ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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食事

時はスズがフィンと話をしている時

 

 

 

グレイLv.4

ファングウルフ

 

 

 

多少レベルが上がり今やゴブリン程度では1匹2匹集まっただけではグレイの敵ではない、と言っても3匹以上集まられれば手も足も出ないが

 

 

 

その尻尾はピンと張り堂々と歩いている

 

 

 

3匹以上の場合は予め掘っておいた穴に逃げ込む事にしている、そうすれば敵は諦めるか無理矢理穴に入ってくれば1対1に持ち込める為問題にはならない

 

 

 

そうして影のダンジョンライフを楽しんでいたグレイの前に最大の脅威が現れた

 

 

 

グレイ「グルルルルルル」

 

 

 

姿勢は低く、唸り声は深く、力はいっぱいに襲いかかった

 

 

 

やれる

 

 

 

それがグレイが最初に感じた気持ち

 

 

 

目の前にいるのは確実に己より強い相手、己より強い相手に勝つことは最上の喜びであり名誉だ

 

 

 

エシル「見えてるわよ?」

 

 

 

しかし相手は己の尻尾を掴み宙吊りにされる

 

 

 

グレイ「ガルルルルル!!」

 

 

 

それでも尚諦めずグレイは手足をバタバタさせるが届かない

 

 

 

エシル「全く、ペットって聞いてなかったら食べちゃう所よ」グレイを見たエシルはジュルリと涎を啜る

 

 

 

グレイ「クゥ~ン」

 

 

 

体をくねらせ己の尻尾を掴む手をペロペロと舐め始める

 

 

 

エシル「何よ、味見してるの?」

 

 

 

その目はギラギラと光っていた

 

 

 

エシル「やれやれ、おかしなワンちゃんね、まぁ本能的に分かってるんでしょ、私を食べれば力が得られるって」

 

 

 

エシル(私達は似た者同士だから、そしてそれは私と同じ)

 

 

 

エシルとグレイ、互いに君主の血を継ぐ者2人、悪魔達がエシルの血を狙いブロキーがグレイの血を抜き取り続けた様に2人の血はそれだけ希少なのだ

 

 

 

ペロペロペロペロペロペロペロペロ

 

 

 

エシル「いい加減にしろ!!」

 

 

 

いつまでも舐め続けるグレイにそう言うと同時にスズが無数の肉を持って入ってきた

 

 

 

エシル「あ」

 

 

 

グレイ「グルゥ?」

 

 

 

ギュルルルルルルルルルルルル

 

 

 

とエシルの腹が鳴る

 

 

 

スズ「はいこれ、悪魔だからお肉の方が良いよね?」

 

 

 

エシル「ええ!!、肉は食べないわ!!」

 

 

 

エシルはグレイを放り捨てスズの肉を受け取ると凄い勢いでグレイが走ってくるとエシルとスズに腹を見せ転がる

 

 

 

グレイ「ハッハッハッ」

 

 

 

エシル「ダメダメ、これは私のご飯何だから、おあずけよ」

 

 

 

グレイ「ハッハッハッ」

 

 

 

エシル「今更尻尾振ってもダメなものはダメよ」

 

 

 

グレイ「クウウゥゥン」

 

 

 

エシル「いただきま~す!!」

 

 

 

ズボッ!!とエシルが肉に手を突っ込むと肉がみるみる内に縮んでいく

 

 

 

スズ「???」

 

 

 

ジークフリード「肉に宿っている魔力を食べているのです、悪魔によって食事の作法は千差万別ですが、悪魔貴族は綺麗に食べることを好みます」

 

 

 

スズ「ふぅん、ま、ゆっくり食べててよ、私はその間に」

 

 

 

ゴブリン「グキャ⁉」

 

 

 

スズ「デイリークエストを終わらせようかな」

 

 

 

スズはそう言うとゴブリンを倒して回った

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