ソードアート・オンライン~LuLuの物語~ 作:ウンニーニョ
ある日突然書きたくなって書いてみましたよろしければ温かい目で見守ってください
始まりの街
浮遊城第1層
「リンク・スタート」
真っ暗な世界・・・あたりまえだ、目を閉じてるのだから。
僕は今、《SAO》に飛び込んで初めて目を開ける。
「緊張するな……せーの!」
バッと目をあける、そこには現実ではありえない風景。
今までは画面の向こうにあった風景。
「すっげ……」
言葉にならない感動もそこそこに頭を切り替える、いや切り替わる。
早くフィールドに出てみたいと。
「あー? フィールドってどっちだ?」
辺りを見回し、どちらに行けばフィールドへ出られるのかを考える。
すると赤いバンダナのプレイヤーと黒い髪のプレイヤーの会話が聞こえてきた。
「その迷いのない動きっぷり、あんたベータテスト経験者だろ?」
(おっこれは便乗するしかないだろ)
「俺、今日が始めてでさ、序盤のコツちょっとレクチャーしてくれよ」
「その話、僕も乗っかっていいかな?」
突然話し掛けられ、黒い髪のプレイヤーと赤いバンダナのプレイヤーは驚いてこちらを向いた。
「悪い、迷ってたら話が聞こえてきてさ、俺も今日がはじめてなんだ。頼んでもいいか?」
「あ、あぁ」
黒い髪のプレイヤーは困惑しているが赤いバンダナのプレイヤーと押し切る
「たのむよ! 俺はクラインよろしくな」
「ルルです。よろしくお願いします」
「俺はキリトだ」
黒髪のプレイヤー、キリトがため息を吐き、仕方ないかと2人の指導を受け入れると3人は自己紹介を終え、フィールドへと向かった。
☆★☆★
「ドワッ!」
赤いバンダナのプレイヤー、クラインが吹っ飛んでいく
「ぐ…股座が…」
「おおげさだな、痛みは感じないはずだぞ?」
「ハハハ……」
「言っただろ、大事なのは初動のモーションだ」
「そうだぞクライン、キリトの言うことをちゃんとやれば簡単だぞ?」
ルルはそう言って目の前のイノシシに向かって構えると剣先が赤く光が灯り、加速した剣がイノシシへと打ち込まれイノシシをポリゴンへとかえる
今キリトに教えて貰っているのはこのゲームで唯一の必殺技、ソードスキル。
設定された構えをとることでシステムがアシストして達人のような剣術が使えるという物だ。
「んなこと言ったってよう、あいつ動きやがるしよ?」
「ちゃんとモーションを起こして、ソードスキルを発動させれば」
そうキリトが言うのと同時にルルがソードスキルを発動し、また一匹ポリゴンにかわる
「はらね? クラインもできるさ、同じ曲刀なんだから。モーションが立ち上がったらシステムがあててくれるよ」
「つったってよ…こうか?」
クラインが構える
「そのままタメを作って」
ルルがいうとクラインの剣先に赤い光が燈る
「そのままシステムに身を任せるんだ」
キリトがいうとクラインはソードスキルを発動させイノシシに突っ込んでいく。
パリィィ
ガラスの割れるような音とともにイノシシがくだけちった。
「やったじゃんクライン」
ルルがいうと
「うっしゃーー」
クラインは盛大にガッツポーズを決めた
「おめでと。だけど今の敵スライム相当だけどな」
「えぇ」
クラインはキリトのことばに驚いたように
「マジかよ、俺はてっきり中ボスかなんかだと」
「なわけあるか」
「だったら僕は中ボスたおしまくりなわけだ」
「「「…ぷっハハハハハハ」」」
こうして3人は笑いながらキリトのチュートリアルをこなしていくのだった
☆★☆★
あれからどのくらい経っただろう? あたりは夕日につつまれていた。
「ふぅ、まだ狩りをつづけるか?」
「僕はそろそろ別行動しようかな」
キリトの問いにルルが答え
「ったりめーよ! っていいたいところだけど、腹減ったから一回落ちるわ。5時半に熱々のピザが予約済みだしな」
グッと親指をたててクラインがこたえる
「そっか、空腹なんてわすれてたよ、ご飯食べてからまたインしようかな」
「そーしよーぜルル。俺も食べてからほかのゲームでしりあったやつらと落ち合う約束なんだ。キリト、ルル、お前らもあいつらとフレンド登録しないか?」
クラインの誘いに
「あぁ…」
「悪い、序盤は教えてもらったら一人でブラブラするつもりなんだ」
2人の反応にクラインは
「まぁ無理にとは言わねえよ、また紹介する機会もあるだろうしな
それはそうとありがとな、レクチャーしてもらって」
「僕もだキリト、ありがとう」
二人の言葉にキリトは
「また聞きたいことがらったら連絡してくれ」
「おぅ、頼りにしてるぜ」
三人は握手を交わし、クラインとルルはログアウトのために右手を振る。
するとメニュー画面が現れログアウトのボタンが表れる。
「…ん?」
「っあれ?ログアウトボタンがねぇ!」
はずだった。
「クラインお前もか?」
「よく見てみろよ」
「やっぱねえ、なぁルル?」
「あぁ」
「メインメニューの一番下に……」
「な? ねえだろ?」
「ああ……ない」
ボタンを確認したキリトもだまりこんでしまう
「今頃運営は半泣きだろうな」
「お前もな、今5時25分だ」
「俺様の照りマヨピザとジンジャーエールがー‼︎」
「ハハハハハハ」
クラインとキリト二人の掛け合いにルルが笑う。
ルルはこの間にGMコールしていたのだがつながらないらしい。
このあと3人はメニュー以外のログアウト方法を考えるもみつからず、クラインが変なポーズを決めログアウトできないかためしていると、3人同時にいや、全プレイヤー同時に始まりの町に転送され、集められるのだった
☆★☆★
転移されてからすぐに誰かが「上」といった。
キリト、ルル、クラインも一斉に上を見る、すると空にWARNINGの文字が広がっていき空が赤く塗りつぶされ、その中からローブの人物が姿をあらわした
「プレイヤー諸君私の世界へようこそ」
「私の世界?」
ローブの人物の言葉にキリトが疑問を浮かべる
「私の名前は茅場晶彦。いまやこの世界をコントロールできる唯一の人間だ」
ところどころに驚きの声が聞こえてくる。
<茅場晶彦>それはSAO製作者の名前だこのゲームのプレイヤーでしらない人はいないのではないだろうか?
そして茅場は言ったのだ。
このゲームからログアウトしたければ誰かがSAOをクリアするしかないと、それ以外の方法が試みられた場合……
脳を焼かれて死ぬと。
すでに213人のプレイヤーが現実世界で<も>死んでいるということ、そしてこの世界でHPが0になった場合も死が待っているということも。
これが茅場晶彦が作りたかった世界だとそういっているのだ
突然の事態に全員が困惑する中、茅場は話をつづける
「では最後に諸君のアイテムストレージにプレゼントを用意してある確認してくれたまえ」
プレイヤーたちは一斉に確認し始めた。
ルルも例外ではなく右手を振り、メニュー画面を開き、アイテムを確認する。
「手鏡?」
手鏡を取り出すとともにプレイヤーたちは光に包まれていく。
すると周りは今までの美男美女ばかりではなくなり、隣にいたキリトやクラインもいなくなっていた。
「あれ? お前誰?」
「お前こそ誰だよ?」
キリトやクラインがいた方向からそんな声がきこえてくる
「「てことは」」
「お前がキリトか?」「クラインか?」
そんな声にルルははっとして手鏡を覗き込む。
そこには整った顔立ちではあるが目つきが悪く、黒と金のグラデーションカラーをした、まさしく現実の
「じゃあ、お前がルルか?」
「あ、あぁ俺がルルだ……」
「でもなんで?」
クラインがもっともな疑問をあげる。
それにキリトはナーブギアでの《スキャン》だと答えをだした。
それを聞いてクラインは体はキャリブレーションで初めに確認したと補足する
ルルもナーブギアが神経に直結できるのなら自分の記憶から自分の姿を確認、再現できるのでわないかと仮説をたてた。
そのとき茅場は最後にと、こう告げたのだった。
「これはゲームであっても遊びではない。……諸君健闘を祈る」
☆★☆★
周りが騒然となっている中キリトはクラインとルルの手をとり路地へとやってきた。
「俺はこれから次の町へ向かう。お前たちも一緒に来ないか? あいつの言葉がすべて本当ならこの世界で生き残っていくためにはひたすら自分を強化しなくちゃならない。VRMMOが供給する理想数、つまり、俺たちが得られる金や経験値は限られている、始まりの町周辺はすぐに狩り尽くされるだろう。今のうちに次の村を拠点にしたほうがいい。俺は道も危険なポイントも全部知ってるからLv1でも安全にたどり着ける」
しかしクラインは
「しかしよぅ、俺はほかのゲームでダチだったやつらと徹夜で並んでこのソフトを買ったんだ。あいつら広場にいるはずなんだ、置いては行けない……わりぃ、お前にこれ以上世話になるわけにはいかないよな。だから気にしねえで次の村へ行ってくれ。
俺だって前のゲームじゃギルドの頭張ってたからなおめぇに教わったテクでなんとかしてみせらぁ!」
「そっか…ルルはどうする?」
「俺はこのゲームには一人できたし、ついて行きたいけど……」
ルルの視線に気づいたのかクラインは
「ルルよお、俺のことは気にすんな! ここで分かれても死ぬわけじゃねえんだ。仲間つれてすぐに追いついてやらぁ‼︎」
「あぁ、わかった。じゃあキリト頼めるか?」
「あぁ、じゃあ…またなクライン、なにかあったらメッセージとばしてくれ」
下を向いて去ろうとするキリトとルルにクラインは
「キリト、ルル……おいキリト、お前ホントは案外かわいい顔してやがんな結構好みだぜ! ルル、お前ホントは俺って喋んだな、あと目つき鋭いな」
キリトは顔お上げ
「お前もその野武士面のほうが10倍似合ってるよ!」
ルルもそれに続き
「目つきは気にしてんだよ、バーカ!」
そうして2人はクラインと別れ次の町へと向けて走り出すのだった。
どうでしたでしょうかまだオリジナル感はでてないですかね話が進むにつれ増えていくつもりです
またみてね