ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
スズ「ただいま~」
ヘスティア「あ、スズ君!!、おかえ………………り………………」
ヘスティアがスズを出迎えると普段のフワフワとした雰囲気から次第に真剣なものへと変わっていく
ヘスティア「スズ君、何なんだいそれは?」
スズ「えっと……………………」
ジークフリード「牙の君主の末裔だ」
言葉が詰まるスズに代わりジークフリードが現れヘスティアに説明する
ヘスティア「成る程、君主の末裔ねぇ」
スズ「あれ?ヘスティア様知ってたんですか?」
ヘスティア「ベル君とリュー君から話には聞いてたよ、見たことは無いけど、何なら皆知ってるさ」
スズ「私だけ知らなかったんだ」
ジークフリード「小君主様は主君の要望でその様に育てられてきた為です、気にすることはありません」
ヘスティア「兎も角話は分かったよ、取り敢えずその子を治療しよう、僕は色々買ってくるから、スズ君は何か食べさせてあげて」
スズ「分かりました」
ヘスティアが出ていくと同時にスズに担がれていたラカンの牙が口を開く
ラカンの牙「ありがとう、感謝している」
スズ「良いよ別に、私は私のやりたいようにやる」
ラカンの牙はそう言って優しく狼の子を撫でるスズを見て漸く自分達の敗北に納得した気がした
ラカンの牙「そう、お前達が勝った、我々の新兵を全てお前達に託そう」
ラカンの牙が嘆いた瞬間、牙の君主ラカンの意志がスズに宿った
| ペット:ファングウルフLv.1を獲得しました |
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スズ「ペット?」
スズは現れたウィンドウに戸惑い呟く
ジークフリード「ペット?」
ジークフリードも首を傾げ呟く
| ???Lv.1
ファングウルフ |
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| ペットには名前を付ける事が出来ます |
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| ペットの名前を決めて下さい |
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スズ「これ、勝手に名前つけて良いの?」
ジークフリード「う~む、少なくとも昔はありませんでしたな」
スズ「え?ペットが?」
ジークフリード「はい、主君がレベルアップしていた頃にはこの様なものは見たことがありませんでした」
スズ「じゃあパパが付け足したってこと?」
ジークフリード「いえ、もしかしたらもともとあったのかもしれません、そもそもこのシステムを作ったのは永久不滅を求める呪術師でした、システムの全てを知るのは彼のみですからね」
スズ「う~ん、まぁ考えても仕方無いし、名前つけちゃおうか、じゃあ~~、毛色が灰色だからグレイ!!」
| グレイにしますか? |
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スズ「うん!!」
| グレイLv.1
ファングウルフ |
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スズ「ねぇ牙、この子どうやったら強くなるの?」
ラカンの牙「決まりきったことだ、良く食わせ、良く寝かせ、良く遊びばせる」
スズ「え?、そんな普通の犬みたいな事で良いの?、何か特別な訓練とかは?」
ラカンの牙「最も重要なのは食だ、そもそもここまで弱ったのも元はと言えばブロキーがまともに食事させなかったせいだろう」
ブロキーの所業にラカンの牙は震えながらそう答えた
スズ「何を食べさせるの?お肉とか?」
ラカンの牙「まぁ、当然モンスターだろうな、自身で狩った獲物なら尚良い、そもそも牙の一族は遊びの中で狩りを覚える」
スズ「う~ん、なら怪我が治ったら影のダンジョンに一緒に行こうか」
スズはグレイの体をソッと撫でそう言った
ヘスティア「ただいま~、ポーション買ってきたよ~」
丁度そのタイミングでヘスティアが帰宅し2人はグレイが完治するまで世話を焼いた
| 名前:スズ・クラネル レベル:16 職業:無し 称号:狼虐殺者 HP2410 MP240 筋力30 体力25 速度30 知能25 感覚25 パッシブスキル:忍耐Lv.2 槍術Lv.1 アクティブスキル:支配者の権能Lv.1 影の抽出Lv.1 火炎突きLv.1 |
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