それってクリーチャー?ああ!変態女装おじさんさ!   作:くざし

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ヴィヴィちゃんがかわいくてデュエプレに手を出したら小説投稿するの忘れてました…すみません、、、とりあえずデュエル決着回です。

感想ありがとうございます。小説のモチベーションになっていますので完結目指して頑張ります。


チャイカはロシア語でカモメ。でも私の世界ではシャア・アズナブルという意味です

「おっさんこれはダメだぜ…」

 

「何がダメなんだい?」

 

「ボロンッ?」.

 

三者三様。ダメ。ダメじゃないです。ボロンッ。と意見が合わない。デュエル・マスターズはシールドを破壊して相手にトドメを刺すゲームなのだから、シールドに攻撃するクリーチャーカードは必要だろうに。

 

「いや、だってイラストがグロとかキモじゃなくて卑猥じゃねーか。なんで立体映像に制限掛からねーんだよ…」

 

「人やクリーチャーを見た目で判断するのは良くないよアツシ君。そりゃケモナーからしたらちょっと受け入れづらいデザインだろうけど、こんなのでも僕の大切な仲間さ」

 

「俺はケモナーじゃねぇよ」

 

さてすでに場を荒らしているゼリーワーム君だが、こいつが真価を発揮するのは攻撃時だ。とりあえずここは一旦

 

「ターンエンド」

 

行動プレイヤーが入れ替わりアツシ君のターンだ。

 

「俺のターン!決め切ってやるぜ、ドロー!!俺は火炎流星弾をチャージして3マナ、解体屋ピーカプを召喚!」

 

「ニシシッ!」

 

アツシ君が新たに繰り出したカードはS・A(スピードアタッカー)能力持ちのクリーチャーだ。SAを持つクリーチャーは場に出したばかりのターンでも攻撃することができる。

 

「おっさんのシールドはあと4枚、ここで畳み掛けるぜ!ブレイズ・クローとクック・ポロンでシールドを1枚ずつブレイクだ!」

 

「アギャオ!!」「ポロン!」

 

二体の攻撃に対してシールドが割り込み、また僕を守る。これで僕のシールドは残り2枚、だが…

 

「そして解体屋ピーカプで!「はい、ストップだよ」なんだ!?」

 

「S・T(シールドトリガー)発動、暴食虫グレゴリア・ワーム。ST能力によりマナを支払わずにタダで場に出るよ」

 

「くっ!でも!」

「もう一枚」

 

「今度はなんだ!?」

 

「ST、呪文デーモン・ハンド。相手のクリーチャーを一体選んで破壊できる。破壊するのは解体屋ピーカプだ」

 

「ニシッ!?」

 

地面から出てきた無数の黒い手にピーカプは引きづり込まれ、爆散する。呪文カードはクリーチャーと違い場に残らない使い捨てのカードではあるのだが、その分効果も強力なものが多い。

 

「くっ!攻め損ねたか、だけど、だまだまだこれからだぜ!タップ状態だと相手のクリーチャーに攻撃されちまうが、クック・ポロンは自身の能力によって相手クリーチャーから攻撃されない!俺はこれでターンエンド!」

 

攻撃に参加したクリーチャーはタップと呼ばれ、カードを横向きにして疲弊した状態になる。普段は自分のクリーチャーで相手のクリーチャーに攻撃することはできないが、このタップ状態なら相手のクリーチャーを攻撃できるということだ。なので、

 

「やっと見せ場が来たね、僕のターンドロー!」

 

引いたカードは≪貴星虫ドレイン・ワーム≫、これなら今の状況にぴったりだ。

 

「僕は≪魔星蟲クライシス・ワーム≫をチャージして4マナだけど、そのうちの3マナを使って≪貴星虫ドレイン・ワーム≫を召喚!」

 

「ジャハ!」

 

「ドレインワームの召喚時効果で相手のクリーチャーのパワーをマイナス1000することができるので、クック・ポロンのパワーをマイナス1000してこれでパワーは0。パワー0以下のクリーチャーは場に存在することができないため破壊だね」

 

「ポロロッ!?」

 

ドレインワームに巻き付かれたクック・ポロンは顔を青ざめながら光の粒子になって消えていく。クックポロンはあくまで攻撃されないだけで破壊されないわけではないのだ。

 

「くっ!」

「続いてバトル。≪卵胞虫ゼリー・ワーム≫でブレイズ・クローに攻撃。ゼリー・ワームが攻撃する時、相手の手札を一枚選んで捨てることができる。アツシ君から見て右のカードを捨てさせてもらうよ」

 

ブレイズ・クローに絡みついたゼリー・ワームは首元に噛み付くと、中に大量の卵を産みつけて逃げていく。ブレイズ・クローが安心したのも束の間、首元から小さなゼリーワームが大量に飛び出し、ブレイズ・クローは白目を剥きながら爆発する。

 

先ほどから声が聞こえないヨウコちゃんの方に目を向けると、どうやら彼女も白目を剥いて気絶しているようだ。南無。

 

「そしてこれで僕はターンエンド」

「えっ!?おっさんには攻撃できるクリーチャーが残っているのに攻撃しないのか!?」

 

そう、僕には攻撃できるクリーチャー、≪腐敗妖蟲ジャネール≫と≪暴食虫グレゴリア・ワーム≫の二体が残ってるが敢えて攻撃しないのだ。

 

「アツシ君、君のバトルゾーンと手札は今どうなってるかな?」

 

「これは!?」

 

アツシ君のバトルゾーンにはクリーチャーが一体もおらず、手札は一枚になっている。どんなにシールドの枚数で優位に立とうとも、後続に続くカードがなければ勝つことはできない。そしてこの状況を作るのに必要だったカードこそがゼリーワーム君だったのだ。

 

「くっそー!俺のターンドロー!マナチャージして≪狂戦士ブレイズ・クロー≫を召喚!…ターンエンドだ」

 

「もうしわけないけど、もう少し苦しんでもらうよ。僕のターン、ドロー。マナチャージして≪腐敗妖蟲ジャネール≫を≪魔獣虫カオス・ワーム≫に進化!」

 

ジャネールの背中が割れ、中からその5倍の大きさはあるエラのついた一つ目の芋虫が現れる。こいつの強力な効果を喰らってもらうよ。

 

「カオスワームの登場時効果で相手のクリーチャーを一体破壊するよ。破壊するのは当然ブレイズクローだ。そしてカオスワーム、ゼーリーワームの順にアツシ君に攻撃!」

 

STは無し。これでまたアツシ君の盤面は0、手札も一枚に戻った。

 

「ターンエンドだよ」

 

「俺のターンドロー…マナチャージはせず、≪銃神兵ディオライオス≫を出してディライオスの効果でそのまま墓地へ送る」

「僕はドレイン・ワームを墓地に送るよ。

 

「これでターンエンドだ…」

 

アツシ君はハンデスを戦法を受けるのが多分初めてなのだろう。ハンデス-ハンドデスとは相手の手札を捨てさせ、相手のできることを制限していく戦法だ。

 

今のアツシ君は明確な勝ち筋を失っていて、かつ逆転できる可能性が低いという事実に直面してしまっているのだ。可哀想だと思うが、手を抜くつもりはない。

 

「僕のターン、マナチャージ、これで決めさせて貰うよ。≪暴食虫グレゴリア・ワーム≫を進化!6マナ、喰らいつくせ!≪魔翼虫ジェノサイド・ワーム≫!!」

 

「ア”ギャギャギャギャギャ!!!!」

 

グレゴリア・ワームの口から出てきたこいつは≪魔翼虫ジェノサイド・ワーム≫。6マナ・進化条件は種族にパラサイト・ワームを持つクリーチャー。パワー11000のW(ダブル)ブレイカーであり、一度の攻撃でシールドを2枚割ることができる。能力はないが特筆すべきはそのパワー。基本的に貧弱なステータスが多いパラサイト・ワームは戦闘や効果で破壊されがちだが、こいつは11000もパワーがあるため他のクリーチャーとのバトルに負けることがほぼない。呪文のパワー指定除去にも引っかかり辛いため、シンプルに強いカードだ。

 

「パ、パワー11000!?!?」

 

「さぁ、締めに入ろう。ゼリーワームで攻撃する時、手札を一枚捨てて貰うよ」

 

「あっ」

 

トリガーはなし。ならこれで

 

「続いて≪魔翼虫ジェノサイド・ワーム≫でWブレイク!」

 

10メートルはあろうかという巨大なミミズがアツシ君を飲み込もうとするが、直前で2枚のシールドが割り込みアツシ君を守る。

 

「トリガーチェック…な、なしだ」

 

久しぶりに熱くなれた楽しいデュエマだった、ありがとうアツシ君。

 

「最後、≪魔獣虫カオス・ワーム≫でトドメ!!」

 

「こっ!こっちくんなぁ〜!?!?」

 

最終決着。カオス・ワームがアツシ君を頭から丸呑みにして、僕の台にWin!の文字が表示される。

 

うん、闇文明人気なさそうな理由がよくわかっちゃったわ。

 




とりあえずデュエル回終了です。デュエマしてるとつい真面目になっちゃうのは反省。感想戦して、次回は日常回です。

読了ありがとうございました。感想・評価お気軽にお待ちしております。
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