歴女JK謀神の子供を産む   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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1525年 毛利房元の婚姻

 大活躍だった元就は大内義興が本陣に置いていた大宰府に向かい、そこで論功行賞が行われ、元就は先の豊前、豊後での戦いを大内義興から褒め称えられた。

 

「流石元就殿だ。良くやってくれた」

 

「ありがたき幸せなのじゃ!」

 

 この功績で大内義興から自身の次女が元就の長男で、毛利家の当主である房元に嫁がせることが決まったが、兄毛利興元の遺児で長女の鶴姫との婚約はどうなるのだという話になり、母方の実家である杉興長殿と相談した結果、鶴姫の婚約相手は次男の盛就にスライドするのはどうかという話になった。

 

 また秘密の約束である四国の伊予、土佐切り取り許可も貰い、元就は吉田郡山城に帰還する。

 

 

 吉田郡山城では遠征成功を祝う席が設けられ、そこに鶴姫達も呼ばれていた。

 

「元就叔父様! 私房元兄様じゃなくて盛就兄様に嫁げは良いの?」

 

「すまんのじゃ! もうすぐ結婚と思っていたが、流石に大内義興様の娘となると話が変わってくるのじゃ」

 

 マヤ殿も

 

「実家も納得しているのなら仕方がありませんね」

 

 と大きく揉める事は無かった。

 

「良かったじゃねぇか盛就、お前鶴ちゃんの事好きって言っていたもんな」

 

「あ、兄上こそ鶴の事は良いので?」

 

「仲は悪く無いが鶴は我が強いから絶対に子供が出来たら揉めると思ってな……今回みたいな嫁ぎ先を急に変えたら何を言われるかわからんし……」

 

 毛利家家中でも大内義興の娘が嫁いでくるとは思って居らず、家中で大混乱となったが、本人達は納得していた。

 

「まぁ盛就兄様だったら私が引っ張らないとどこか抜けてますからね! ビシバシいきますよ!」

 

「あの小さくて可愛かった鶴がいつの間にか聡明だけど男勝りになって……」

 

「頑張れ盛就……」

 

「2人共! 聞こえてますからね!」

 

 

 

 

 

 

 そして色々準備を整えて大内義興の次女梓姫が輿入れし、結婚の儀式が行われることになった。

 

 彩乃も元就もどんな娘が来るか分からずにソワソワしていたが、当事者の房元は何故か落ち着いていた。

 

「なんでお主はそんなに落ち着いていられるんじゃ?」

 

「そうそう!」

 

「いや……何度か山口の屋敷で会ってるので……元気な方ですよ……」

 

 そして大内側から行列がやって来て、籠が置かれた。

 

 その籠から黒髪の女性がばっと飛び出して房元に抱きついた。

 

「会いたかった〜! 会いたかったよ房元〜!」

 

「梓さん、み、皆の前ですから勘弁してください」

 

「やだー、もっと房元の香りや体温を感じていたい」

 

 なんかめっちゃラブラブしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「元就お義父様、彩乃お義母様、お初にお目にかかります。大内義興の娘、梓でございます」

 

「毛利元就だ」

 

「毛利彩乃だよ」

 

「お義母様お若い! 20前半に見えますが」

 

「やだ、もう29歳(数え年)なのよ」

 

「ええ! じゃあ私と12の差ですね」

 

「となると梓様は17かしら」

 

「彩乃お義母様、様は辞めてください。房元様のお母様に様をつけられたら萎縮してしまいますし、神通力の使い手とも聞いています! そんな方に様呼びだなんてとてもとても」

 

「じゃあ梓ちゃんと呼ばせてもらうわね」

 

「はい! ありがとうございます!」

 

 最初になんで房元とあんなに仲が良かったのかを聞く。

 

「山口の大内館で房元様は大内義隆兄様と一緒に行動されていらしたのですが、庭で武芸をしたり、貴族の先生達と勉学をしていらっしゃる事が多かったのですが、義隆兄様の誘いで話す機会が幾度かあり、その時にこの人の子供が産みたいと思うようになったのです! それで義隆兄様に相談したところ兄様が動いてくださり、お父様を説得されて私が嫁ぐことが出来た次第で」

 

 詳しく聞くと房元、盛就は山口の町の女性達からアイドルの様な人気があったらしく、侍女達が2人が武芸後に汗を流す手伝いを誰がするかの順番で揉め事が起こったくらいだったらしい。

 

 ちなみに兄の義隆は

 

「房元と義兄弟になれるなんて素敵過ぎる!」

 

 と妹の事を自分の欲望含めて応援し、大内義興も元就なら他を納得させられる武功を立ててくれるだろうと予想し、今回の婚姻となったらしい。

 

 女の執念恐ろしや……。

 

 房元と梓姫の年も1つしか違わないので年齢的にもちょうど良い夫婦である。

 

 大内義興の娘ということで婚礼品が凄まじく、食器や家具、着物が大量に贈られていた。

 

 というかタンスの中に銭束がゴロゴロ入っていた。

 

「天下の大内ですから当然です!」

 

 ムフーっと梓姫はそう言っていたが、娘の嫁入りに数千貫をポンと出せる大内の財力たる恐ろしさよ……。

 

 ちなみに房元は房元で、梓姫と過ごすための新居を吉田郡山城拡張計画に盛り込んでおり、ちゃっかり屋敷を城内にこしらえていた。

 

 大勢の家臣を呼んで饗し、2日間に及ぶ婚姻の儀を行い、初夜が行われた。

 

「房元ちょっとこっちに」

 

「なんですか母上」

 

 彩乃はそっと薬を房元に渡した。

 

「バイアグラという未来の精力剤よ。効果凄いから1粒で凄いことになるから頑張って」

 

「母上!」

 

 恥ずかしそうにする房元であったが、薬を受け取った。

 

 そして初夜の事を襖の置くに控えていた侍女達に彩乃が聞くと

 

「や、野獣が居ました……」

 

「獣同士の交尾です。喘ぎ声も凄かったですし、房元様も数時間腰を振り続けて居ました……」

 

 と、とにかく凄かったらしい。

 

 初夜だけでなく、普通にバイアグラ抜きでも元就に似て絶倫だった房元は梓姫を元就が持ってきたエロ本を参考に技量を高め、快楽漬けにして房元は梓姫が死ぬまで奥さんを1人しか置かなかったが、彩乃同様に毎年のようにポコポコと梓姫を孕ませるのであった。

 

 

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