ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか? 作:寝心地
フィン「全員準備は良いか?突入する」
アイスベアのローブを纏ったフィンと【ロキ・ファミリア】の幹部、そしてスズは極東に空いた穴【ゲート】に突入する
穴の向こうは当然というべきか極寒の大地が広がっていた
ガレスを先頭に先を進むとピクリとスズの感覚に反応する物があった
スズ「ガレスさん盾構えて!!」
ガレス「ッ!!ぬおおおおおおおおおお!?」
ガレスがスズの声に反応し盾を構えるとそこに無数の攻撃が降り注ぎガレスの盾にヒビが入る
攻撃が止むと同時に盾を放り捨てると柔らかい雪の上に落ちたというのに鉄の盾が砕ける
ガレス「良く分かったの」
スズ「何となく?」
そんな話をしているとリヴェリアから魔力の嵐が巻き起こる
リヴェリア「【間もなく、焔は放たれる。忍び寄る戦火、免れえぬ破滅。開戦の角笛は高らかに鳴り響き、暴虐なる争乱が全てを包み込む。至れ、紅蓮の炎、無慈悲の猛火。汝は業火の化身なり。ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを。焼き尽くせ、スルトの剣ーー我が名はアールヴ】【レア・ラーヴァテイン】!!」
無数の炎の柱が起こり攻撃してきた何かに反撃するが軽々と避けられる
リヴェリア「クッ、随分と身軽だな」
そんな攻防の裏でフィンは別の方向を警戒していた
吹雪の向こう側、一見何も無い様に見えるが小人族特有の視力とLv8の冒険者の視力が合わさりソイツを捉える
フィン「ベート!!アイズ!!反転!!その攻撃は囮だ!!本命は此方だ!!」
「「ッ!!」」
フィンの言葉に反応しベートとアイズがフィンの指し示す先を進む、しかし
ベート(クソ!!間に合うか!?)
ベートが側面攻撃を防げるかギリギリのタイミングだった、その時
スズ「……………………出てこい」
スズの号令に従う様にスズの影が蠢きそこから3体の黒いモンスターが現れる
ベート「黒い……………………」
アイズ「……………………モンスター」
リヴェリア(フッ、血は争えないと言うことか)
ベートとアイズはその光景に過去を思い出しリヴェリアはその血族を思いながら微笑み魔法を唱え続けた
| アイスゴーレム |
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| アイスゴーレム |
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スズがアイスゴーレムと表示されたモンスターを倒そうとした時、アイスゴーレム達は地面を踏み砕くと大地が揺れた
ティオナ「地震!?」
ティオネ「な、何々!?」
アイスゴーレムの踏み砕いた地面が崩れ割れると地面の正体がわかる
それはただただ小さな崖に降り積もった雪、何十……何百年と止まぬ雪が降り積もった様な地面がアイスゴーレムの攻撃により崩れスズと【ロキ・ファミリア】はバラバラに落ちる
フィン「総員衝撃に備えろ!!着地を最優先!!合流はその後だ!!」
フィンがそう言うと同時に誰の姿も見えなくなる
スズ「センチ」
スズは唯一影に戻って来たセンチを再び呼び出し眼下に広がる大地に着地させるとセンチは体を最大限スズに向けて伸ばす
すると、スズはセンチの背中に滑り落ち滑り台の要領で地面に転がる
スズ「ふぅ」
スズは体に纏わりついた雪を払い周りを見る
スズ「森?」
周りをキョロキョロと見ていると背後からガサリと音が聞こえそちらを見ると何かが襲い掛かってきていた為ラカンの牙を振り抜く
| アイスコボルトを倒しました |
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スズ「ハァ、取り敢えず移動しないとね」
ジーク「既に包囲されている様です。ピードとスコルピウスが戻って来ていない今気を付けましょう」
| アイスコボルト |
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| アイスコボルト |
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スズ「……………………そうだね、センチ」
センチ「キャアアアアアアアアアアアアア!!」
スズ「ねじ伏せて」
スズの命令に従いセンチはその身を動かしアイスコボルト達を轢き殺す
しかしその体の大きさと長さ故、逃がした際はやられたい放題になる、そこに
無数のアイスコボルト達を貫き殺しスコルが現れる
スコル「スコルピウス、ただいま帰還しました、主」
スズ「うん、よく戻ってきたね、それは良いよ。その手に持ってるの何?」
スズはスコルの右手に注目した
スコル「落ちた先で襲って来たアイスエルフです」
スズ「生きてるの?」
スコル「はい、気になる事を言っていたので気絶に留め連れてきました」
スズ「気になること?」
スズは首を傾げるとスコルが口を開く
スコル「はい、この者は私を認識し影の君主を知っているかと…………」
スズ「………………………………は?」
スズはスコルの言葉を正しく認識するのに数秒の時間を要した