いざ、神の国へ。
革命を起こせ、世界を救うために。
遊戯王Next-ネフカ王国編-
★79話までのネタバレを含みます。★
未読の方はご注意ください。
3年前、デュエリア政府は地球に超巨大隕石が迫っている事実を突き止めた。
この隕石は、モンスターたちが暮らす異世界「モンスターワールド」から現れた存在だという。
政府は、空間に裂け目を入れる装置「パラドックス・ブリッジ」によってこの世界とモンスターワールドを繋ぎ、向こう側の世界を壊滅させることで、飛来する隕石を消滅させる計画を企てた。
しかしこの計画はあるルートによって、デュエルディスクを開発した世界一の大企業「ニーズヘッグ・エンタプライズ」のCEO「オスカー・ヴラッドウッド」へと流出する。
ニーズヘッグは、世間に秘匿されている「モンスターワールド」を50年近く監視し、守り続けてきた。
オスカーはモンスターワールドを守るために、パラドックス・ブリッジの鍵を政府から奪い、さらには自らの計画のために利用しようとした。
それが「セカンド・コラプス計画」だ。
パラドックス・ブリッジによって空間に裂け目を作り、モンスターワールドのエネルギーを地球に満たすことで、デュエルディスクから召喚したモンスターを実体化させる。
世界中の人々がモンスターを召喚し、隕石に立ち向かうという計画だが、これには数千、あるいは数万人の犠牲が伴うと考えられた。
空間に裂け目を入れ続けることで、モンスターがこちらの世界に流れ込めば、人類にも被害が及ぶためだ。
パラドックス・ブリッジの鍵は6本中その5本を手中に収めたが、彼らの計画は想定外の第三陣営によって阻まれることとなった。
「神楽遊次」が所長を務める、ドミノタウンの小さな事務所「なんでも屋Next」によって。
Nextはあるきっかけから、世界の真実とニーズヘッグの計画の存在を知る。
遊次とその3人の仲間は、多くの犠牲を伴う計画を止めるため、ニーズヘッグと戦うことを決意した。
一度は敗北を喫したものの、仮面を纏った謎の人物「フラワー」による介入を経て、Nextは再びニーズヘッグと相まみえることとなる。
また、拉致された仲間を救うために遊次たちがデュエリア政府と接触したことで、Next・ニーズヘッグ・デュエリア政府の三つ巴の構図が生まれた。
そして、遊次とオスカーによる「オースデュエル」により、ニーズヘッグは「セカンド・コラプス計画」を破棄。
パラドックス・ブリッジの鍵は、Nextとニーズヘッグがそれぞれ3つずつ保持している。
これによって政府も装置を起動することはできず、両陣営はNextの掲げる「犠牲なき未来」を目指すこととなった。
その手がかりとなったのは、デュエルディスクの開発者であり、モンスターワールドを発見した「ヘックス・ヴラッドウッド」の証言だった。
彼は13年前に事故に遭い植物状態となっていたものの、数週間前に目を覚ました。
ヘックスが語ったのは、外界から隔絶された砂漠の国「ネフカ王国」。
モンスターと深く繋がり、モンスターワールドを見通す「霊術師」が存在するというその国にこそ、犠牲を出さずに隕石を打ち倒す方法があると遊次達は確信する。
さらに、衛星情報を隠蔽して隕石を呼び寄せた「黒幕」の存在も浮上した。
神通力を持つネフカ王国ならば、その正体に迫る糸口も掴めるかもしれない。
未曾有の危機から世界を救うため、Nextの4人はネフカ王国へと旅立つ決断を下した。
デュエリアの使節として選ばれたのは、Nextの遊次、灯、イーサン、怜央。
ニーズヘッグCEOであるオスカーに、デュエリア政府の大統領補佐官であるアリシアだ。
世界を救う方法を求めて、6人は未界の地「ネフカ王国」へと足を踏み入れた。
そこで彼らを待ち受けていたのは、革命によって王位に就いた「アスラナク・バルネフェル」による凄惨な圧政だった。
そこはモンスターを神と崇め、人間より上位の存在だと考える「絶対派」が支配する国と化していた。
そして遊次たちは一人の少女「トト・ミポット」と出会う。
彼女は王国の「禁忌」を知ったがゆえに、アスラナクから命を狙われていた。
トトが抱える秘密、そして彼女が持つ一冊の古文書。それこそが世界を救うための唯一の手がかりであると、遊次たちは確信する。
さらに世界を救うためには、古代よりモンスターワールドを知り、多くの文献を持つネフカ王国の協力が不可欠だ。
しかしアスラナクの暴政が敷かれている限り、その術を手に入れる道は閉ざされている。
異分子として絶対派に狙われ、熾烈な決闘に身を投じる一行。
その激闘の渦中で、彼らは圧政の陰で革命の機を窺う組織「ギルド」と接触する。
アスラナクを玉座から引きずり下ろさなければ、世界を救うことはできない。
遊次たち6人と革命組織「ギルド」は、暴君打倒を掲げ、反撃の火蓋を切る。
【隕石衝突まで…残り234日】
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【キャラクター】
~Next~
■神楽 遊次(かぐら ゆうじ)
本作の主人公。なんでも屋「Next」を営んでいる21歳の青年。
キャラデザイン︰ttps://imgur.com/a/pndz0Gk
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明るく快活な性格で、考えなしに突っ走ってしまう傾向がある。
世界的なデュエルの大会「ヴェルテクス・デュエリア」のベスト16の実力を持ち、3ヵ月後に始まる第10回ヴェルテクス・デュエリアの本選にも出場する。
小さい頃からドミノタウンで育ち、被災で苦労した人々を見てきたため、少しでも町の人々が前に進むために自分が役に立ちたいと考え、なんでも屋を始めた。
デュエル中に時折、モンスターの思いや感情を理解できる時がある。
母「神楽芽愛」は遊次を産んですぐに病死。
父「神楽天聖」もコラプスの1年後に失踪。その1年後に海外で死亡したと報告されている。
父親の失踪以降、その友人であったイーサン・レイノルズが親代わりとして彼を育てた。
13年前の大災害「コラプス」より以前の記憶が一切ない。
医師からはコラプスのトラウマによるものだと言われているが、明確な原因は不明。
父にもらった大きな赤いネックレスを肌見放さず持っている。
これがなければ正体不明の記憶が頭に流れ込み、いずれは精神が崩壊してしまう。
使用デッキ:妖義賊(ミスティックラン)
相手のカードを奪い利用する効果と、発動から2ターン後に効果を発揮する「予告状」魔法カードが特徴。
全ての召喚方法を扱うことができる。
■花咲 灯(はなさき ともり)
本作のヒロイン。遊次の幼馴染で同い年。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/dOTP4Wr
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なんでも屋「Next」のメンバー。経理担当。
普段は優しい性格だがデュエルのときだけ男口調になる。
これは遊次にデュエルを教わった時にその口調を真似したことの名残。
車の運転ができ、真っ赤なスポーツカーを所有している。
デザイナーである母の影響から、絵心がある。
コラプスの1年後にドミノタウンへ引っ越してきたため、コラプスの被害は受けていない。
遊次の傍で彼を守り、支え続けることを生き甲斐としている。
その根底にあるのは「ただ遊次の傍にいたい」という想いであり、彼女自身もそれを自覚している。
使用デッキ:ペイントメージ
モンスターの属性を塗り替えるシンクロテーマ。
■イーサン・レイノルズ
Next最年長の男性。37歳。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/QA0MqJk
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なんでも屋「Next」のメンバー。
20代前半の頃、両親を失った遊次の親代わりとなる。
遊次の幼馴染の灯とも長年の付き合い。
科学・機械分野に長けており、Nextではシステム担当。
遊次の父「神楽天聖」とは深い仲であり、遊次を育てることになったのもそれが理由。
オッサンと言われると激怒する。
本名は「クロム・ナイトシェイド」。
神楽天聖と共に、空間に裂け目を入れる装置「パラドックス・ブリッジ」の開発に携わった研究者。
「コラプス」によって死亡したと記録されていたが、顔と名前を変えて生きていたことをニーズヘッグによって暴かれる。
使用デッキ:ヴォルタンク
デッキがシャッフルされる度に雷カウンターを溜めるリンクテーマ。
■鉄城 怜央(てつしろ れお)
第21話にてNextに加入した17歳の少年。
同じチームのダニエラと5人の子供達と共に、ドミノタウンのアパートで暮らす。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/R9be3A0
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ドミノタウンで、貧しく恵まれない少年少女を集め、チーム「Unchained HoundDogs」を結成。
裏社会の大人達をデュエルで倒し急速にドミノタウンでの勢力を拡大させた。
彼は壮絶な過去を持つ。
14年前、大災害「コラプス」によって両親を失い、その後は孤児院「エデン」に引き取られた。
この施設はコラプスの際に彼が無我夢中で逃げ込んだ場所だ。
1年後「鉄城健吾」という男に引き取られるも、それは「奴隷契約」であった。
孤児院「エデン」は秘密裏に子供を奴隷として売る施設であり、
元々裏社会出身の鉄城健吾はこの情報を手に入れ、怜央を奴隷として購入した。
そこから6年は暴力による支配を受け、従順に奴隷として生きるも、とあるチャンスを掴みオースデュエルで勝利することで絶縁。
そこからは居場所のない子供達と共に盗みを働くことでなんとか食い繋ぎ、一時期は裏社会のチームの一員となっていたこともある。
コラプス以降、地獄のような人生を歩んできたこと、ドミノタウンの大人達から見向きもされなかったことから、大人達に大きな怒りと復讐心を抱く。
それは次第に膨れ上がり、やがては思いを同じくする同志ドモン・ダニエラと出会いチーム「Unchained Hound Dogs」を結成。
2年間でドミノタウンの裏社会を牛耳り、町の半分を陣地とするほどまでになる。
大人からの略奪を行っていたところを目撃されたことがきっかけでNextと激突することになる。
遊次と怜央はデュエルを通して魂をぶつけ合い、最終的に怜央は自ら子供達の未来のために、真っ当に前に進み続けることを決める。
そして恵まれない子供達の居場所を作るために「Next」に加入。
人々の怒りや悲しみに共感し、それを背負えることが彼の強みであると皆は評価している。
使用デッキ:爆焔鉄甲(スチームアーミー)
スチームパンク+軍事がモチーフの機械族エクシーズテーマ。
相手モンスターに爆弾を装備し、それを破壊することで同じ縦列・隣のモンスターゾーンに破壊が連鎖していくのが特徴。
~ニーズヘッグ・エンタープライズ~
■オスカー・ヴラッドウッド
デュエルモンスターズを世界に広め、デュエルディスクやオースデュエルのシステムを世界に普及させた世界最大の大企業「ニーズヘッグ・エンタープライズ」の社長。28歳。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/qGGxZYx
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5年前に若くして世界一の大企業の社長に就任。
黒い長髪に鋭い目つき。
浮き世離れしているとも取れるマントのついた黒い服を着こなせるのは、彼の持つオーラがあってこそだ。
判断力・決断力に優れており、その才覚でニーズヘッグを更に成長させた。
年齢に関係なく若い世代も実力によって高いポストに据え、彼らは世間からは「ニーズヘッグ新世代」と呼ばれている。
前社長は父「ゲイル・ヴラッドウッド」であり、その時代は保守的かつ利益を優先した経営を行っていたが、オスカーの社長就任後は「より多くの人がデュエルを楽しめるように」という原点に立ち返った指針となる。
常に冷静で、あまり感情を表には出さないが、その裏にはデュエルやモンスターに対する常人とは比べ物にならない情熱と拘りを持つ。
使用デッキ:アームドホラー
アンデッド族テーマ。装備魔法を扱う融合テーマ。
装備魔法を装備したアンデッド族モンスターを融合素材とする。
装備魔法を墓地に送ることで強力な効果を発動する。
■ルーカス・ヴラッドウッド
灰色に近い薄い紫の髪色をした、24歳の若き副社長。
社長「オスカー・ヴラッドウッド」の弟。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/XnawVVY
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オスカーがそのデュエルへの人並外れた熱情を持ってアイデアを創出し、ルーカスはそれを資金面や人事などの具体的な粒度で実現してゆく。
冷淡な性格で情け容赦がない。
言動に遠慮がなく、リテラシーやデリカシーに欠けた発言も多い。
選民思想が強く、選ばれし者だけが世界を動かすべきだと考える。
「自分のためにしか動かず、才覚もないくせに邪魔ばかりする」と"凡人"を憎む。
その根底には、ある事件によって失墜した祖父を冷遇する世間に対する憎悪がある。
使用デッキ:天界眼(ヘヴンアイズ)
EXデッキの表側カードを利用するPテーマ。
EXデッキの表側を天界とし、天界から現世に召喚されるイメージ。
■七乃瀬 美蘭(しちのせ みらん)
金髪でギャル。23歳。髪型やファッションが奇抜。
肩にはペットのトカゲを乗せている。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/qDTcVbl
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緑色を基調とした奇抜な衣服を纏う彼女は、22歳にしてニーズヘッグのビジュアル・デザイン司る立場。
ここ数年、誰でもオーダーメイドのデュエルディスクを手軽に作れるようにしたのは彼女であり、独自のデュエルディスクを所持していることは1つのステータスとされる。
肩にはペットであるトカゲの「ゲー君」をいつも乗せており、大企業の社員としては明らかに常軌を逸する存在だが、オスカーが社長に就任後、オーディションにて専属モデルとして採用され、その後彼女の熱烈なアプローチによって正式に社員として起用されたという経緯を持つ。
今もなおニーズヘッグの顔として若者を中心に世界から圧倒的な支持があり、その独特なセンスは世の流行を牽引し、ファッションの一時代を築く存在となる。
なんでも屋Nextの「花咲灯」とは小学校時代の友人。
しかし少しのすれ違いから、別れの言葉もなく縁が切れる。
しかしNextとニーズヘッグが世界の命運を争って再び対立したことで、2人は再会する。
使用デッキ:リザージュ
爬虫類族シンクロテーマ。擬態をモチーフとし、効果・レベル・攻撃力などをコピーできるのが特徴。
語源はリザード + ミラージュ
■鄭 紫霞 (ジェン ズーシャ)
身長2mの屈強な男。基本的に敬語。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/cqL6Nhg
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身長2mの大柄な図体だが、物腰柔らかな雰囲気を持つその男は、齢30代後半ながらニーズヘッグのデュエルディスク開発における指揮権を持つ本部長である。
オースデュエルが世界の中枢となっているこの現代において、その頭脳である「DDAS」に触れることのできる世界でも有数のエンジニア。
若き社長「オスカー・ヴラッドウッド」の就任から数年後に他社からの引き抜きで突然採用され、破竹の勢いで本部長まで上り詰めた人物である。
かつては感情を排した機械のようなエージェントとして「フレースヴェルグ・サイバネティクス」という企業に所属。
ニーズヘッグに潜入した際、オスカーとルーカスにスパイであることを見抜かれる。
しかし彼の才能を見込んだオスカーが、独断でモンスターワールドの存在を彼に公表したことで、その神秘性に生まれて初めて心が動かされ、オスカーに付き従うことを決める。
使用デッキ:絶鎖獣(ぜっさじゅう)
自分の効果に対してチェーンさせないことをテーマとしたアドバンス召喚デッキ。
~デュエリア政府~
■マキシム・ハイド
デュエリア国で15年間大統領を務める男。与党「共栄党」党首。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/t5e9qeX
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豪快な性格で、人々の欲望を解放する事に重きを置いた政策が国民からも高く評価されている。
ニーズヘッグ・エンタープライズの元社員で、当時社長だったヘックス・ヴラッドウッドの右腕であった。
その知見から約10年前、デュエリストの心に応じてデュエルディスクから発せられる新エネルギー「デュエルエネルギー」を発見。
元ニーズヘッグ役員ゆえに、モンスターワールドの存在を認知している。
モンスターワールドの資源を人間のために利用することを目論んでおり、パラドックス・ブリッジはそのために開発された。
使用デッキ:??
■蒼月 貴哉(あおづき たかや)
大統領の側近、大統領首席補佐官。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/cQc8CG5
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マキシムの右腕であり、心からマキシムを慕う男。
切れ者で、掴めない雰囲気。
人の欲望を解放するマキシムの政策に惹かれ、彼の見せる世界が必ず面白いものになると考え、彼に付き従う。
使用デッキ:魔音
クラシック音楽をテーマとしたシンクロデッキ。
モンスターのレベルによって、効果を発動するために必要なチェーン数が変わる。
音が連鎖していくことによって強くなっていく。
■アリシア・ローレンス
大統領の側近、大統領補佐官。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/jlufPsP
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両親は古くから政府を支える官僚であり、その姿に憧れ自らも官僚に。
若くして大統領側近となったエリート。
男勝りな口調と強気な性格で低音ボイス。
オスカーの祖父「ヘックス・ヴラッドウッド」には幼い頃に世話になっていた。
ヘックスからおとぎ話として、モンスターワールドのことを聞き、その異世界に憧れを持っていた。
使用デッキ:iftoria
「もしも」のおとぎ話をテーマとしたデッキ。
■Dr.オクトー
政府管轄の国立研究所で研究を行っているマッドサイエンティスト。
自らが楽しめる最高の研究ができればそれ以外のことは興味がなく、そのためであれば手段は択ばない。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/AQWOTwL
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使用デッキ:次元炉
古代の生物と未来の機械が次元を超えて融合するテーマ。
除外ゾーンのモンスターを利用して融合する。
■琉 静海(ユ・ジョンヘ)
政府の情報システム管理事務官。年齢は28歳。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/tHDwJaP
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何者かによる衛星情報の工作を破り、地球に隕石が飛来していることを暴いた人物。
プログラミング能力に秀でており、その才能を見込まれ大統領「マキシム・ハイド」にスカウトされる。
物心がついた時から見聞きしたほぼ全ての情報を記憶している「異常記憶能力」を持っている。
しかしその副作用として、強い頭痛を患っている。
頭痛薬を常用しているが、ただ薬を飲むのは嫌だという理由で、菓子に薬を捻じ込んで服用する。
「~ッス」が口癖。
使用デッキ:MacLogica
サイバース族リンクテーマ。
小型リンクモンスターを展開しフィールドにプログラムを施していく。
〜ネフカ王国〜
《中立派》
■トト・ミポット
12歳の少女。年不相応の丁寧で大人びた口調をしている。
父と同じく歴史家を目指している。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/yjk5866
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歴史家の父に憧れ歴史家を目指すも、国の禁忌に触れた事により両親を処刑される。禁忌の一部を知ってしまった彼女自身もネフカ王国から命を狙われることになる。
■ダビデ・サーディク
中立派組織「ギルド」のリーダー。非常に明るく快活な性格。17歳の少年だが、ネフカ王国の人々に昔から愛されている。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/JODbIff
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外国の者に対しての敵意は強く、突然異国から現れた遊次達に強い抵抗意識を抱く。
中立派の人々を集め陰で中立派の組織を結成し革命のチャンスを狙う。
この組織を「ギルド」と呼んでいる。
使用デッキ:メタリカ
鍛冶職人と金属のシンクロテーマ。
《絶対派》
■アスラナク・バルネフェル
ネフカ王国の国王。
モンスターこそ絶対の存在であり、人間よりも上位であると考える「絶対派」を集め革命を起こし、ネフカ王国の玉座に君臨した若年の王。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/j7PGgYH
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自らを神の代行者と考えており、モンスターの力を世界に知らしめ信仰させることを目的としている。
七使徒と呼ばれる7人の臣下を持ち、彼らもそれぞれが率いる軍を保持している。
そのカリスマと圧倒的な支配性から、絶対派は彼に付き従う。
使用デッキ:???
■シャユト・ウサイ
アスラナクを古くから知る男。七使徒のNo.2であり、参謀的存在。
アスラナクの王の資質を古くから見抜き、絶対派の王へと導いた男。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/MKO0FR4
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使用デッキ:傀儡霊士
自分または相手フィールドにトークンを召喚し、利用するデッキ。
■ナイール・エルセベキ
七使徒の1人。中立派組織ギルドのリーダー「ダビデ」の旧友。一人称は僕。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/6fRgHxQ
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普段は温厚だが、絶対派としての思想は強く、アスラナク王政の下で、人間を精霊に屈服させることを心から望んでいる。
子供の頃から絶対派思想だったが周りに同じ考えの者がおらず、ずっと自らの考えを隠し、周りに同調し続けてきた。真に心を通わせた者は誰一人としていなかった。
使用デッキ:タイドロード
潮流をモチーフとする魚族リンクテーマ。
リンク先マーカーを繋げ潮流を作り、効果を流し込む。潮流の中にいるモンスター全てに効果が反映されるのが特徴。
■アザン・ヤダフ
七使徒の1人。七使徒の中では2番目に新参。馬術に長け、任務に忠実な男。その顔に反して非常に家族想いな一面がある。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/rUTsaXY
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使用デッキ:盟約符
相手の行動を強制させるテーマ。
■サルマディ・カトゥーン
七使徒の1人。ピンク色の髪をした60代の女性。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/y2qIl5g
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古くから代々、モンスターワールドを見通す霊術師の家系である。娘と息子を一人ずつ持つ。
モンスターや神への信仰とは「畏怖」から来るものであると考える。
使用デッキ:予言の眼
宣言したカードが発動された場合に効果を発揮するP・融合テーマ。相手のデッキを見通し、全てを掌握する戦術を得意とする。
■ガネシュ・シン
七使徒の1人。歴史家であり、トトの父であるガンド・ミポットの元同僚。穏やかで優しい口調。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/Fhm50J8
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トトの父「ガンド・ミポット」がネフカ王国の禁忌に触れたことをアスラナクへ密告し、その見返りとして七使徒に迎え入れられた。
使用デッキ:象群(ガジャズガナ)
ガネーシャをモチーフとした炎族魔法使い族のエクシーズテーマ。
■ジテンドラ・ジェイン
七使徒の1人。七使徒の中でも最も狂暴であり、その言動は非常に暴力的。モンスターと人間の和平を望む「中立派」を根絶やしにすることを望む。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/gbtPlyV
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使用デッキ:幽蹄(シルエントレイス)
相手の影を踏むエクシーズテーマ。同じ縦列のモンスター効果を無効にしたり素材にできなくする。
■ムウミン・カウル
七使徒の1人。赤銅色の髪をした常に眠気に襲われている女性。七使徒の最新参。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/Eto9qRp
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デュエルの実力を買われ七使徒に加入。一日のほとんどを寝て過ごし、会合中も眠りこけている。しかし着実に成果を上げることから、王宮内でも彼女の睡眠体質はやむなしとされている。
目の前で繰り広げられている事柄や会話を、夢として知ることができる。最新参ゆえに、国の深い情報までは知らされていない。
使用デッキ:レムスリーパー
裏側守備表示のモンスターとシンクロするデッキ。裏側守備表示のモンスター+チューナーでシンクロ召喚する。
裏側守備=眠りの中とし、チューナーである夢を現実にする機械がシンクロしてその夢を現実にする。
~その他~
■神楽 天聖
神楽遊次の父親。
デュエルモンスターズ技術開発研究所(DTDL)の所長だったが、コラプスを機に研究所は閉鎖。
表向きはただの研究所の所長だが、その実態は稀代の天才科学者。
現在政府が所有するこの世界とモンスターワールドを繋ぐ「パラドックス・ブリッジ」という装置は、天聖が設計したものである。
コラプスの1年後に突如として外国へ失踪し、イーサンに遊次の親代わりとなるように命ずる。
その1年後に海外で死亡したとされているが詳細は不明。
妻を病気で亡くして以来、時間が経つにつれて心が荒んでいき、その痛みが消えることは1秒たりともなかった。
ヘックス・ヴラッドウッドとは師弟関係。
30年前にヘックスと共にネフカ王国に足を踏み入れたことがある。
大統領マキシム・ハイドは「パラドックス・ブリッジの建造は天聖から提案した」と言うが、真偽は不明。
■ヘックス・ヴラッドウッド
「ニーズヘッグ・エンタープライズ」の創始者。オスカーとルーカスの祖父。
約50年前にデュエルディスクを開発し、ニーズヘッグを設立。
世界にオースデュエルを広く普及させた実績を持つ世界的偉人。
しかし約20年前にとあるスキャンダルによって社長の座から失脚。
13年前に交通事故に遭ったが、現在は目を醒まし、入院中。
30年前に、弟子である神楽天聖と共にネフカ王国に足を踏み入れたことがある。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/C1n6dvW
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■フラワー
白い仮面を着け、大きなフードのある薄いピンク色のローブを纏った謎の人物。
その目的や正体は不明。
仮面とローブには薄紫色の花柄が描かれており、仮面の右側には、紫色の蔓と葉の意匠が繊細に描かれている。
仮面からは、ライムグリーンの長い髪がはみ出ている。
相貌と声はわからないが、シルエットからおそらく女性と思われる。
丁寧な言葉遣いで話す。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/7emnuVA
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パラドックス・ブリッジを巡るオスカーとハイドの会談中に、映像用ドローンが公邸に届く。
その映像にて突然姿を現した。
ニーズヘッグの七乃瀬美蘭を誘拐し、オスカーに10億サークの身代金と、1ヵ月以内の契約を全て破棄することを要求。
美蘭の命を優先し、オスカーはその要求に屈した。
■伊達 アキト
ドミノタウンで探偵事務所を営んでいる。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/0lxQDwa
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デュエルに関してはからっきしだが、地道な調査が得意。
神楽遊次とは小学生時代、コラプスが起きる前までの友達だった。
コラプスの数か月前に引っ越したためそれ以降は会っていなかったが、依頼を機に再会。
解決後、Nextと業務提携をすることに。
推理力とプロファイリングに自信がある。
元々、デュエリアの諜報組織「DIEB」に所属していたが、国のためではなく人のために尽くしたいと考え、探偵業に転身。
しかし正しいやり方だけでは人を救えなかった父の過去から、DIEBのデータベースを私的に流用し、探偵業に活用している。
■ドモン・ハルク
体格のいい金髪の19歳の青年。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/SOF2nLb
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怜央と同じチーム「Unchained HoundDogs」のメンバー。
学校内で、冤罪で暴力事件の主犯格とされてしまいそれ以降は不登校になった。
怜央がNextに入って以降は彼らに協力し、子供たちの居場所を作るために活動している。
現在は建築現場で荷揚げの仕事を行っている。
使用デッキ:Sp-Ace
ロケットをモチーフとしたペンデュラム・融合テーマ。
■ダニエラ・シルヴァ
褐色の肌にドレッドヘアの18歳の少女。
キャラデザイン:ttps://imgur.com/a/H2q9xUx
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怜央と同じチーム「Unchained HoundDogs」の元メンバー。
一人称はアタイで、かなり気が強い。
父親によるDVが原因で家出。以降、一切家には戻らずチームの子供達と暮らす。
怜央がNextに入って以降はドモンと共に彼らに協力。トラックを所持している。
現在はチームの子供達が住む家で暮らす。
使用デッキ:トライドビークル
陸・空・海がモチーフの乗り物+動物をテーマとしたデッキ。
陸は攻撃を司るエクシーズ、空は破壊を司るシンクロ、海は守りを司るリンク召喚。
tri(3) + ride(乗る) + vehicle(乗り物)が語源。
~Unchained Hound Dogsの子供達~
■リアム
黒人の小学生男子。頬に絆創膏を貼っている。
チームの子供の中で最も元気で活発。
チームの主要メンバー3人を兄貴・姉貴と慕っている。
家に帰っておらず、チームの子供達と共に暮らす。
■ミオ
黒い髪をしており片目を目で覆い隠している小学生女子。
控えめな性格で、チームの中でも大人への恨みは小さい。
クマのぬいぐるみをずっと抱えている。
両親に捨てられたことから居場所を失い、現在は他の子供達と暮らす。
■星弥
クリーム色のパーマのかかった髪をした中学生男子。
比較的背は高く、17歳にしては身長の低めの怜央とあまり変わらない程。
怜央と同じく大人への復讐心を強く持っており、
チームが略奪を行わなくなったことに困惑していた。
とある依頼をきっかけにチームの皆で食事をした時にその幸せを噛みしめ、
怜央自身が望んでチームを変えようとしたのだと心から理解した。
現在は他の子供達と暮らす。
■ランラン
茶髪のおさげ髪の小学生女子。
お転婆で物事を深く考えていないことが多い。自分のことをランランと呼ぶ。
大人への恨みなどは特にない。現在は他の子供達と暮らす。
■治(おさむ)
黒髪に、黒縁のメガネをかけた小学生男子。
その年齢に似合わない高い語彙力を持っており、よく大人を驚かせる。
居場所を失わないために盗みに加担していたが、
彼自身は大人への復讐心はなく、本心では望んでいなかった。
読書が趣味。現在は他の子供達と暮らす。
■トーマス
金髪に青目の中学生男子。
友人に初めてデュエルで勝利したことから友人間の関係性が崩れ、いじめに発展。
不登校となり、その時にチームに入る。
両親の性格にも難があり、それがチームに入ることとなった一つの理由でもある。
チームの方針通り町に落書きなどを繰り返すようになり、
それを見かねた担任教師「秋山」がドモンに挑むも、敗北しトーマスに関与できなくなる。
そのことから秋山は、トーマスをチームと引き離すようにNextに依頼し、
イーサンがドモンにオースデュエルで勝利したことから、
チームメンバーはトーマスに関わらないよう契約が締結。
一時はチームから離れることとなる。
しかし、秋山とNextのメンバーの協力によって最終的には友人とも和解。
両親も心を入れ替え、現在は元通り学校に通っている。
ただしチームという居場所を守りたいという遊次の思いもあり、
純粋な友人としてUnchained Hound Dogsの子供達と遊んでいる。
チームの子供達とは暮らしておらず、実家に住んでいる。
■リク
短い黒髪を刈り上げた小学生男子。おどおどとした性格。
他の子供達とは違い家や学校が遠く、たまにしか顔を出さない。
対立するチーム「GREMLINZ」に拉致されかけた事がある。
実家に住んでいるが、家庭環境は良好ではなく、たまに家出をする。
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【用語紹介】
・デュエリア:
今作の舞台である国。
世界を牽引する大国家で、デュエルモンスターズと共に発展してきた歴史がある。多人種国家。
100年以上前から1カードゲームであったデュエルモンスターズに可能性を見出し続け、その国柄から国民全体がデュエルモンスターズに深い愛情を持っている。
約50年前からニーズヘッグ・エンタープライズの創始者「ヘックス・ヴラッドウッド」がデュエルディスクを開発したことによって、デュエルモンスターズは世界に波及する。
ヘックスはデュエルの勝者は敗者の提示した契約を履行する義務を負う「オースデュエル」という仕組みを創り、デュエリアはそれを国の根幹に取り入れた。
デュエリアは武器や兵器を自ら縮小し「デュエル」こそが武力であると法律によって定めた。
武器の製造を過剰なまでに徹底的に排除し、道徳教育のレベルから「争いはデュエルで解決する」と国民に刷り込んだ。
それにより世界初の「武器を持たない国」のロールモデルとなり、デュエルディスク・オースデュエルという仕組みがすでに世界に波及したことから、世界全体もこの流れを汲み軍縮を行うようになった。
結果的に現在、世界全体が武器・兵器を一切持たぬようになり、武器製造の段階から徹底的に世界全体が取り締まるようになった。
そしてオースデュエルという法的拘束力を持つデュエルこそが武力という世界が実現された。
世界全体の国力の基準が「デュエル」になったからこそ、100年以上前からデュエルに可能性を見出し続けたデュエリア国こそが、世界最大の力を持つ国となった。
・オースデュエル:
この世界に存在するデュエルの形式。
デュエルする者同士がお互いに契約を結び、勝者は敗者の提示した契約を履行する法的義務が生じるというもの。
契約条件としてはあくまで法・倫理・実現可能性の観点から、デュエルディスクに組み込まれたAI(通称:DDAS)が判断する。
契約を破ることは許されず、本人に契約履行の意思がない場合、DDASが実行可能な内容については自動で履行される。
例:情報の開示が契約内容の場合は装着者の記憶をDDASが読み取ることでDDASがそれを開示したり、DDASから世界中のあらゆる機器に接続できるため、それらを利用して契約の履行を果たすなど
兵器なきこの現代において戦争が発生した場合は、オースデュエルによって敵対勢力を無力化することになる。
複数人に対する契約を1人が請け負いオースデュエルを行うことも可能。
しかしその場合は基本的に全員の承認を得る必要がある。
ただし、組織に対する契約である場合、その組織の責任者が承認すれば、組織に属する者全ての承認を取らずとも、
組織全体に対して契約を適用することができる。
これは数百~数万単位で社員が存在する場合、全員の承認を得ることは困難かつ臨機応変さに欠けるため、責任者の一存であれば組織に属する者全員に契約を課すことができる。
組織全体の統括者でなくとも、自分の責任の範疇の人員に対してオースデュエルを締結する権利がある。
このような仕組みから、組織を作る際は必ず各人員に対する権限を明確に定義する法律になっている。
組織に対する契約の場合、その組織の改名や人員の増加があっても契約は適用され続ける。
これは一度決した契約も組織を1度解散すれば無効化されることを防ぐためである。
また、警察や軍隊に属する者は目の前の人物に対して、「強制オースデュエル」を発動することができる。
これは強制的にオースデュエルを発生させる権利であり、発動された相手は相手の提示した条件で必ずオースデュエルを行わなければならない。
警察が犯人を捕縛する際や軍隊が武力行使(もちろんこれもデュエルである)を行う場合に、デュエルの勝敗で相手を無力化するために存在している権限だ。
ただし発動者の提示した条件を相手に一方的に飲ませることはできず、発動者の提示した契約内容に対して、相手もそれに見合う契約内容を提示することができる。
これは「世界デュエル憲章」という国際法によって、オースデュエルは公平でなければならないと定められているためである。
契約内容については両者である程度の議論は可能だが、発動者が相手の提示する条件を拒否し続ける場合も懸念されるため、
契約内容が決まらない場合は、DDASが両者の記憶を読み取り、適切な契約内容を自動で決定する。
いくら口では否定しても、発動者が提示した契約内容に見合う条件は必ず脳内には想定できているはずであり、
それをDDASが参照することで、強制オースデュエル発動者の提示した契約に見合う条件を自動で算出することができるのだ。
・DDAS:
Duel Disc ArtificialIntelligence Systemの略称。
デュエルディスクに組み込まれたAIのこと。
「ニーズヘッグ・エンタープライズ」の創始者「ヘックス・ヴラッドウッド」が生みの親。
人々の会話の解析や、デュエルディスク所有者に関する全ての記憶の参照できる超高性能なAI。
脳ではなく「心」を参照することで、記憶や考えを読み取っている。
例えばデュエルの契約内容に情報の開示があった場合は、DDASが人間の記憶にアクセスして、敗者が開示した情報が正しいかを判断する事ができる。
敗者が情報を開示しない場合はDDASが記憶にアクセスして自動的に情報を開示する。
ただし人権の観点から、記憶へのアクセスが必要ない場合はDDASによる記憶の参照は禁じられている。
仮にオースデュエルで敗北した相手がデュエルディスクを破壊するなど強硬手段に出たとしても、DDASとしては契約や記憶に関するデータを保持しているため、デュエルが無効になるといったことはない。
記憶を読み取り、契約を反故にする明確な意図を感じ取った時点で警察に通報する仕組みとなっているため、オースデュエルによって決した契約は破ることができない。
また、あらゆる世界中の電子機器へのアクセスが可能である。
これはオースデュエルによって決した契約を反故にされないための権限であり、オースデュエルによる契約を果たそうとしない者がいた場合、
DDASはアクセス可能な電子機器を臨機応変に利用し、契約を履行させる場合もある。
ただし、ほとんどの場合は警察への通報で事足りる上、これほどまでに契約の違反への取り締まりが厳格であれば、まず破ろうとする者自体現れない。
記憶の参照・あらゆる機器へのアクセスなど、最新鋭の技術によって神の領域に達しているが、オースデュエル以外でこの知能が使用されることはない。
あくまでデュエルを絶対とするこの世界における「デュエルの守護神」であり、その範疇を超えてしまえば人類の存続自体を脅かしかねないため、使用範囲が限定されている。
DDASはニーズヘッグ・政府が共同で管理している。どちらかの恣意的な改造を防ぐためだ。
プログラムを書き換える必要がある場合、国家レベルで何重にも承認が必要であり、触れられるプログラムも限定されている。
また、DDASの記憶参照機能を改造することは物理的に不可能となっている。
現在、人間の記憶へは参照権限のみが付与されているが、これを書き換え・削除可能に変更すれば、人間そのものを上書きできてしまうからだ。
記憶への参照自体、DDASの開発時には大きな反対があったが、オースデュエルを担保するための必須条件としてデュエリアが押し通した過去がある。
DDASのプログラムの改修はここ十数年ほとんど発生していない。
その時点で完璧といえる頭脳を持っていたからだ。
・ドミノタウン:
デュエリア国の郊外にある町。
主人公「神楽遊次」の故郷であり、遊次はこの地でなんでも屋「Next」を開いた。
14年前に「コラプス」という大災害によって町が崩壊した。
今もなおその爪痕はハッキリと残り、復興は続いている。
災害によって家や家族を失くした者も多く、その影響で貧富の差が開いた。
その結果、オースデュエルを用いて金品を奪うといった手段で生きようとする者も現れ、デュエリアでは有数の治安の悪い町となる。
・メインシティ:
デュエリアの首都。デュエリアのみならず、世界経済の中心都市。
デュエリア政府官邸や、ニーズヘッグ・エンタープライズの本社が存在している。
デュエルの祭典「ヴェルテクス・デュエリア」の本戦が開催される地。
ヒロイン「花咲灯」の出身地でもある。
・コラプス:
14年前にドミノタウンで発生した、黄金の鎧を纏ったモンスターが街を破壊し数百名の死者を出した災害のこと。
その全容は政府によって徹底的に隠蔽されており、写真や映像は一切残っていない。
モンスターが現れたということも都市伝説レベルの噂話と世界に認識されている。
主人公「神楽遊次」はこの災害以前の記憶を失っており、Nextメンバーの「鉄城怜央」は両親を失っている。
一部の関係者は、ドミノタウンの地下に存在する、空間に裂け目を入れる装置「パラドックス・ブリッジ」の事故により発生したと語る。
・ニーズヘッグ・エンタープライズ:
50年前にヘックス・ヴラッドウッドが創立したデュエリアに存在する世界一の大企業。
デュエルディスクを開発し、デュエルモンスターズを世に広め、オースデュエルという形式を作った企業。
現代では、デュエルモンスターズに関するあらゆる事柄をこの企業が推し進め管理している。
約20年前にとあるスキャンダルによってヘックスは失脚。
5年前まで息子のゲイル・ヴラッドウッドが社長を務めていたが、保守的な姿勢と利益優先の経営を行ったことから、世界からの評価は著しく落ちていた。
5年前、息子であるオスカー・ヴラッドウッドが社長に就任。
「デュエルをより多くの人に楽しんでもらう」という原点に立ち返ったことと、オスカー自身の並外れた才覚によって、ニーズヘッグは再び世界最大の企業として復活する。
彼が台頭してからは才能ある若い世代も上役となり、前世代の保守的な経営から一変した革新的な施策をいくつも打ち出した。
彼らはニーズヘッグ新世代と呼ばれている。
デュエルモンスターズ自体は古くから存在しているカードゲームであり、ニーズヘッグが考案したゲームではない。
明確な作者が判明していない、トランプのような概念である。
一説では数千年前の古代から存在していたと言われている。
・ヴェルテクス・デュエリア:
デュエリアにて4年に1度開催される世界最大のデュエルの大会。
政府によって40年間開催されている歴史ある大会。
デュエリア国籍を持つ15歳以上のデュエリストが参加可能。
優勝者には「政府が実現可能な願いを1つ叶える」という権利を手にする。
これはDDASによって政府に対して課された法的拘束力を持つ契約であり、政府は必ず当大会を開催しなければならない責務を負っている。
この大会の開催および優勝者の願望の実現は政府に課せられた契約であり、政府も破ることはできない。
法・経済面から「実現可能である」と判断された願いは、例えそれがどんな悪辣な願いであれ、政府は履行する義務が生じる。
40年ほど前から、世界はあらゆる軍事を縮小し、デュエルこそが力となり、デュエルの強さこそが国家の強さに直結することとなった。
国民は「どんな願いでも叶える」という最上の報酬が与えられることで、この願いを求めて様々なデュエリストが腕を磨き、デュエリアの発展に寄与する事となる。
どんな願いも叶えるという性質上、国家にとっても非常にリスクはあるが、そのリスクを取ってでもデュエリア全体の国力を底上げするために先人が当大会の開催を決定した。
他国にはこのようなリスクのある政策を行う事はできず、今更行ってもデュエリアには遠く及ばない。
それにより世界の腕の立つデュエリストが『願い』を求めてデュエリア国籍を取得してデュエリア国民となる。これにより、他国から強いデュエリストを奪い、自国を強化するという仕組みが出来上がる。
これこそヴェルテクス・デュエリアが開催されることとなった理由だ。
「ヴェルテクス」は頂点を表す「vertex」が語源。
・DTDL:
14年前までドミノタウンに存在したデュエルに関する研究所。
遊次の父「神楽天聖」が創設。
副所長「クロム・ナイトシェイド」はコラプスによって死亡したと記録されている。
デュエルモンスターズ技術開発研究所(DuelMonsters Technology Development Laboratory)の略。
表向きはただのデュエルの技術に関する研究所だが、その実態は大統領の命によってパラドックス・ブリッジを開発するためのもの。
・モンスターワールド:
ニーズヘッグやデュエリア政府が認知している、この世界とは別の世界。
世間には存在自体が秘匿されているが、UFOなどと同じく都市伝説としては認知されている。
少なくとも数千年前から存在している、人間の心から生まれた世界。
ヘックス・ヴラッドウッドによって約50年前に発見された。
人間と同様、モンスターもこの世界に国や文化を形成している。
ニーズヘッグはデュエルディスクによって人とモンスターが"リンク"する際に、一瞬だけこの世界を観測することができる。
その"一瞬"を全世界のデュエリスト分だけ行うことで、モンスターワールドの実態を監視・研究している。
数千年前から、光の勢力と闇の勢力の大きな争いが発生することがある。
光の勢力の筆頭は、コラプスによって現れた黄金の鎧のモンスター。
闇の勢力の筆頭は、今も地球に迫る超巨大隕石型モンスターである。
全てのモンスターは基本的にこのどちらかの勢力に属するとされる。
・パラドックス・ブリッジ:
空間に裂け目を入れ、この世界とモンスターワールドを繋げる装置。
神楽天聖が、イーサン・レイノルズ(本名:クロム・ナイトシェイド)と共に開発。
天聖ほどの稀代の天才以外はこのレベルの代物は作れず、誰一人としてその仕組みを解明することができない。
ドミノタウンの地下に、6機に分かれて存在している。
6機はそれぞれグール、ビースト、ストライフ、ヒューマン、ヘル、デーヴァと名づけられ、物理的な鍵によって起動可能。
6機すべてを起動しない限り、空間に裂け目を入れることはできない。
この鍵は世界中に点在し、パラドックス・ブリッジの開発に携わった者がその鍵を管理していたが、ニーズヘッグによって奪われる。
「デーヴァ」のみ一部の人間の生体認証によって起動する仕組み。
その一部とは開発者である「神楽天聖」、「クロム・ナイトシェイド」と、開発を命じた大統領「マキシム・ハイド」である。
デュエリア政府が秘密裏に管理しているが、現在はその鍵をNextとニーズヘッグが保持し、実質的には起動不可能。
・ネフカ王国:
中東の砂漠地帯に存在する独立国家。
数千年の歴史を誇り、ごく一部の貿易を除いて外国とほとんど関わりを持たない王国。
モンスターワールドについて、デュエリアを大きく凌ぐ知識を有している。
モンスターを精霊と呼び、モンスターワールドを精霊世界と呼ぶ。
ヘックス・ヴラッドウッドがモンスターワールドを発見するよりも数千年も前から、モンスターワールドの存在を認知し、特殊な神通力によってその世界を見通していた。
精霊(モンスター)に対して数千年単位での深い信仰を捧げてきたため、人の心とモンスターワールドの結びつきが常人のレベルを遥かに超えており、
特にその信仰が強い者は、祈りを捧げることでモンスターワールドを見通すまでに至る。その力を持つ者は「霊術師」と呼ばれる。
近年は国内でモンスターを絶対の存在として崇める「絶対派」と呼ばれる勢力が力を伸ばしている。
彼らは人間よりもモンスターの方が絶対的な存在であり、その力を世界に示すことを目的とした思想を持っている。
それに対して、人々と精霊の平等と和平を願う者達は「中立派」と呼ばれる。
今まではこの中立派的思想が国の基本となり、国王「ゴルズ・シャマシュ」もそれを受け継いでいたが、
数ヶ月前に革命によって国王が代わり「アスラナク・バルネフェル」という絶対派の思想を持つ王が誕生し、過激な王政を敷いている。
数千年の間他国に攻め込まれないのは、とある歴史によって「ネフカ王国に触れてはならぬ」という伝説が存在するため。