中で、実父は何処かに行ったまま、叔父のような存在の阿近と妹だけでは流石に心細くなっても仕方ないだろう。
「…総合案内所に連絡するので、少しお待ち下さい」
電話に出たテスラに事情を説明して、涅マユリが戻るまでの間、ロクゴウちゃん達と遊ぶ事になった。
結局、涅マユリはバースデーケーキを食べる時間ギリギリまで戻って来なかった。
阿近からの抗議も何処吹く風で、私と遊べてご機嫌のロクゴウちゃんとナナゴウちゃんに満足気に笑うだけである。
そして、主役の姫様はと言うと…
「うふふ〜、とうさま、かあさま〜!わたしねぇ、チョコアイスとまっちゃクリームとバナナチップスに、あとイチゴもゲットしたんだよ〜!」
「そんなに見付けたのか、凄いなぁみい」
「母様は全然見つからなかったわ。ほらね、大学芋とオレンジケーキだけ」
「え〜…とうさまは?」
「葡萄のシャーベットと豆乳クリームだったよ」
「ブドウ!?いいなぁ〜」
「取り替えっこしようか。父様も抹茶クリームが食べてみたいな」
「うん、いいよ!」
スタンプラリーと同時進行でトッピング探しが出来たのが嬉しかったらしい。
物凄く上機嫌で戦果を両親に熱弁している。
…姫様が満足しているなら何の問題も無いわね
一緒に行動したリリネットはスタークの分、ビアは私達の分もとかなり頑張ったらしい。
「ボクは粒あんで、メノ姉様にはバニラアイス、ロカにはカスタードクリーム、テスラさんにはビターチョコクリーム、ヒロさんはピーナッツクリームです!」
「あら、凄く頑張ったのね。ありがとう」
「スタンプラリーと同時進行は流石に大変だったでしょうに」
「今夜のデザートが楽しみだな」
「ありがとうございます、ビアさん」
「うふふ、どういたしまして!」
その後、みんながバースデーケーキを食べている間に、お土産の追加トッピングをお客様ごとに振り分ける作業はとても大変だったけど、渡した時の相手の満足気な表情を見て報われた気分になった。
…年に一度の姫様の誕生日だからと、企画の案出しを頼まれたからって、ちょっと気合入れ過ぎたな
…まぁ、その甲斐あって来年も楽しみだと言われたけど
…全ての決定権は藍染にあるからなぁ
…来年はどうなる事やら
今回、朽木白哉の子どもの名前はかなり悩みました。
女の子にするのは決めていたのですが…
当初は白哉と緋真さんで、ピンク系の色で桜を名前に入れようと思っていました。
ですが、この【世界】のメノリ達の特殊な立ち位置と朽木家との関わりを考えると、彼等にとっての恩人の名前を採用してもおかしくないかなと思いまして。
名前に色を入れるという条件もクリアしてるし良いかな…と。
〈トッピング探し〉で、書いてみたかったキャラ同士の遣り取りを極一部ですが書けて満足です。
次回は、12番隊に招待された事がバレて、各隊から招待状が殺到し、揉めに揉めた結果、総隊長権限で1番隊に行く話でも書こうかと。