ソードアート・オンライン~LuLuの物語~   作:ウンニーニョ

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今回は短めですがよかったら読んでやってください


攻略会議

ここは一層迷宮区

 

あの日、このゲームが遊びでなくなってから1ヶ月

 

ルルはキリトと別れ、ソロでプレイするようになっていた。

ケンカをしたわけではない、今でもパーティ専用クエでめぼしい物があれば連絡を取り合ったりしている。

2人ともソロの気質だったのだろう。

 

そんなこんなで一層の迷宮区

 

トカゲ型のモンスターに右から左水平切りを一線、切り裂いたところでまた一線手首をかえして左から右へ

左右左右左右左右とモンスターに攻撃の隙を与えずに連続で切り裂いていく。

最後のトカゲ型モンスターがポリゴンになって霧散する。

 

「ふう、この戦い方が一番しっくりくるな」

 

デスゲームとなったSAO内でソードスキルをつかわず敵の懐に飛び込み、一撃をあたえてまた踏み込み連続して切り裂いていく。

こんな戦い方をするのはルルだけではないだろうか?

 

「さてと、そろそろ帰ろうか」

 

そう言ってルルは迷宮区の出口へと足を向ける。

そろそろなどと言っているが4日も迷宮区にこもりっ放しだったのだ。

早く帰って風呂にでも入ろう。そんなことを考えながら町へ向かって歩くのだった。

 

 

☆★☆★

 

 

町へ入ると一人のプレイヤーが話しかけてきた。

 

「迷宮区からのお帰りかい?」

 

いきなりそんなことを聞いてくるプレイヤーを無視し、ルルは借りている家へと帰ろうとする

 

「おいおい、ちょっと待ってくれ⁉︎ あんたが迷宮区へ行くようなプレイヤーなら耳寄りな情報がある!」

 

ルルは立ち止まり怪しむような目つきで振り返る

 

「そんな目で見ないでくれよ……俺は強いプレイヤーへの情報伝達役なんだ」

 

「で?」

 

用件は? と早く風呂に入りたいルルは不機嫌に問う。

 

「今日第一層迷宮区の最深部、ボス部屋が発見された」

 

プレイヤーの言葉にめんどくさそうに半目にしていた目を見開く。

それを見たプレイヤーは待ってましたとばかりに続ける。

 

「そう、やっと見つかったんだ! それで今日の午後からボス攻略の会議が開かれる。ボスはレイド戦だ、あんたも腕に覚えがあるなら参加してくれ」

 

そう言うとプレイヤーは町に入ってくるプレイヤーにこの話を拡散するため、町の入り口へと向かっていく。

 

ルルはもちろん会議には出るつもりだが、その前に風呂に入るべく借りている家へと足を向けた

 

☆★☆★

 

午後になってルルは会議に出るため噴水の広場へきていた。

話を聞きに集まってるのはざっと見て40人。

それぞれ意見交換しているものやパーティなのだろう固まって話している物もいる。

そこに一人の知り合いを見つけたルルはその人物に話しかける。

 

「キリト!」

 

「ルル! 久しぶりだな」

 

「あぁ、10日ぶりくらいか?」

 

話し始めたところで会議の主催と思われる人物が全員に話し始めた。

 

「今日は俺の呼びかけに応じてくれてありがとう。俺はディアベル、職業は気持ち的に《ナイト》やってます。」

 

ディアベルの自己紹介に集まったプレイヤーたちはどっと沸く。

話を中断されてこともありルルとキリトはお互いに苦笑しながらディアベルへと向き直る

 

「今日、俺たちのパーティがボス部屋を発見した。俺たちはボスを倒し、2層へ進む。そして《始まりの町》で待っている皆にこのゲームがクリアできるってことを伝えるべきなんだ! それが、ここにいる俺たちの義務だ。そうは思わないか?」

 

ディアベルの言葉に拍手が起こる

 

「OK、それじゃさっそくだけど、これから攻略会議をはじめたいと思う。まずは6人のパーティを組んでみてくれ。フロアボスは単なるパーティじゃ対抗できない。パーティを束ねたレイドを作るんだ」

 

「パーティったって」

 

ルルは周りを見渡すが回りはみんなすでにパーティを組んでいる。

そんなとき目の前にパーティ申請の画面がでてくる。

キリトのほうを見ると苦笑しながら2人で組むか?と問いかけてくる。

こちらも苦笑しながら「そうだな」と答えようとするが、視線の先にポツンと一人で座るプレイヤーを見つけ、そのプレイヤーを指差す

 

「あぶれてるみたいだな」

 

キリトはそう答え、2人でそちらへ向かう。

 

「あんたもあぶれたのか?」

 

キリトの問いに小豆色のフードを被ったプレイヤーはツンとした口ぶりで答える

 

「あぶれてない、周りが皆お仲間同士みたいだったから遠慮しただけ」

 

「ソロプレイヤーか」

 

キリトはそんなことを言っているがルルはいや、それをあぶれたって言うんだよ! と心のなかで突っ込みを入れた。

 

「なら俺たちと組まないか? ボスは1人じゃ攻略できないって言ってただろ? 今回だけの暫定だ」

 

フードのプレイヤーは頷きキリトが申請を送る

右上を見ると上からLuLu、Kirito、Asunaの順に並んでいる。

へぇ女性プレイヤーか、などと思っているとディアベルが話し出した。

 

「よーしそろそろ組み終わったかんな?」

 

「じゃぁ「ちょう待ってんか?」

 

ディアベルの言葉をさえぎる様に誰かが待ったをかけたのだった

 

 




これで4話目の投稿ですね。気に入っていただけていたら幸いです。

もしよろしければ感想なんかもらえちゃったらやる気がでる。かもしれません

ではまた次の話で。
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