ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
| 呪われたランダムボックスを選択しました |
|---|
| ヴァルカンの怨念を獲得しました |
|---|
漆黒のランダムボックスが開くとメッセージと共に赤黒い槍が出てくる、刃先は片刃になっており極東に伝わる薙刀に形状が近い
スズ「また槍?」
| アイテム:ヴァルカンの怨念 種類:槍 攻撃力+40 貪欲なヴァルカンの角から作られた槍です ヴァルカンの権能により、より多くのダメージを与える事が出来ます _効果『破壊衝動』:物理ダメージを《30%》上昇させます _効果『悪魔捕食者』:悪魔の魂を食らう程ヴァルカンの権能が強まります 捕食した悪魔の魂:0 |
|---|
スズ「成長する武器だ!!」
ジークフリード「これは恐らく以前主君が使っていた武器を小君主様用に槍に調整した物でしょう、力は同じですし刃先は見たことがあります」
スズ「兎に角使ってみよう」
スズは槍を握ると演武を行い武器とのバランスを整える
スズ「う~ん、ちょっと違和感があるかな?、今のうちにステータスを弄っておこう」
スズはステータスを弄ると再び演武を行う、今度は違和感なく槍を振るう事が出来た
スズ「気に入ったよこれ、後は悪魔を狩るだけ何だけど、悪魔って何処にいるんだろう」
ジークフリード「焦ることはありません、呪われたランダムボックスからその武器が出てきたと言う事は間も無く小君主様の前に悪魔が現れると言う事です」
スズ「……………………そうだね、今日は一旦帰ろうか」
| 影のダンジョンから退場しました |
|---|
本拠地に戻ると来客があったようでヘスティアと春姫が対応していた、そして来客の姿もスズにとって見覚えのある人物だった
スズ「あ、タケミカヅチ様と命さん、こんにちわ」
タケミカヅチ「む、スズか、随分大きくなったな」
スズ「前回会ってまだ1週間も経ってないですよ」
タケミカヅチ「体の話ではない、何と説明したものか、こう、気が充実していると言えば良いのか、兎に角、良い顔をしている」
スズ「ありがとうございます、それで今日はどう言ったご用事で?」
タケミカヅチ「うむ、実は春姫の実家に関してな」
春姫「私のですか?」
命「実は、まだハッキリとした事は分からないのですが、春姫殿のお父上が病床に伏せっているとの噂が」
春姫「お父様が⁉」
タケミカヅチ「あくまでも噂だ、今桜花達が事実確認の為極東に向かっている、だが、極東から来た商人の話によれば間違いないだろうとの事だ」
ヘスティア「だが、春姫君の実家は確か極東でもかなりの良家だった筈だ、効能の良い薬何かも手に入る筈だろう?、それでも治せない病なのかい?」
タケミカヅチ「…………………………これはまだハッキリしていない事なので他言無用にして欲しいのだが、今、極東では異変が起こっていると言う」
ヘスティア「異変?」
タケミカヅチ「ああ、何でも空間に穴が開きそこから青い魔力が流れ込んできていると言う、それを多量に吸い込むと怪物になるか次第に目を覚まさ無くなる病にかかると」
ヘスティア「つまりあれかい?、春姫君のお父さんはその開いた穴から流れ込んできた青い魔力を多量に吸い込んで目を覚まさなくなった…………と?」
命「あくまでも噂です、それを確かめるために桜花殿達が調べに行っているのです」
タケミカヅチ「兎も角、また何か分かったら連絡する、今日はそれだけを伝えに来た」
ヘスティア「ワザワザ悪いね、タケの所も忙しいのに」
ヘスティアは立ち上がりタケミカヅチ達を見送る、その隙にスズはジークフリードに声をかける
スズ「空間に穴………………ジーク、それって」
ジークフリード「十中八九【ゲート】でしょう、青い魔力と言うのは恐らくイタリムの物、奴らは極東で何かしようとしている様ですね」
スズ「…………………………取り敢えずタケミカヅチ様達から連絡があるまではラキアに行こうか」
ジークフリード「【星の粉】とか言う薬の件ですな」
スズ「うん、荷物纏めよう」
スズは立ち上がると自室に籠り必要な物をインベントリに詰め込み始めた