ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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侵入

スズ「それじゃあ、好きにして良いよ」

 

 

 

スズが言うとゴブリン十人隊長達は四方に飛び去り直ぐに騒ぎが起こる

 

 

 

スズ「良し、行こう」

 

 

 

スズは手筈通り壁を乗り越え城に侵入すると中庭に向かう、茂みから中庭を覗く

 

 

 

ジークフリード「外で騒ぎが起こっていると言うのにここはそれ程兵が減っていませんね」

 

 

 

スズ「それだけ大事な場所何でしょ、まぁ、想定の範囲内だよ」

 

 

 

スズはインベントリから無数のゴブリンの槍を取り出すと支配者の権能で兵士の足へ突き刺す、あっという間に阿鼻叫喚の地獄が出来上がる

 

 

 

ジークフリード「殺さないのですか?」

 

 

 

スズ「兵士の殆どは何も知らずに職として警備してるだけみたいだから行動不能にするだけにしとくよ、さ、中に入ろう」

 

 

 

兵達の間をすり抜け中に入る

 

 

 

スズ「ここが【ゲート】の中」

 

 

 

中は見たことも無い建物の造りになっておりそこからトゲの生えた巨大なトカゲが襲ってきた

 

 

 

スズはラカンの牙をインベントリから取り出しトカゲを切り裂く

 

 

 

トゲトカゲを倒しました

 

 

 

スズ「見たまんまの名前だなぁ、にしても」

 

 

 

スズは現れたモンスターに少し落胆する

 

 

 

スズ(ヴァルカンの怨念が出てきたから悪魔が出てくるのかと思ったのに…………ん?)

 

 

 

スズがトゲトカゲの死体を見るとジークフリードがトゲを燃やしていた

 

 

 

スズ「後で兵士にするんだから全部は駄目だよ?」

 

 

 

ジークフリード「かしこまりました」

 

 

 

そう言いながら先に進んでいくと不意に足が止まった

 

 

 

スズ「ん?」

 

 

 

しゃがみこみ地面を調べると地面と同化した死体が転がっていた

 

 

 

スズ「炭化してる、しかもこれは、溶けてるけど鎧と剣…………槍もあるかな?」

 

 

 

ジークフリード「これは、恐らくフォッグバーンの亡骸でしょう」

 

 

 

スズ「あれか……あ、あっちにもいる………………って言うか」

 

 

 

スズの視線の先には少しずつ等間隔に並べられているフォッグバーンの亡骸があった

 

 

 

スズ「何と言うか、誘い込まれてる感じがするね」

 

 

 

ジークフリード「と言うより道標かもしれません、ここにはアレスと王が良く訪れてると奴が言ってましたから」

 

 

 

スズ「成る程、じゃあこれを辿っていけば………………」

 

 

 

ジークフリード「恐らくこの【ゲート】の主に辿り着くでしょう」

 

 

 


 

 

 

【ゲート】の最奥、そこでは悲痛な叫び声が上がっていた

 

 

 

市民「お願い!!、ここであったことは言わないから!!、助けて!!」

 

 

 

必死に命乞いをする市民の前では炎々と燃え上がる人とそれを見つめるカラス面の人物が3人

 

 

 

???「少し火力が弱くなってきたな」

 

 

 

???「薪不足」

 

 

 

???「何故そんな事になっている」

 

 

 

???「モロクが天界に送還された」

 

 

 

???「チッ、上手くいかないな」

 

 

 

カラス面の人物の1人は命乞いを続ける市民に手を伸ばし1人は燃え尽きたフォッグバーンの死体を抱え出口に向かった

 

 

 

???「さて、第……………………何回か忘れたけど【星の粉】製作を始めます」

 

 

 

その声に市民の顔に絶望が広がった

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