ベルの娘もシステムに目覚めるのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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シルカ

バルカ部族の守護者シルカ

 

スコルが連れ帰った相手の名前が表示されスズはどうするべきか悩む

 

スズ「う〜ん…………エルフ…………だよね?」

 

ジーク「この者達はアイスエルフです。エルフが人間として認知されているのと異なりこの者達はれっきとしたモンスターに位置します」

 

スズがシルカについて考えているとジークが捕捉する様に告げる

 

スコルの話によるとスズと離された後襲って来たシルカを返り討ちにしとどめを刺そうとした時

 

シルカ『影の…………兵士』

 

シルカがそう言い放ちその言葉に思わず手を止めたスコルはその件について問い質すと

 

シルカ『お前も影の君主を知っているか?』

 

と尋ねられたと言う

 

スズの目的を理解しているスコルは取り敢えずスズに判断を仰ぐべく生け捕りにしたと言う事らしい

 

スズ「取り敢えずパパの事何か知ってるなら話を聞かないとね、何処か休めそうな場所を探してきて」

 

兵士達にそう命じると彼らはそれぞれ違う方向に動き出し5分ほどで戻って来る

 

スコル「主よ、見つけました。此方へ」

 

スコルがそう言いシルカを担ぐと先導する、5分ほど歩いた所で見つけたのは小さな洞窟

 

アイテム:焚き火セットを購入しました

 

ジーク「小君主様、ここは私にお任せ下さい」

 

ジークはそう言うと小さな炎を吐き焚き火に火を付ける

 

パチパチと火の粉が登る間にスズはポーションを取り出しシルカと言うアイスエルフの口に流し込む

 

シルカ「ゲホ!! ゴホ!!」

 

スズ「ちゃんと飲んで、痛みが和らぐから」

 

スズはそう言いシルカにポーションを飲ませ終えるとシルカの傷が塞がり軈て目を覚ます

 

その眼前にはスコルの槍が構えられており険しい表情をしている

 

スコル「妙な動きをしたら殺す」

 

シルカにしっかりと釘を差したスコルは尚も槍先をシルカから外さない

 

シルカは状況が理解出来ないのかキョロキョロと周りを見回す

 

スズ「どうかした?」

 

スズが問い掛けると今まで気付かなかったのか漸くスズを認識する

 

シルカ「お前、私の言葉が分かるのか?」

 

シルカは不思議そうにスズに問い掛ける

 

スズ「うん?うん、分かるけど」

 

ジーク「本来君主の残党やイタリム等は人間の体を介さない限り違う言語として発されます。つまり小君主様以外に彼女達と会話をする事は例外を除いて不可能です」

 

スズ「そうなの?まぁ取り敢えずそういう事で…………幾つか聞きたいことがあるんだけど…………」

 

スズがシルカに質問を投げようとした時

 

シルカ「兎に角良かった、私はバルカ部族の守護者シルカ!!お前は影の君主ベル・クラネルとどういう関係だ!?その影の兵士は貸してもらったのか!?」

 

シルカのマシンガントークに気圧され言葉が遅れるとシルカはふと何かに気付いた

 

シルカ「う〜ん?これは…………似てるな」

 

スズ「何に?」

 

シルカ「成る程成る程そういう事か!!お前チャチャの娘だな!!」

 

スズ「チャチャ?」

 

ジーク「何者だそ奴は?」

 

シルカ「チャチャはチャチャだ!!リュー・クラネルだよ!!」

 

「「「ッ!?」」」

 

思わぬ所から飛び出したリューの手掛かりに今度はスズがシルカに迫りシルカが気圧される

 

スズ「ママを知ってるの!?」

 

シルカ「知ってるも何も友達だ、チャチャはアイスエルフの救世主だからな。竜の巫女チャチャ」

 

スズ「竜の巫女?」

 

ジーク「小君主様!!」

 

2人で話し込んでいると突然ジークが大声を上げスズを呼ぶ

 

スズ「びっっくりした、急に大声出さないでよ」

 

ジーク「申し訳ありません、しかし最後にリュー様のお姿を見た時の事を思い出したのです」

 

ジークはそう言いスズにリューの最後の話を聞かせる

 

ジーク「あの日はお二人の結婚記念日でした。そして主君はリュー様に贈り物を贈られたのです。その直後いたリムの攻撃が始まりお二人は」

 

ベル『先に帰っててすぐに行くから』

 

リュー『すぐに帰ってくるのですね?』

 

ジーク「と、この様な会話をなさっておりました。そしてリュー様はカイセルに乗り地上に向かい我々は外神戦争に向かいました。これが全ての始まりだったのです」

 

ジークは最後にそう言いつけ話を終えた

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