ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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剛体術トレーニング

悪鬼の王 剛体の君主は他の君主に比べ特に特別な存在ではなかった

 

何処にでもいる一般のモンスター、最弱の怪物ゴブリン

 

それが剛体の君主タルナークの正体だ

 

では、何故彼が君主にまで登り詰めたのかと言うと彼の師が特別だったからに他ならない

 

彼の師アンムートは気紛れにそのゴブリンを鍛えタルナークと名付けほぼ拷問である修行を科した

 

タルナークは着実に強くなりやがて1人でオークを殺せる様になりオーガを殺せる様になりやがてはアンムートを超え君主となった

 

まぁ、そんなタルナークもより強い影の君主であるベルに殺されたのだが

 

アンムート「そして彼が現れた」

 

スズ「彼って?」

 

アンムート「大術師カンディアルだ」

 

カンディアルは年老い師を迎えるだけだったアンムートにカンディアルはこう囁いた

 

『私の剛体術を鍛える為の最適な場を設けよう。そこで永遠に剛体術を学ぶと良い』

 

アンムートはその誘いに乗りこうしてピラミッドの中にいるのだがそう上手い話は無かった

 

確かにアンムートは永遠の命を手にはしたがそれはピラミッド内での話だ

 

ジークフリード「…………小君主様、やはり奴の口車に乗るのは危険です」

 

スズ「………でも、剛体術って言うのには興味あるよ」

 

ジークフリードの言葉にスズはそう答え新しくやってきたクエストを見る

 

デイリークエスト:剛体術トレーニングが届きました(未確認)

 

スズ「必ず物にするよ、剛体術」

 

アンムート「良く言った!!早速修行を始めるぞ!!今日からお前は我が弟子タルタルだ!!」

 

スズ「ソースみたいで嫌だ、私はスズ・クラネル」

 

アンムート「第二の弟子タルタルよ!!これからその軟弱な肉体を私の様に強化してやろう!!」

 

スズ「人の話聞けし」

 

アンムート「タルタルよ、お前はこれから毎日」

 

スズ「あ、クエスト確認」

 

アンムート「腕立て伏せ100回!!腹筋100回!!スクワット100回!!ランニング10Km!!これを毎日やるのだ!!」

 

デイリークエスト:剛体術トレーニング

腕立て伏せ 0/100(未完了)

腹筋    0/100(未完了)

スクワット 0/100(未完了)

ランニング 0/10 (未完了)

 

※ただし、アンムートを背負って行うこと

 

アンムート「ただし!!私を背負ってやって貰うがな!!」

 

スズ「うへ」

 

スズは目の前で腕を組むアンムートを見て辟易とした顔を浮かべる

 

アンムート「よし、早速始めるぞ」

 

アンムートはそう言うと次第に透明になり姿が見えなくなっていく

 

エシル「霊体化!?」

 

スズ「グアッ!?」

 

瞬間、スズにとてつもない重力が掛かり潰れそうになるのを必死に耐える

 

アンムート「ガハハ!!良いぞ!!、この分ならもう少し重くしても良いな」

 

アンムートのそんな声が響くとスズは完全に潰れてしまう

 

アンムート「どうした?そんなザマで腕立て伏せが出来るのか?」

 

スズ「~~~支配者の権能!!」

 

支配者の権能で重力をある程度軽減し腕立て伏せをするとアンムートがカウントを始める

 

アンムート「1!!2!!2!!2!!2!!」

 

スズ「何でッ!! ずっとッ!! 2なのッ!!」

 

アンムート「肘の曲がりが甘い」

 

こうしてスズの地獄の剛体術トレーニングが幕を開けた

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