ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
ジークフリード「ひとまずオラリオへ戻りましょう」
スズ「その前にマリウスさんに報告しないとね、エシルは………………話がややこしくなりそうだからここにいて貰おう」
そう言うとスズは影のダンジョンを抜け出し元の謎の【ゲート】内に出る
スズ「後はどうやってこの【ゲート】を閉じるかだよね~」
ジークフリード「【ゲート】は主を倒さぬ限りその場に留まり続けます」
スズ「つまり?」
ジークフリード「簡単な話一番強い奴を倒せば自然と消滅します」
スズ「なら折角だしもう一働きして貰おうか」
スズは横で棒立ちになっているブロキーを見てそう言う
スズ「全部倒してきて」
ブロキー「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
待ってましたと言わんばかりに駆け出したブロキーを見送りスズは悪魔達が使っていたカラスの仮面を取り出し被る
| アイテム:カラスの仮面 入手難易度:E 種類:ガラクタ 悪魔達が使っていた怪しい仮面 暗い場所で使うと視界が明るくなります インベントリに保管可能 ストアで売却可能 |
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すると視界がハッキリ見えるようになりなかなか便利なアイテムだった
その後、ブロキーは蹂躙を繰り返し最後の主すらもズタズタに切り裂くとスズは全てをインベントリに保管し【ゲート】を出るとマリウスの元へ向かい事の顛末を話した
マリウス「人間⁉、【星の粉】は人間を材料に作られていると言う事か⁉、間違いなのか⁉」
話を聞いたマリウスは目を見開きスズに迫る、ギリギリと指に力が入り爪が食い込む
スズ「はい、ここにいるジークフリードは相手の記憶を読み取れるので間違いありません、あと痛いです」
そこでマリウスはハッとし慌てて手を離し暫く部屋をウロウロした後漸くソファに腰を下ろすと溜め息を吐いた
マリウス「我が国で行方不明者が増えていたのは知っていたが、まさかそんな事になっていたとは」
スズ「この後はどうするつもりですか?」
マリウス「……………………黙っている訳にはいかないだろう、世間に公表する」
ジークフリード「だがこの国は滅ぶ事になるぞ?」
マリウス「尚更さ、どうせ主神と国王は民を使い潰すつもりだったのだ、無数の命を使って延命した先で滅ぶか、無数の命を助けて呆気なく滅ぶか、私は後者を選んだに過ぎない、ありがとう、君には謝礼として当初の倍、いや5倍の額を払おう」
スズ「良いんですか?」
マリウス「私が持っていても愚かな貴族に使い潰されるだけの金だ、君が持っていてくれた方が良い」
スズ「これからどうするんですか?」
マリウス「そうだな………………王子として責任を取った後は君の様にオラリオで1から冒険者になるのも良いかもしれないな、今日は本当にありがとう、もう遅いから宿に泊まって行くと良い、勝手ながら私の方で最高級宿を用意しておいた、これはそこまでの地図だ」
スズ「ありがとうございます」
スズは地図を貰うと立ち上がり王城を後にした