スーパー地球プロジェクト! 地球大混合事変!! 作:グレン×グレン
だが書き溜めはあるので投稿はするぜぇ……超するぜぇ……!
【観束総二】
何がどうなってるんだ、おい!?
記憶式すてがのなんとかで、名乗らんって奴がベータ洗脳の解除コードを思い出せるって聞いた。
中野高校の同期のチームに関する感情からそれを当てればいいんだけど、最初っからすっごい酷評だな!
「……酷くね!? 紐づけるにしても何かこぅ……ましなのねえのかよ!? 後わかんねえよ!?」
七々扇のツッコミが響き渡るけど、こっちもあんまり余裕がない。
アルティメットロイドは、身体能力だけなら幹部クラスのエレメリアン、それも一部の奴だけが到達できる最終闘体に匹敵する。
もちろん身体能力だけだし、技術や気迫もあった幹部達を俺達は何度も倒してきた。だけど簡単に倒せるわけじゃない以上、この数を同時に相手すると流石に余裕がない!
それなのに、ちょっとこれって大変なんじゃないか!?
「流石ボクのクローンなだけあって、旧人類に対して酷い感想だ! だがその間にED209号を殺せばご破算だよ!!」
ドグラ・マグラ首領がそう言いながら、エイトにしがみつかれて混沌の刀気に襲われながらもこっちに向かって走ってくる。
「させんよ! 我が校の生徒にあまりちょっかいを掛けないでもらおう!」
割って入った校長のおっさんが激戦を繰り広げるけど、かといってそれで楽になるわけでもない。
敵が多いうえ、しぶといくせに攻撃もやばいのが来るからな。ちょっとでも注意がそれると町の方に向かおうとするから尚更まずい!!
そして名乗らんの方も、戦闘は全然加減しないからちょっとまずいかも……あれ? 動きがおかしい!?
「流れに抵抗しちゃダメ! 操演の刀気は流れに乗って受け流した方が安全だよ!!」
小鈴さんが教えてくれるけど、自分の動きを制御することもできるのかよ!?
ちょっとまずいんじゃないか、これ!!
「所詮旧人類だから同タイプのチームは多いが、とりわけ関心のわかない平凡さに強い退屈を感じるチームだ!」
そしてこの期に及んで更に酷評!?
「……ああ、ラムダ3か!」
そして分かるのか千堂!?
「……一文字目は、Hだ!」
しかも当たりかよ!
そう思った時、俺はふと気づくと跪いていた。
……これは、質が何か違う!?
「って、まさかリーダーと同じで刀気を二つも持ってんのか、名乗らん!」
七々扇がびっくりしているけど、その間にも名乗らんは剣を振り下ろす。
……って、舐めるな!
「属性力を、真の究極のツインテール属性をなめるな!」
俺は気合を入れてそれを弾き飛ばす。
不意打ちでちょっと不覚を取ったが、属性力を……俺が持つ真の究極のツインテールをなめるなよ!!
精神力を使うのは属性力も同じ。これまで俺達は、それを根幹にして戦い続けてきたんだ。
属性力の戦いは己の好きを突き詰め向き合うこと。この程度で俺を何度も止められると思うなよ!!
「二文字目! 淡い羞恥心に悲壮感すら生む場違い勘違い! だが厚顔無恥なまでの妙な団結力には羨望すら感じさせる!」
「……オメガ1!」
その間も、ステガノ何たらの解読は進んでいく。
「E! 三文字目は二名の高い能力からくる警戒心に、最後の一人に対する違和感だ」
「シグマ1!」
「よし、三文字目はLだ!」
あ、ちょっと高評価になってきた。
「手ぬるさとなれ合いに対する嫌悪と不快!」
「シグマ2!」
と思ったらめっちゃ酷くなってる!?
「よしLだ! ぬるい謀略に対する嘲笑と軽蔑を産むあのチームは?」
また酷いぞ!?
「パイ2だな!」
「O! 流石はドグラ・マグラの血を引くだけあって感性が近い!」
「……酷くね? 言い方とか分かっちゃうところとか!」
襲ってくる混沌の刀気を破壊しながら、七々扇がいたたまれなくなっている。
いやまぁ本当に酷い! 正直これを聞き出しながら戦うのって、いたたまれない!!
「そしてそんなリーダーに対する同族嫌悪、警戒・驚嘆・関心を産む校内最強の能力に対する強い好奇心を持つ君達は!?」
「「「アルファ1!」」」
千堂達が一斉に叫んで、名乗らんが吹っ飛ばされる。
「W!」
だけどすぐに体制を整える中校内の方も騒がしくなってきた!
「舐めるなよぉ! 念のためにスタンドアローンにさせながらの防衛システムをこっそりちょろまかしてよかった! 畳み掛けさせないからね!?」
ドグラ・マグラはそう言うけど、その時校内から出てくるのは―
「既に壊したぞ!」
「ブロウクンな破壊!」
上月と……なんかでっかくなってる野原!?
「結果にコミットぉおおおおお! 助けにヘルプする!!」
おおおおお! 野原が凄いことになっている。
刀気というエネルギーで飛んでいる連中を吹っ飛ばし、その体でアルティロイドを投げ飛ばしていく。
「援護するぞアルファ1! そして行くぞ
なんかめちゃくちゃしゃべってるな上月! 寡黙な印象があったけど!
「エイトとアスヤ助ケル! 邪魔者……壊した!!」
「もしかして、奪取してたやつ全部壊しちゃいましたかぁあああああ!? 流石だよHIDEO!? やっぱり引き入れたかった!?」
ドグラ・マグラが、めっちゃ戦慄しているけど、すぐに気を取り直したみたいだ!
「なら切り札だ!! 来い、量産型グレンデェエエエエエッル!!」
ドグラ・マグラ首領の叫びに応えて、急にどこからから人型のドラゴン三体が現れる。
「グレンデルの……量産型!?」
「ほぅ。龍王に匹敵する伝説の邪龍か」
イッセーと曹操が反応するけど、そういうレベルか。
「暴化状態なら基本性能は本当のグレンデルでも手古摺るレベル! この乱戦で対処できるかな~?」
ドグラ・マグラ首領はちょっと余裕を取り戻すけど、その瞬間に量産型グレンデルが全員攻撃を受けてのけぞった。
「あれぇえええええ!?」
「あまり舐めないでもらおうか。……いや、前哨戦で敵の首魁に手札を明かすのは避けたかったがな」
そう言いながら、量産型グレンデルに向き合ったのは三人の剣士。
「ま、ベータ洗脳ってやばいのをどうにかできるならぁ? 十分すぎるぐらいお釣りも来るでしょうしね?」
「必要経費必要経費。じゃぁ……お仕事しよっか」
そう口々に言いながら、青野さんにサフィアさんに海音さんが並び立って剣を構える。
「悪いがドグラ・マグラ。その奥の手は俺達聖典剣隊リマ分隊が―」
そして左腕に魔剣を持って、青野さんはにやりと笑う。
「準神滅具保有、対神想定チームが相手をさせてもらう!!」
その瞬間、三人は真っ向から量産型グレンデルってのに激突した!
【青野レイズ】
本当に、本当になるべく出し惜しみをする予定だった。
この争いは一日やそこらで終わるわけがない。それが分かりきっているからだ。
だからこそ、比較的警戒が少なかった俺の伏せ札の類は秘匿したかったがもうそうも言ってられない。
想像以上に敵はヤバイ。そして今、そんな敵のヤバイ奴の中でもトップクラスにやばいだろうベータ洗脳の対策が誕生しようとしている。
なら、これから手の内を知られてもまぁ損害は少ないだろう。ある程度のダメージは許容しないと、どうしようもない事態になってしまうこともあるからな。
と、いうわけでだ。
「サフィア、海香。とりあえずさっさと片づけるぞ」
「あいよー」
「仕事は……きっちりとね」
さて、敵はかなり厄介だな。
かの邪龍グレンデルを基にした量産型。それも、過剰強化で性能がオリジナルの足止めをできるレベル。厄介以外の何物でもない。
だが、こっちも相当に強者扱いされているんだ。
各勢力の和平に伴い、その融和を広める為のある種のプロパガンダといえる部隊も少しはある。
その一つ。聖剣使いの適性を持つ各勢力の者達を集め、場合によっては技術交流で作られた新しいものを作ってまで運用する、聖剣使いの部隊。
総規模は歩兵中隊に届き、聖剣という主武装を持つがゆえに全員が上級クラスの三大勢力すら打倒可能。そして俺達リマ分隊は、その中でも最強戦力だ。
その理由こそ、準神滅具。
全員が宿主を渡り歩くタイプの準神滅具に恵まれ、そこにエクスカリバーすら七分割状態なら問題なく扱えるほどの聖剣適正を会得。
故に、俺達はリマ分隊。神殺しの神滅具となった
主な任務は、上級上位から最上級に届く者達が複数確認される、内側の敵の打倒。及び神クラスの造反に対する備え。
……さて、それじゃあ本気で相手をしてやるか。
「お前ら全員……ぶった切る!」
覚悟してもらおうか!!
ようやっとオリジナルメンバーの本領を発揮させられるぜぇ……!
まて、次回!!