ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
階層を上がりバベル1階に着くとスズはエイナを探す
スズ「あの、エイナさんを探してるんですけど」
ギルド職員「あ、はい、今呼んできます」
職員がそう言い奥に消え数分の内にエイナが現れる
エイナ「お帰りなさい、今日はどうしたの?」
スズ「えっと、5階層で変な物を見ちゃって、その報告に」
エイナ「変なもの?」
スズ「ええ、何か新しいモンスターっぽいんですけど、これ」
そう言ってスズは剛鉄牙のライカンの死体を取り出す
エイナ「これは、確かに新種のモンスターみたいね、詳しい話を聞かせて貰って良い?」
スズ「はい」
その後スズは別室でエイナの質問に答えていく、ただしラカンの牙の事は伏せておく
話を終える頃には日が傾き空が赤く燃えていた
スズ「う~ん!!、はぁ、エイナさんも心配性だな~」
ジークフリード「あやつは主君に対してもあの様に接しておりましたぞ」
スズ「そっか」
???「あら?スズじゃない?」
その時、背後から声が聞こえ振り返るとそこには夕焼けに負けない程赤い髪の美しい女性、極東の着物に身を包む黒髪の美女、小人族の背の低い鋭い目の女性等がいた
スズ「【アストレア・ファミリア】の皆さん」
アリーゼ「久しぶりじゃない!!、こんなに大きくなっちゃって~、うん、相変わらず母親似で美人ね!!、まぁ、私程じゃないけど」
【アストレア・ファミリア】、正義の女神アストレアに忠誠を誓った眷族達、本来はかなり昔に壊滅し彼女達も死ぬ筈だった運命から影の君主が救い上げたファミリア、しかしスズにとってはそれだけではない
アリーゼ「リオン達の事、何か分かった?」
輝夜「アイツはもうリオンでは無いだろう」
リオンとはスズの母、リュー・クラネルの婚前の氏名
スズ「一応は、ジーク」
スズに呼ばれひょっこりジークフリードが顔を出すとアリーゼ達は驚く
アリーゼ「これ!!、貴女のお父さんの……もしかして帰ってきたの⁉、リオンは⁉、リオンは無事なの⁉」
ジークフリード「此方に戻ってきたのは私だけだ、………………お前達になら話しても構わんだろう、主君は今だ敵と戦っておられる」
アリーゼ「敵?、【
ライラ「アイツらならお前らが全部ぶちのめしただろう、1人残らずな」
ジークフリード「あの様な小競り合い程度の規模ではない、敵は外神、つまるところ神とその兵士達だ」
輝夜「神だと?」
ジークフリード「そうだ、この世界を支配しようと目論む外なる世界の神だ」
アリーゼ「リオンもその戦いに?」
スズ「ママは………………違うらしくて」
アリーゼ「そう、私達に何か出来ることは?」
スズ「ありがとうございます、その時はお願いします」
アリーゼ「そう、その時は遠慮無く言いなさい!!、私達も力になるから、さ!!、皆行くわよ!!」
ライラ「じゃあなスズ」
輝夜「あのポンコツエルフに再会したら一発ぶん殴っといてくれ、子供放ったらかして何してたんだ、とな」
スズ「はい、また」
スズは【アストレア・ファミリア】の面々と分かれると本拠地に帰った