スーパー地球プロジェクト! 地球大混合事変!!   作:グレン×グレン

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 はいどうもー! 給料日だったので寿司食ったグレン×グレンでっす!

 ……まぁ給金は高くないので回転寿司ですが。ちょっと給料計算ミスって今月使いすぎたので、そこもあって無理ない範囲で留めております。買い損ねた愛読書の最終巻飼ったりする分には問題なかったしね!

 そういうわけで、そろそろバトルに突入いたします!


第一章 5 エロとは力である

 

 

 

 

【兵藤一誠】

 

 

 

 

 

 

 なんだ!? 敵か!

 

 爆発音が聞こえたし、爆発の規模のでかい。

 

『やばいっちぃ~! 外の壁が壊されて、武装した連中が30人入ってきたっち~!』

 

 ちょっと気が抜ける放送が聞こえてきたけど、マジか。

 

 結構頑丈そうな壁だったぞ? あれ壊して入ってくるのかよ!?

 

「またクリストフというやつか?」

 

 千堂ってのが冷静に呟きながら、すぐに服を変える。

 

 なんか凄いなスパイの服。どんな仕組みなんだ?

 

 と、立体映像が浮かんで外の様子が見える。

 

 そこには警官を含めた数十人のサングラスをかけた連中が、崩れた壁から入ってきていた。

 

 その途端に周囲からレーザーやら矢やら銃弾が飛んでくるけど、そいつらの周りに現れたでかいトカゲみたいなのがそれを弾いたり壊したりしている。

 

『此処に忌々しい超能力者(エスパー)共がいると聞いてきたぞ! ちなみに我々は先遣隊だ!』

 

『我々の普通の人々の新兵器を見るがいい! もはや特務エスパーだろうが襲るるに足らず!』

 

 な、なんか妙なのが出てきやがった。

 

「あれは普通の人々か!」

 

「……あ、ああ! 反超能力者団体とかの! ややこしいから一瞬分かんなかった!」

 

 皆本さんに総二が反応したけどこりゃかなり面倒だな。

 

 なんか機関銃やらロケット砲やらで武装しているけど、見たことのないトカゲっぽいのが面倒そうだ。

 

 ただ、雰囲気が神器っぽいのが違和感だな。

 

「お、なんか神器っぽいね。なんだろアレ?」

 

「神器? アンタら達が持っている籠手や剣の仲間なのか?」

 

 七々扇がデュリオの呟きに首を傾げるけど、まぁそうだよなぁ。

 

 一見すると、俺の赤龍帝の籠手や青野さんの魔剣創造とは全然違うし。

 

 ただ、神器って本当に色々あるからな。

 

「神器って、いろんな種類があるのよ。基本的には足が速くなったりするとか、一般市民の才能止まりだけれどね。イッセー君やデュリオの神滅具みたいな高位の神器は本当に別枠なの」

 

「あれが神器なら、多分独立具現型だね。ただ、なんか歪なんだよなぁ」

 

 イリナとデュリオが説明しているけど、何なんだあれ?

 

 そうだ。青野さんなら何か知ってるかも……と思ったらいない!?

 

「あれ? 青野さん何処に行ったんだ?」

 

 総二も気づいたとけど、その時モニターに映る人影があった。

 

「あ、青野さんです」

 

 紅葉山さんが言う通り、そこには青野さんがいた。

 

 え、なんでいきなり!? っていうか何時の間に!?

 

 俺達がちょっと困惑していると、青野さんはいきなり剣を具現化しながら殺気を見せていた。

 

『おい、それをどこで手に入れた?』

 

 あれ? なんかもの凄く冷たい声色なんだけど?

 

 俺以外も全員が一瞬固まる中、普通の人々の連中もビビっているけど気を取り直したらしい。

 

『なめるなよ、超能力者め! このウツセミ、対超能力者用にECMを発動可能になっているからな!』

 

『その通り、ただの人間の為に開発された力だ! さあ、覚悟してもらおうか!』

 

 た、多勢に無勢だけど早く行った方がいいんだろうか。

 

 そう思った時、なんか急に青野さんが肩を震わして―

 

『……ブフォッ!?』

 

 ―思いっきり噴き出すとうずくまって地面を叩き出した。

 

 え、なに!? なに!?

 

『いや……おま……知らぬが、仏とは……これか……』

 

 ものすっごく笑いを堪えている!? 何がツボにハマったんですか!?

 

『な、なにがおかしい!?』

 

『いやまぁ、あってる……お前らには合ってるぞ……?』

 

 そう言いながらかろうじて起き上がった青野さんは、目に涙まで浮かべていた。

 

『そもそもそのウツセミっていうのは、漢字で書くと虚ろな蝉って当てるんだがな? とある異能者の組織が一族の異能を持ってない連中を空っぽな抜け殻扱い……つまりただの人間と扱って放り込んだ組織の名称からつけられてるんだよ』

 

 え、なんでそんなこと知ってるの!?

 

 なんか衝撃の事実に俺達も普通の人々もちょっと固まっている中、青野さんは再びうずくまった。

 

『そいつらが復讐の為に研究していた兵器がそれ……。だけど定期的に肉親を使って調整しないとすぐ不具合を出す欠陥品だし。しかもそいつら、基本的に異能者側で、異能持ってるのにただの人間扱いされた恨みでそれに手を出したってのに……ヤバイ、腹がよじれる……!』

 

 えっと、なんでそんなこと知ってるんだろう。

 

『それを正真正銘の普通の人間が、誇るなんて……まずい、失笑で笑い……死ぬ……っ!!』

 

 う、うわぁ……。

 

「気にしなくていい……演技だから」

 

 と、海香さんが俺達に伝えてくれた。

 

「え、演技だったんですね。安心しました……その、怖くて」

 

「あいつ元々暗部よりだったから、必要だと判断するとああいう挑発とかマジでするのよ。一時期劇団にバイトしたり、心理学の本買って相手の神経を踏みにじる手段をマジで研究してたわ」

 

 サフィアさんもそんなこと言うけど、そこまでする必要があるのか?

 

『……お、おのれ訳の分からないことを! ぶち殺し―』

 

『ハイ釣れた』

 

 その瞬間、青野さんは急に冷静になった。

 

 そう思っていたら、急に普通の人々が倒れて痙攣し始めた。

 

 ……え、なにあれ?

 

「なるほど。薬品でも散布したのか」

 

「……そういえば風上だな」

 

 アユーシャさんと上月がそう言うけど、そういやちょっと風が吹いてるな。

 

「え、えっと……どういうことですか?」

 

「薬品!? そんなもん何処に持ってたんだよ!?」

 

 紅葉山さんと暁が困惑しているけど、そこはなんとなく分かる。

 

「青野さんって異空間の魔法持ってたんですか。木場やゼノヴィアが使ってたけど、けっこうでかいの運べますよね、あれ」

 

 俺はサフィアさんや海香さんに確認する。

 

 魔法は普通の人でも原理を学べば習得できる技術になっているものが結構多い。まぁ、一族秘伝だったり相性の問題も多いようだけど。

 

 ただ、仲間の木場やゼノヴィアや、武器の剣を格納する異空間を魔法で持っていたはずだ。結構でかいから剣も入れられたし、それなりの量の薬とかを持ち運ぶこともできるだろう。

 

 なるほど。つまり薬が回るまでの時間を稼いでたんだな。やるじゃん。

 

 と、冷静になっている青野さんは肩をすくめると、通信魔法を繋げてきた。

 

『とりあえず、あまり死人を出さないようにする側もいることに配慮して無力化しておいた。二時間もすれば薬は抜けるから、今のうちに拘束するのを手伝ってくれ』

 

「はいはい。っていうかウツセミって、独立具現型のデッドコピーだっけ? 虚蝉機関(うつせみきかん)の連中が学生達を使ったっていうあれ」

 

 サフィアさんがそう聞き返していると、青野さんは映像越しに肩を落としていた。

 

『俺が神の子を見張る者(グリゴリ)に正式に入った年で起きた事件でな。……なんで組織に入ってすぐに、幹部が研究の為に脱走するわ危険因子まで連れいていくわ五大宗家の冷遇者やらはぐれ魔法使いやらと手を組むわするんだよ』

 

「あ、やっぱり人工神器なだけあって堕天使が絡んでたのね」

 

 イリナがぽんと手を打つけど、青野さんは本当に肩を落としている。

 

『本当に……修学旅行中の高校生丸ごと誘拐するわ……証拠隠滅を兼ねて豪華客船鎮めるわ……本命全部外れたからって、一般の高校生にウツセミを植え付けた挙句、調整の為に家族まで誘拐するわ……っ! おかげで所属早々どんだけ五大宗家の本家共に嫌味を言われる羽目になったか!!』

 

 なんか盛大に地面を蹴り上げているけど、相当鬱憤溜まってるんだなぁ。

 

「そんなにやばい連中なんですか、五大宗家って」

 

 野原がちょっと引き気味に聞いてくるけど、まぁそうだな。

 

「俺が知ってるのは姫島の連中だけど、一族の人が堕天使と恋仲になったのに大反対して、子供の朱乃さんを殺そうとしたりしてる奴もいたからな。最終的に悪魔が間に入るまでの間、かなりしつこく刺客を送ってたらしいんだ」

 

 ちょっと前に話を聞いていたけど、かなりやばいよなぁ。

 

「最近は若い当主達や穏健派が……抑えてるけどね。ウツセミの事件で……日本政府も問題視してるし」

 

 海香さんがそう言うけど、本当に酷い話だ。

 

「……時代に適応できないとはな」

 

「……どこにでもそういう奴っているもんだな」

 

 上月がやれやれといった感じになっているし、暁も似た経験があるのかげんなりしてる。

 

 ま、そういう奴もいるってこった。悪魔も大王派とか色々とうるさいしね。

 

「じゃ、とりあえず拘束した方がいいか。捕縛用の道具ってあるのか?」

 

 俺が聞くと、雲居さんがちょっと得意げな様子になっている。

 

「あ、それなら私が催眠能力(ヒュプノ)で何とかしてみます。一週間ぐらいお花畑で戯れさせるぐらいなら簡単です」

 

 凄いな超能力者。そんなこともできるのか。

 

 そう思いながら足早に、皆で青野さんのところに向かうことにする。

 

 そしてとりあえず寮から出て、青野さんが見えた時だ。

 

『『『『『『『『『『グァアアアアアアアアッ!!』』』』』』』』』』

 

 なんか急に、静かだったウツセミってのか暴れ出した!?

 

「チッ! 鎮圧されたら暴走するように設定してたな?」

 

 青野さんが攻撃を回避しながら後退するけど、第二ラウンドが結局あるのかよ。

 

「めんどい……っていうか、なんでこんなことに」

 

 海香さんもぼやいているけど、サフィアさんの方はため息をつきながらもそんなに困ってなさそうだ。

 

「ま、そういうことまで含めてが仕事ってもんでしょ。ごめんねぇ、これに関しては巻き込んだ形だし」

 

 そうなんだろうか。

 

 あ、でも五大宗家が絡んでるとそういうこともあるかも。まぁ俺は話を聞いたぐらいでしかないけど。

 

 つっても結構手間取りそうだな。家とかも色々あるから、被害を気にしないといけないし。

 

 俺がそう思いながら鎧を纏っていると、サフィアさんはちょっと考え込んでたけど、ポンと手を打った。

 

「そーだ! お詫びじゃないけど、ここで一番頑張った子にはご褒美上げちゃう。……水着でいいなら一緒にお風呂とかどう? もちろんハグとかもしてあげちゃうわよ?」

 

 ………。

 

「「「うぉおおおおおおっ!!!」」」

 

 その瞬間、俺達は全力で突撃した。

 

「ちょ、赤龍帝!? 貴方そこまでがっつかなくてもいいでしょうに!? いやマジで言ってるからそこは安心していいですけど!!」*1

 

「薫、お前あほか! 最近おっさんが蘇りすぎやで!!」*2

 

「野原!? お前、そんなに刀気が使えたのか……いや、落ちつけ!!」*3

 

 なんか後ろで声が飛んできているけど、そんなことはどうでもいい!

 

 例え水着越しだろうと……あのおっぱい、堪能して見せる!!

 

「「「うぉおおおおおおお! お風呂はもらったぁあああああ!!」」」

 

 覚悟しやがれウツセミ共ぉおおおおおっ!!!

 

*1
発言者:青野レイズ

*2
発言者:野上葵

*3
発言者:明石エイト




 エロが絡むとブーストが入る連中が意外と多いですからな。というより、君は008とは最近の少年漫画としてはエロに理解と寛容がある作品側かつ謀略もあるのでD×Dと絡ませやすいところがあります。

 やはり薫と野原とイッセーで三人組にするべきか。こういう関係性も多重クロス作品の醍醐味だよね!
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