結月ゆかりは改造人間のようです   作:一般ずんだ餅

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プロローグから3話までの人物紹介とその先の設定をネタバラシしていく回となります
これさえ見ればここまでの流れをある程度掴めるかも...


#999 ここまでのまとめ①

登場人物紹介

結月 ゆかり

この物語の主人公。高校2年生。

幼い頃に両親を不慮の事故で亡くし、身寄りが無くなってしまったため施設に預けられる。7歳の頃に交通事故で足に二度と歩けなくなるかもしれない程の重傷を負い、その治療として世界で初めて動物のDNAを埋め込む改造手術を秘密裏に受け、兎の改造人間になる。本人はその事実を知らず、異様な自身の能力について悩み、孤立していたこともある。

そんな時でもずっと彼女のそばにいてくれた弦巻マキや紲星あかりは、ゆかりにとってかけがえのない存在となっている。

高校2年になったある日、悪の改造人間組織(以降”組織“とする)に属するニシキと出会ったことにより、自身が改造人間であると知る。

以降、自身とその周りを取り巻く環境の平穏を保つべく、改造人間として得た力を生かしていくと決意する。

改造人間としての能力は、30mを超える高い跳躍力と時速80km/hまで達せるほどの快足、数キロ離れた場所の子供の泣き声を聞き取れる聴力(さらに集中する事によって相手の思考を聴きとることもできる)

これらを駆使し様々な敵との戦いに臨んでいくこととなる。

転校生の東北ずん子から、失踪した妹たちを探すために協力を依頼され、行動を共にする事になった。

今後のネタバレ:ゆかりの力にはまだ秘密があって...?

 

東北 ずん子(じゅん子)

東北地方の秘境で、触れた者に不思議な力を授けるという秘石を代々守ってきた一族、東北家の次女。ゆかり達の新しいクラスメイト。実の姉に現東北家当主であるイタコ、妹にきりたんがいる。

本名はじゅん子であるが、ずんだ餅が好物であるために、いつからかずん子というあだ名がつけられ、それが完全に定着していった。

きりたんとその友人、音街ウナが失踪し、その手掛かりを追ううちに、改造人間の存在と、2人を攫ったのが“組織”であるということを知り、ゆかりたちの暮らす遠句市へ引越してくる。

現在は、昼は高校生として生活しつつ、夜はゆかりと共に“組織”の手がかりを求めて街をパトロールしている。

異能力者であり、自身の能力を「ずんだパワー」と呼んでいる。

その能力は非常に強力で、自身の生み出した生命エネルギーを他者へと与えるというもの。様々な形に応用が効き、生物を成長させたり、傷を癒すといった使い方だけでなく、許容値を超える生命エネルギーを相手に与える事により、相手の身体の成長を異常に促進させる事で最終的に相手を死に至らしめる、という恐ろしい使い方もできる。しかし、生命エネルギーを使いすぎると自身の命に関わるため、ずん子自身力に頼り過ぎないようにしている。

生命エネルギーは睡眠や好物(つまりずんだ餅)の摂取で回復できる。

今後のネタバレ:彼女の姉妹も異能力者であり...?

 

ずんだもん

ずん子の相棒。東北家に代々受け継がれている、射ったものを全てずんだ餅に変えてしまうという弓「ずんだアロー」に宿った付喪神的な存在。ずん子の異能力によってずんだアローが生命エネルギーを受けた事によって誕生した。

弓、妖精としての姿、人間態の三つの形態を持ち、普段は妖精の姿でずん子の鞄や服の中などに隠れている。

弓形態の能力として、射られた物体を全てずんだ餅にすることができる矢を放つことができる。また生物を射った際は、対象をずんだ餅にする代わりに餅の特性を付与する。

能力の使用のために多大なエネルギーが必要で、そのエネルギーはずん子の持つ異能力に依存している。そのためずん子が不調であるとずんだもんは能力を使用することができなくなってしまう。

 

弦巻 マキ

ゆかり達の同級生。明朗快活な性格で、クラスの中心的な存在。誰とでも対等に接する事ができる。軽音楽部に所属し、そこで「jamバンド」を結成、自身はギターを担当する。また父親が喫茶店「マキ」を営んでおり、休日になると店の看板娘として働いている。

つまり陽キャでありギターをかき鳴らす喫茶店の看板娘、という事である。

ゆかりとは10年以上の付き合いで、彼女がいつも公園の隅で一人佇んでいたのを気にして、声をかけたのが2人の出会いだったという。

小中高と常に2人は一緒であり、お互いに相手のことを最も親しい友人と思い合っている。

そんな彼女であるが、6歳の時に医師で科学者でもあった母親を亡くしている。マキが愛用しているギターのムスタングは母親が生前愛用していたもので、母親の遺言によってマキへと受け継がれた。母親の手によって手が加えられているようで、演奏に必要のないボタンがいくつか取り付けられている上、ネックの先端に端子のようなものがついている。

今後のネタバレ:マキの母親は生物の遺伝子についての研究をしていたようで...?

そしてやはりギターにも秘密が...?

紲星 あかり

中学3年生の15歳。ゆかりの数少ない友人の一人。ゆかりと知り合った経緯は、彼女が小学校2年生の頃、街外れで迷子になり泣いていた時に、その声を聞いたゆかりに見つかり、一緒に彼女の家を探してもらったことが縁となり、家族ぐるみでのつきあいが生まれた。ゆかりが高校生になり、一人暮らしを始める際には彼女の父親が保証人となることで、諸々の手続きを円滑に進めることができた。

ゆかり達の通う進学校である遠句高校を目指し、日夜勉強に励んでいる。

たまたま久しぶりにゆかりと会ったある日、突然現れた蛇の改造人間に拘束されてしまい、ゆかりとの交渉のために人質にされてしまう。後に解放されるが、その際のやり取りから、ゆかりが改造人間であることを知る。

今後のネタバレ:ゆかりが改造人間を惹きつけている間に逃げることができたあかり。

しかし、彼女自身はここでゆかりの力になれず敵から逃げたことを悔やんでおり、段々とゆかりたちのような力を求めるようになっていく...

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