ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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スズの使命

ジークフリード「グオオ、取り乱しました」

 

 

 

スズ「落ち着いたなら良かったよ」

 

 

 

ジークフリード「しかし、小君主様、恐らくリュー様を襲ったのは間違いなくイタリムです、卑劣な罠を張ったのでしょう」

 

 

 

スズ「……………………私はどうすれば良いの?」

 

 

 

ジークフリード「決まっています!!、強くなるのです!!、出来るだけ早く!!」

 

 

 

スズ「強くなる?」

 

 

 

ジークフリード「はい!!、主君は戦争のためしばらくこの地に戻ることは出来ません、結局リュー様を救えるのは小君主様しかいないのです、ですが今の小君主様は竜王になる素質を持ちながら子竜にも劣る力しかありません!!」

 

 

 

一同((((子竜も十分凄いと思う))))

 

 

 

スズ「子竜より弱いの?」

 

 

 

スズは少し、いや、かなり傷付いた

 

 

 

ジークフリード「そこで!!、レベルアップをしましょう!!」

 

 

 

クエストが到着しました

 

 

 

スズの前にウィンドウが現れる

 

 

 

クエスト:影の試練

スズ・クラネル

貴女は偉大なる影の君主の血を引く者です

しかし、その産まれ持った才能は全て封印されています

その偉大なる力を手にする為には自らの資格を証明しなければなりません

影のダンジョンに入りその資格を証明して下さい

 

 

 

ヘスティア「ま、待ちなよジーク君!!、レベルアップするって簡単に言うけどね、位階(レベル)って言うのはそう簡単に上がるものじゃないんだよ?、ベル君を参考にしているのならあれはベル君が異常だっただけで普通は年単位で時間が掛るんだよ⁉」

 

 

 

ジークフリード「そっちはそうだろう、だが私が言っているのは小君主様に与えられたステータスの事だ」

 

 

 

ヘスティア「す、ステイタス?」

 

 

 

ジークフリード「………………兎も角、小君主様が特別と言う事だ、小君主様、インベントリを開いて見て下さい」

 

 

 

スズ「えっと、インベントリ……………………これかな?」

 

 

 

スズは四苦八苦しながらウィンドウを操作する

 

 

 

インベントリ

影のダンジョンの鍵(未確認)

 

 

 

ジークフリード「それは小君主様にのみ使える無限に物を入れられるカバンの様な物です」

 

 

 

スズ「へぇ、便利だね」

 

 

 

インベントリから鍵を取り出すと詳しい情報が表示された

 

 

 

アイテム:影のダンジョンの鍵

入手難易度:??

種類:鍵

影のダンジョンに入れる鍵です

スズ・クラネルの影に使用できます

 

 

 

スズ「私の影?」

 

 

 

スズは鍵を自身の影に指すとトプンと鍵の先が影に沈む、そのまま捻るとグワッ!!と穴が開く

 

 

 

ジークフリード「それでは参りましょう!!、本来は小君主様の物である全ての力を取り戻すのです!!、私が補佐します、勿論、余り力は残されていませんが」

 

 

 

スズ「えっと、……………………じゃあ、取り敢えず行ってきます」

 

 

 

スズがそう言うとヘスティアがスズを抱き締める

 

 

 

ヘスティア「行ってらっしゃい、必ず帰ってくるんだよ?」

 

 

 

スズ「………………はい」

 

 

 

ダンジョンに入場しますか?

     YES/NO

 

 

 

スズ「はい」

 

 

 

門を潜るとそこはオラリオにそっくりだった

 

 

 

影のダンジョンに入場しました

 

 

 

スズ「ここが影のダンジョン?」

 

 

 

ジークフリード「影のダンジョンへようこそお越し下さいました!!」

 

 

 

スズ(何だろう、初めて来たのに懐かしい気がする)

 

 

 

そう感じている時、ゾワリとした物が背中に流れ振り替えると粗末な石斧が飛んできていた、飛び退くとそこには

 

 

 

スズ「ゴブリン?」

 

 

 

ゴブリン偵察兵

 

 

 

ゴブリンの頭にそう表示されスズは構える

 

 

 

剣を抜きゴブリンに接近する、スピードに着いてこれないのかゴブリンは驚き簡単に首を跳ねられた

 

 

 

スズ「ふぅ」

 

 

 

ジークフリード「油断は禁物ですぞ!!、奴らは群れます!!」

 

 

 

スズが石斧を拾うとジークフリードがそう警告してくる

 

 

 

真横からヒュンッ!!と風切り音が聞こえ上体を反らすと眼前を矢が通りすぎる、矢が飛んできた方を見ると弓と矢を背負った別のゴブリン偵察兵がいた

 

 

 

スズ「あれを使ってみよう」

 

 

 

手から紫色のオーラが溢れ石斧が宙に浮く

 

 

 

ジークフリード「おお!!、その力は!!」

 

 

 

それを思いっきり振りかぶるとクルクルと回りながら偵察兵の頭に直撃した

 

 

 

ジークフリード「流石は小君主様!!、ついに乳飲み子の頃の力に目覚めたのですね!!」

 

 

 

ジークフリードはスズが幼かった頃を思い出し感涙していた

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