最果てのサーガ ~夢のポケモン世界に転移したんだが、転移先があまりにも過酷すぎる件~   作:野傘

10 / 31
レポート:第一章

登場人物

 

カナタ 男 19歳

 本名、渡海(とかい)カナタ。ポケモン好きのフリーターの青年。謎の声の呼びかけにうっかり応えてしまった結果、「ポケモンが虚構の存在とされる世界」から「ポケモンが実際に存在する世界」に転移させられてしまった。

 よく言えば明るくて細かいことを気にしない、悪く言えばがさつで若干空気の読めない性格。思ったことを良くも悪くもそのまま口に出すためか、集団に馴染めず学生時代はずっとボッチだった。

 基本的に小心者である一方で困っている人間を見ると放っておけないお節介でお人好しな一面もあり、特に危機に陥った者に対しては体を張って助けることも。

 また興味のないことはさっぱり頭に残らないが、興味のあることには寝食を忘れてのめり込む性分。取り分け好きなゲームであるポケモンについての知識は相当なもので、9世代までのポケモンの種族値や覚える技をある程度なら(そら)んじられるほどである。

 

 転移後に紆余曲折を経て、何の因果かキングの眷属であるイワンコの相棒(パートナー)として狼王のキャプテンに選ばれてしまった。果たしてトレーナーとしてはずぶの素人であるカナタがキャプテンとしてやっていけるのだろうか。

 

手持ちポケモン

 

イワンコ ♀ 特性:ふくつのこころ

 カナタの相棒(パートナー)である“こいぬポケモン”。キング・シナトマカミを血を引く眷属にして後継者候補でもあり、王の嗣子として抜群の戦闘センスを持つ。

 一方それに比例するようにプライドも高く、やや自身の実力を過信しがちなところも。事実、縄張りに侵入した“ぬし”ツンベアーを排除しようとして返り討ちにあってしまった。

 その際に体を張って自身を助けたカナタに一目惚れ、押しかけ女房的に彼のパートナーとなる。

 

 未だ幼きその身体、辿る未来は定かならず。

 日か、月か──はたまた別の可能性(オルタナティブ)か。

 どの運命を選ぶかは、キズナを結んだ相棒(カナタ)次第である。

 

 

ルピナス 女 16歳

 『奔狼の氷原』のキャプテン代理である少女。先代キャプテン・ラッセルの孫娘であり、先代亡きあと空位となったキャプテンの「代理」として『奔狼の氷原』の管理を行っていた。

 先祖代々『奔狼の氷原』のキャプテンを輩出してきた一族の出身。自身もまた次代のキャプテンとして幼い頃より先代から修行をつけられてきた過去を持つ。

 しかし、とある理由からキングが彼女をキャプテンとして認めることはなく。そのため次代のキャプテンが選ばれるまでの「代理」という立場に甘んじていた。

 そうした経緯もあってかキャプテンという職務に対する思い入れは強く、故に異邦人のカナタが突然キャプテンとして選ばれたことへ複雑な思いを抱いている。

 幼い頃よりの修行のおかげかポケモン勝負の実力は非常に高く、純然たる勝負の腕ならばキャプテン内でも上位に食い込むほど。だが、正式なキャプテンでないために“ぬし”への対抗手段である“オルタナバースト”が使用できず、“ぬし”と対峙すれば苦戦は免れない。

 

容姿:長い金色の髪と青い瞳を持つ白皙の少女。同年代と比して相当小柄で華奢な体格(身長130センチ後半)で表情変化に乏しいことも相まってか、黙っているとまるで精巧な西洋人形のようである。

 

手持ちポケモン

 

アーマーガア ♂

 黒鉄の鎧を身に纏う、勇猛果敢な空の騎士。ルピナスの手持ちの一匹であり、彼女にとっては最初の手持ちにあたる。

 キャプテン内でも上位の実力者であるルピナスの手持ちなだけあってか、その実力も相当なもの。取り分け防御力に優れており、例え強大無比な“ぬし”の攻撃であろうと数十発は持ちこたえて見せるタフガイである。

 “ぬし”との戦いで重傷を負ったものの持ち前の防御力によって致命傷には至らず、一週間ほどで完全復活を遂げた。

 

 

ミスト 女 2X歳

 ミッドタウン在住の学者。本名はミスト・リアス。

 多元平行宇宙(マルチバース)の研究者であり、その一環で時空を揺らがせる性質を持つ特殊な粒子──オルタナ粒子の調査を行っている。

 ルピナスとはユール地方奥部の調査の際に知り合い、以来それなりに親しい間柄。

 普段は穏やかで理知的な人物だが、興味の対象を前にすると後先を考えず暴走する悪癖があり、そのためにルピナスからは頭のおかしい学者(マッドサイエンティスト)と思われている。

 夢は異世界の存在を証明し自らそこへ赴くこと。故に異世界からの来訪者であるカナタは極めて重要なサンプルであり、彼の体の調査結果は彼女の研究を飛躍的に進めさせたのだとか。

 

容姿:肩口まで伸ばした黒髪と翠緑の瞳、スラリとした体躯が特徴の中々の美人。常に身に着けたフチなしの眼鏡と白衣がトレードマークである。

 

 

??? 男 ??歳

 カナタの元へイワンコを連れてきた眼帯の老人。未来を見通す力を持ち、ルピナスに待ち受ける死の運命を変えるようカナタを導いた。

 その正体は未だ不明。どうやらいずれ来る滅びの運命(ラグナロク)を変えようとしているようであるが……。

 

手持ちポケモン

 

キルリア

『サイコパワーを 操り まわりの 空間を ねじ曲げることで 未来を 見通すことができる』

 

 

 

 

 

 

キングポケモン

 

 ユール地方の各地を統べる五体の強大な“ぬしポケモン”たち。

 広大な縄張りと数多の眷属を有することから、ユールの民より“ぬし”を超えた王たるポケモン──即ち“キング”と名付けられた。

 分類でいえば“ぬしポケモン”の一種ではあるが、その実力は他の“ぬし”を遥かに凌駕し、一部の伝説のポケモンにすら肉薄する程である。

 人間たちとは一種の共存関係を結んでおり、自らの後継者を鍛えることを対価に人間が自らの縄張りに住まうことを許している。

 その絶大な力故に、ユールの民からは敬意と畏怖を込めた二つ名(ケニング)で以て呼び馴らわされている。

 

 

“氷原キング”シナトマカミ じんろうポケモン タイプ:???

 ユール五王が一角、“氷原キング”。キング場『奔狼の氷原』の支配者たるキングポケモン。

 その姿は色違いの「たそがれのすがた」のルガルガンに酷似しているが、長く伸びた鎖のような体毛や(ブレード)状の結晶化した首棘、体高2メートルを超える巨体などの差異も多く、ルガルガンとは似て非なる存在。ユール地方の環境に適応したルガルガンの特殊個体と推定されているものの、滅多に人前に姿を見せないことから研究は進んでいない。

 吹雪とともに姿を現し、風のように大地を駆ける様から「科戸真神(シナトマカミ)」の二つ名(ケニング)で呼び馴らわされている。

 

 眷属(イワンコ)のパートナーとなったカナタを自らのキャプテンとして認め、証である“オルタナストーン”を授けた。




次回の投稿は3/14〜16頃となる予定です。
※3/16追記 諸事情ありまして次話を削除いたしました。3/21〜23頃に再投稿予定です。

※追記
オルタナ粒子関連用語がややこしかったので、下記に簡単な解説を置いておきました
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=323958&uid=372155
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。