結月ゆかりは改造人間のようです   作:一般ずんだ餅

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いわゆる日常回ってやつです。物語が動くのは次回以降です。


#1 転校生!

___市立遠句高校

「...おはようございますマキさん。今日も元気そうで何よりです...」ネムイ...

気だるそうに挨拶をするゆかりに対し、マキはこう返す。

「おはようゆかりーん!今日も眠そうだねー!どーせ夜遅くまでネトゲしてたんだろぉー?ちゃんと寝ないと体壊すぞー?」

「...考えておきます」

そっけない返事に対し多少ムッとしたマキだったが、続けてこう切り出した。

「そういやゆかりん、今日このクラスに転校生が来るらしいよ?連休明けて間もないこの時期に来るなんて珍しいよねー!」

「確かに珍しいですね...どんな人なんでしょうか...?」

「私はイケメンが来るといいなぁー!」

「私は....騒がしい人でなければどんな人でも」

「えー?欲望薄いねゆかりんは。もっとk「オオォーイ!お前ら席につけーい!1限目のHRを始めるゾォー!↑」おっと、タカハシが来た、じゃあまた後でねゆかりん!」

担任であるタカハシの登場により会話は終わり、HRが始まった。

「今日はお前らにビッグなニュースがあるゼェー!入ってきなYo!」

入って来たのは、緑色の長い髪に枝豆のカチューシャをつけた美少女であった。

「宮城県から来ました、東北じゅん子です。特技は弓道、趣味はずんだ餅を作ることと、食べることです。前の学校では、みんなからずん子と呼ばれていました。どうぞよろしくお願いします。」

突然の美少女の登場に沸き立つ男子をよそに、タカハシはこう続ける。

「それじゃあ東北さんの席は...窓際の1番後ろの席が空いてるねェ!みんな色々教えてあげなYo!

それじゃあ今日のHRは終わり!あとは自習だYo!」

「...相変わらずなんなんだあのテンションは」

そうして唐突に始まった自習時間。多くの生徒が転校生を取り囲んで質問攻めを始めた。そこにマキがゆかりを連れて突っ込んでいき、

「ほらほらお前らどけどけー!ずんちゃん困っちゃうだろー?ほぉら帰った帰った!」と囲みの生徒を追い返していった。

「あ、ありがとうございます...」

「いきなりうちのクラスのやつらがごめんねー、みんな転校生に興味津々なんだよ。おっと、自己紹介をしてなかったね、私は弦巻マキ、ギターが得意でバンドもやってるんだ、よろしく!ほら、ゆかりんも!」

マキの圧によってゆかりも渋々口を開く。

「...結月ゆかりです、趣味はネットゲーム、苦手なものは人混みと早起き...

...よろしく...」

「よろしくお願いします、マキさんと、ゆかりさん」

「マキでいいよ、ずんちゃん。ところで、さっきずんだ餅作りが趣味っていってたよね?私ずんだ餅食べたことないんだよね!ぜひ一度食べてみたいなーって」

するとずん子は目を輝かせて、

「ずんだ餅を食べたことがないなんて勿体無い!ずんだ餅は甘くてもちもち、栄養も豊富で健康にも美容にも抜群の効果!食べないなんて人生めちゃくちゃ損してます!今日の放課後にぜひ私の家に来てください、場所は私が案内します、私が世界一素晴らしい食べ物であるずんだ餅の魅力を余すことなくお教えしましょう!」

さすがにマキも少したじろいだが、すぐに持ち直し「そ、それならゆかりんと一緒に行かせてもらうよ、ね?ゆかりんもどうせ暇だよね?一緒に来てくれるよね???」

「しれっと巻き込まないでくださいよマキさん、だいたい私は少食で...」

「ゆかりさんもずんだ餅を食べてくれるんですね!?嬉しい!」

マキの(お前だけは逃さない)という圧とずん子のずんだ餅を多くの人に食べてもらいたいという純粋な思いを受け、ゆかりも渋々東北家への訪問を了承するのであった。

この後、東北家を訪れたゆかりとマキの口いっぱいに、大量のずん子特製ずんだ餅が詰め込まれ、2人揃って浄土に旅立つ寸前になったという。




ちなみにタカハシ先生はCevioでお馴染みのあのタカハシです
次回こそはバトルが始まる...といいですね
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