ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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覚醒

冒険者「ウガアアアアアアアアアアア!!!!」

 

 

 

炎に焼かれる冒険者達は苦しみからか暴れまわり冒険者や職員を次々襲う

 

 

 

スズ「エイナさん!!、皆と逃げて!!!!」

 

 

 

エイナ「ええ!!、さぁ皆此方へ!!」

 

 

 

スズの声に答えエイナは避難誘導しつつ逃げる

 

 

 

冒険者「ウガアアアアアアアアア!!!!」

 

 

 

その時燃え上がる冒険者が逃げ送れた1人の職員に爪を向ける

 

 

 

スズ「駄目!!!!」

 

 

 

冒険者の頭を蹴り飛ばすが首が曲がるだけで体は揺らがずギロリとスズを睨む

 

 

 

スズ(かたっ⁉、って言うか強⁉)

 

 

 

思いっきり殴り飛ばされ壁に叩き付けられる、額を切ったのか血が流れ

 

 

 

職員「た、助けて…………」

 

 

 

ガタガタと震えながらスズに縋る職員が眼に映る

 

 

 

スズ(パパは…………私はママに似ていると言っていた、……………………ママならどうするだろう)

 

 

 

スズは近くに落ちていた剣を取り冒険者に迫り冒険者を押し退ける

 

 

 

スズ「今の…………うちに………………」

 

 

 

スズが職員にそう言うと職員は逃げていく、しかしまだ終わっていない冒険者が立ち上がり襲い掛かってくる

 

 

 

スズ「はぁ!!!!」

 

 

 

しかしスズも母仕込みの剣術で冒険者を削っていく

 

 

 

血が流れ意識が途切れかける、炎が肌を焼く、しかし構わずスズは冒険者を削り遂に首を跳ねた

 

 

 

しかしまだ終わっていない、残りの冒険者達もいずれもスズの格上の冒険者が燃えており外に出ようとしているがスズは既に満身創痍だった

 

 

 

スズ「……………………こ………………の」

 

 

 

フォッグバーンを倒しました

 

 

 

シークレットクエスト:無力な者の勇気の完了条件を満たしました

 

 

 

スズ「え?」

 

 

 

突然現れたメッセージにスズは目を見開く

 

 

 

レベルがアップしました

 

 

 

瞬間、目が眩む程の光がスズを包んだ

 

 

 


 

 

 

スズに助けられギルドを出た職員はエイナに迎えられた

 

 

 

エイナ「大丈夫⁉」

 

 

 

職員「は、はい、冒険者の子が助けてくれて」

 

 

 

エイナ「冒険者?、それってまさか赤い目の金髪のハーフエルフ?」

 

 

 

職員「は、はい、そうです」

 

 

 

エイナ「その子は今どこ⁉」

 

 

 

職員「えっと、多分まだ中に…………」

 

 

 

エイナ「⁉、スズちゃん!!!!」

 

 

 

その時

 

 

 

冒険者「ロキ・ファミリアが来たぞ!!」

 

 

 

冒険者の声に皆がそちらを向く

 

 

 

フィン「中にはその暴れている冒険者以外に居ないのかい?」

 

 

 

エイナ「もう1人居ます!!、スズ・クラネルが!!」

 

 

 

フィン「!!、そうか、急いで突入する、準備を」

 

 

 


 

 

 

一方、スズは

 

 

 

レベルがアップしました

 

 

 

スズ(……………………似てる)

 

 

 

虚空に浮かぶレベルアップの文字と謎の板、夢の中で何度も経験した現象

 

 

 

それが今度は夢ではなく現実で起きている

 

 

 

レベルアップの表示と共に怪我が完治し焼けていた肌まで綺麗に戻っていた

 

 

 

シークレットクエスト:無力な者の勇気の完了条件を満たしました

 

 

 

未読のメッセージがあります

 

 

 

スズ(未読のメッセージ?)

 

 

 

そう思いながら未読のメッセージの文字を触れる

 

 

 

現実世界でプレイヤーになった事を歓迎します(未確認)

 

 

 

クエストが到着しました(未確認)

 

 

 

スズ(プレイヤー?)

 

 

 

シークレットクエスト:無力な者の勇気

非覚醒状態で経験値を獲得し自らの資格を証明しました

レベル0からレベル1に覚醒し、プレイヤー情報を確認出来る様になりました

 

 

 

         情報

本システムはプレイヤーの成長をサポートします

今回はチュートリアルモードでは無い為現実世界での命は1つしかありません。ご注意下さい

 

 

 

スズ(チュートリアルモード?ってもしかしてあの夢の事?、あれって夢じゃないってこと?)

 

 

 

確かにスズの記憶にある物と多少差違がある、例えば

 

 

 

ステータス

名前:スズ・クラネル

レベル:1

職業:無し

称号:無し

HP100

MP10


能力値

筋力10   体力10

速度10   知能10

感覚10


分配可能ポイント0


スキル

パッシブスキル:無し

アクティブスキル:支配者の権能Lv.1

 

 

 

まるでステイタスの様が空中に浮いている気がしたがすぐに次のメッセージも確認する

 

 

 

クエスト:生存者の救出

この塔内で助けを待っている人がいます、彼らを出来るだけ救出して下さい

救出した人数によって報酬が変化します

生存者数:52人

救出した人数:0

 

 

 

スズ(救出?、でも他に人は居ない筈)

 

 

 

そう思いスズはハッと気付く、確かに1階には人は居ないがそれより上は分からない、そもそも事態に気付いているかどうかも怪しいものだ、更に気付けば周りにフォッグバーンなるモンスターの姿が無い、まだ5体程残っていた筈が0になっている、そして生存者の数が次々と減っている事も

 

 

 

スズは慌ててバベルを上り始めた

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