結月ゆかりは改造人間のようです   作:一般ずんだ餅

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初投稿です。世界観説明的なもの。
まだ登場人物はほとんど出てきません。


プロローグ

___20XX年、世界の科学技術は飛躍的な発展を遂げていた。

光から莫大なエネルギーを生み出す技術が生み出されたことを発端に様々な分野で大きなブレイクスルーが起こったのだ。

その科学の発展の中で、禁忌とされる技術も確立されてしまった。

「改造人間技術」である。生きた人間に他の生物のDNAを埋め込むことで人間の遺伝子を組み替え、他生物の能力を付与することを可能とする。この技術は極秘とされ、ごく少数の人間のみがその存在を知る形となった。

しかし、この技術の存在を知るごく少数の人間の中には、この技術の悪用を企むものも当然いたのだった。

技術の悪用を食い止めるべく、正しい心を持ったとある女科学者は武装を開発、悪しき考えを持つ科学者と争った。

その結果、その女科学者は消息不明となり、彼女の娘はその武装を受け継ぐことになった。

___科学の発展の裏で、異能力に目覚めるものたちもいた。

世界各所に現れた、パワーストーンに触れた者の一部に、異能力に目覚めた者たちが現れ出したのである。

発現した能力は人によって異なり、あるものは炎を操り、あるものは冷気を纏うことができた。

しかし、パワーストーンに触れた者のうち、力に目覚めた者は全体の1%未満であり、科学技術の発展により異能力に近いことが可能なアイテムがすでに開発されていたことにより、異能力の優越点はほぼ皆無であった。

また、異能力者と非異能力者間における対立もほぼ無い。

しかし、パワーストーンや異能力者の存在が大衆に知られる以前より、東北地方には、妖狐の血を引くと言われる異能力を操る一族がいるという言い伝えがあった...

 

日本の地方都市の1つである遠句市。ここで当時7歳であった少女が交通事故に遭い、足に大きな重傷を負った。もう二度と歩くことはできないだろうとされた少女に対し、医師は世界初のヒトDNA組み替え改造手術を極秘に実施。

少女は兎のDNAを得て、さらに足は元どおりに完治、いや事故に遭う以前より強靭な足を得た。

 

この手術を受けた少女の名は「結月ゆかり」、のちに運命的に集まった2人の少女と共に、現れる悪の手による改造人間、異能力者からの助けを求める人々の「声」に耳を傾け、悪と対峙し、戦い、打ち破る存在となる。

人々は、いつしか彼女たちをこう呼んだ。

助けを呼ぶ声によってどこからともなく現れ、悪を打ち砕き、人々を守る存在

「VOICEROID」(ボイスロイド)と...。

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