ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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神月祭 当夜

 

 

 

【ヘスティア・ファミリア】は全員で祭りに繰り出し楽しんでいた、屋台で食事をしたりくじ引きやお面を買ったりと遊んでいた

 

 

 

リリルカ「結構遊びましたね」

 

 

 

ヴェルフ「俺もそろそろあの人の所に顔出しに行くわ、拗ねられると厄介だからな」

 

 

 

ヴェルフはそう言うとヒラヒラと手を振り【ヘファイストス・ファミリア】の屋台の方へ向かった

 

 

 

春姫「私も【タケミカヅチ・ファミリア】の皆さんと約束がありますので」

 

 

 

春姫もそう言うと一礼しタケミカヅチ達を探しに行く

 

 

 

そのままの流れでひとまず自由行動にしようとなりスズもヘスティアと共にウロウロしようと歩き出すと少し先に壇上に上がるヘルメスの姿があった

 

 

 

ヘスティア「ヘルメス?、何してるんだ?」

 

 

 

スズ「そう言えばヘルメス様も何か催しをするって言ってました」

 

 

 

ヘスティア「行ってみよう」

 

 

 

ヘスティアの言葉に頷き近付くと段々とヘルメスの声が聞こえてくる

 

 

 

ヘルメス「さぁさぁ!!、よってらっしゃい見てらっしゃい!!、遠き者は音に聞け、近き者は目にも見よ!!、そして腕に覚えのある冒険者はその名乗りをあげろ!!、さぁ!!、この槍を引き抜く英雄は誰だ⁉」

 

 

 

ヘルメスの手の先には氷か水晶か、透明な何かに突き刺さる槍が確かにあった

 

 

 

ヘルメス「これは選ばれた者にしか抜けない伝説の槍だ!!、手にした者は貞潔たる女神の祝福が約束されるだろう!!、更に抜いた者には豪華世界観光ツアーにご招待!!、ギルドには既に了承済みだぁ!!」

 

 

 

ヘルメスの言葉に盛り上がった冒険者は次々と名乗りを上げ槍を引き抜こうと力を込めるがピクリとも反応しない

 

 

 

ジークフリード「ほぅ、あれは使い手を選ぶ様ですな」

 

 

 

そんな光景を見ているとひょっこりとジークフリードが顔を出しそう呟いた

 

 

 

スズ「使い手を?、そんなのお伽噺とか神様の武器じゃないの?」

 

 

 

ジークフリード「ひょっとしたら本当にその類いの武器なのかもしれません、アレからはかなりの力を感じます」

 

 

 

スズ「…………………………」

 

 

 

ヘスティア「やってみるかい?」

 

 

 

スズ「え?」

 

 

 

ヘスティア「やりたそうな顔してたから、君なら抜けるんじゃないかな?」

 

 

 

スズ「ハハ、まさかそんな、でも一応やってみます」

 

 

 

ヘスティア「頑張って!!」

 

 

 

ヘルメス「そしてここで次の挑戦者は!!、かの【ヘスティア・ファミリア】の団長ベル・クラネルと副団長のリュー・クラネルの娘!!、【モロク・ファミリア】の凶行に終止符を打った今オラリオで最も熱い冒険者!!、スズ・クラネルの登場だ~!!」

 

 

 

ヘルメスの紹介にザワザワとする民衆を余所にスズが槍を握る

 

 

 

???『見付けた』

 

 

 

スズ「え?」

 

 

 

何処からか美しい声が響き槍を支えていた水晶が砕けた

 

 

 

クエストが到着しました

 

 

 

そんなウィンドウの表示と共に民衆の少し後ろ、そこに青髪の美しい女神が現れた

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