ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
スズ「はぁ、やっと帰ってこれた」
オラリオに戻ってきたスズはそう溢し背伸びをする
ジークフリード「小君主様、この後のご予定は?」
スズ「取り敢えずフィンさんの所に行って【星の粉】の事を話そう」
スズはそう言うと黄昏の館に向かいフィンと面会する
フィン「やぁ、来たね、早速話を聞こうじゃないか」
スズはラキアで起こった一連の件についてフィンに話した
フィン「成る程、【星の粉】はフォッグバーンとなった人間を薪として使い悪魔が作った覚醒剤だったか、文字通り悪魔の所業だな」
スズ「もうじきラキアは滅びます、マリウス王子がそう言ってましたから、どう言う手を使うのかは聞いてませんけど」
フィン「そうか」
その瞬間、扉が勢い良く開かれエルフの女性リヴェリアが入ってくる
リヴェリア「フィン!!、大変だ!!」
フィン「リヴェリア、客人の前だよ」
リヴェリア「む、スズか」
スズ「リヴェリアさんこんにちわ」
リヴェリア「ああ、話したいのは山々だがゆっくりしてられない、大変だフィン、神アレスとラキア王国国王が暗殺された」
瞬間、部屋の時間が止まる
フィン「犯人は?」
一瞬驚いた顔をしたフィンだったが冷静を装いそう訪ねる
リヴェリア「分からん、だがマリウス王子の行方が分からなくなったらしい、それとお前が怪しんでいた【星の粉】とか言う薬に関してだが、やはり危険と言うか、とても受け入れられる代物では無かった」
フィン「ああ、その話を今彼女に聞いていた所だ」
リヴェリア「そ、そうか、それは済まなかったな」
フィン「その話しもまた皆を集めて改めてしよう、まだ彼女と内密に話す事がある、2人きりにしてくれ」
リヴェリア「分かった」
リヴェリアが部屋を出ていくのと同時にフィンはため息を付く
フィン「民を守るため親と主神を殺したか、それほど王子として追い詰められていたのかもしれないな」
スズ「オラリオで冒険者になりたいって言ってたのに」
フィン「…………兎も角、今回の件はご苦労だった、僕の想定以上に大事になった様だが君の目的は達成出来たかい?」
スズ「まぁ、一応は」
フィン「ふむ、なら次はどうする?」
スズ「まだ分かりません、すみません、今日ちょっと来客の予定があるので」
フィン「そうか、引き留めて悪かったね、また何か情報が入ったら連絡するよ」
スズ「はい、また」
スズは黄昏の館を出ると屋台に売っているありったけの肉を買い影のダンジョンに向かった
| 影のダンジョンに入場しました |
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スズ「お待たせ~、ご飯買ってきた………………よ?」
影のダンジョンに入ると目の前でエシルがグレイの尻尾を掴み2人が睨み合っていた