【完結】転生したらアバンギャルド君だったのでリオ会長を救います 作:天神茶々
どうしてこうなった
「そう。
「世界を終焉に導く兵器」
「かわいい後輩ですよね♪」
「「………………」」
一触即発の雰囲気。
キヴォトスでも、頭脳明晰な生徒たちが集うミレニアムサイエンススクール。
その中でも特に秀でた知恵を持つ2人の密会は、今まさに佳境を迎える。
そして、その様子を”俺”は、片方の少女と共同で制御下に置いてある戦闘用ロボット、AMASのカメラ越しに、固唾をのんで見守っていた。
「……あなたは一体何を言ってるの?」
「……リオこそ、一体何を言ってるのですか?」
リオと呼ばれた少女。
長くて綺麗な黒髪と、学生とは思えない抜群のプロポーションを兼ね備えた、ミレニアムで生徒会長を務める彼女。
調月リオは、逆に聞くけどと切り出して、もう1人の少女に問いかける。
「廃墟で無限に生産され続けているロボットの軍勢を忘れたの?
あれは恐らく、
「あなたの方こそ忘れましたか?
アリスちゃんがゲーム開発部の子たちと、可愛らしい笑顔を浮かべて部活に取り組む姿を」
「物事の綺麗な側面ばかりを見て、真実から目を逸らすのは非合理的と言わざるを得ないわ」
両者共に一歩も譲る様子はなく、恐らく、互いがそれぞれの主張を曲げることは絶対にないと確信したのだろう。
もう1人の少女、白く長い髪と俗に言うエルフ耳が特徴的な車いすの少女――明星ヒマリは、やけに綺麗な声で溜息を吐いた。
「残念です。ゲーム開発部の子たちの美しく純粋な姿を見て、少しでも心変わりすることがあればと期待していたのですが……。
リオ、あなたは
2人は、俺が目覚めるずっと前からの旧友であり、話を聞く限り、方向性の違いから対立してしまうことが頻繫にあったらしい。
合理性を追求した調月リオと、感情を重んじる明星ヒマリ。
おかげで滅多に手を取り合えない2人だが、それでも互いのことは深く理解していて。
だからこそヒマリは、リオなら兵器として目覚める前にアリスを殺して、世界が滅亡する原因ごと排除しようとすると確信していた。
実際の所、そうなってしまったのが”原作”でのお話であり、そういう意味ではヒマリの予想は間違いではなかった。
そう、間違いではなかったのだが……。
「……? そんなことしないわよ?」
「……え? あなた、今なんと……?」
予想を裏切られたヒマリが素っ頓狂な声を上げて、一方リオは、何かおかしな物を見る目をヒマリに向ける。
「何かしら。そんなに私を人殺しにしたかったの?」
「いえ、そんなつもりは全くありませんが……。
今までのあなたなら、そう決断していた筈でしょう?
熱でもありますか……? それか、何か変な物でも食べたりしましたか……?」
割とガチな声色で心配するあたり、ヒマリが普段リオのことをどう思っているかが、垣間見れるななんて思いつつ。
その言葉を受けて変わり始めたリオの表情を見て、また”あのモード”に入ったのだと、
モードに入ってしまったリオは、子どものように目を輝かせ、自信たっぷりにドヤ顔を浮かべ。
今ではお決まりになってしまったセリフを、「凄いでしょ」と言わんばかりに口にする。
「王女も、
私のアバンギャルド君が、全てを解決してくれるもの」
「――は?」
今度は、完全に思考停止してしまったヒマリに、その気持ち凄くわかるぞと念を送る。
完全無欠、冷静沈着、眉目秀麗といった言葉が似合う彼女はどこへやら。
様々な状況を分析し、的確に指示を送り、物事を解決して来た時の面影はどこにもなく。
いまや、全ての指示が「任せたわ、アバンギャルド君」になってしまった彼女の姿がそこにあったのだから。
『……はぁ、どうしてこんなことに』
そして、そんな彼女の現状を嘆く存在が、遠隔操作越しにもう1人。
ひょんなことから転生し、調月リオが生み出した高性能戦闘用ロボット――つまり、そのアバンギャルド君として生まれて変わってしまった元人間。
つまり、この密会をこっそり見守っていた俺は、彼女をこんな風に変えてしまうきっかけとなった、この世界に転生した始まりの日のことを思い出していた。
「そう。この子の名前はアバンギャルド君よ」
「え、嫌なんだけどそんな名前」
「――え?」
「――え?」
そう。俺が夢にまで見た、転生初日のことである。
なるほど。これは転生ものでよくある、赤ん坊として生まれ変わった自分に、両親が名前を付けてくれるシーンだと思ったのもつかの間。
声の高さ的に、恐らく母親(仮)と判断した彼女の、そのネーミングセンスが余りにも絶望的だったので、思わず本音を漏らしてしまったのが、調月リオとの出会いだった。
(てか、あれ? 目覚めたばかりでは、『あうあうあ』みたいな感じで喋れないのが普通では?
それに、なんか体でかくない? もしかして、巨人にでも生まれ変わった……?)
それか急遽、転生ではなく転移や憑依に変更になったか。
でも、目覚める前にお会いした、他の神様に仕事を押し付けられた、真面目系残念美少女感のあった女神様は、転生ですって言ってたのだが。
幼い頃から秘密裏に魔法の修行なんかをして、そのまま異世界で無双していくのが夢だったので、できれば転生であってほしい。
そんなことを考えていると、もう1人別の女の子の声が聞こえてきた。
「リオ様。恐縮ですが、やはりアバンギャルド君という名前はちょっと。
本人……いや、本AI(?)も嫌がっていますが、正直なところ私もダサいと思います」
「……トキ?」
なるほど。どうやら母親(仮)の方はリオ、もう1人の女の子の名前はトキというらしい。
――あれ、リオとトキ?
「ですがAI様、これはリオ様の計算なのです。
常在戦場の心構えを持つ敵に、ふざけた名前を告げることで相手の思考を止める作戦。
ですので、今日からあなたの名前はアバンギャルド君です。分かりましたか?」
「…………トキ?」
なぜか目の前でコントを始めた2人の姿に、俺はかなり見覚えがあった。
前世で遊んでいたゲーム、ブルーアーカイブの登場人物。
そのとあるシナリオで、主人公たちと敵対することになる彼女たち。
ミレニアムサイエンススクールの生徒会、セミナーで生徒会長を務める調月リオと、彼女のボディーガードを務める飛鳥馬トキいう名前の少女に、2人の姿はかなり酷似していた。
というか、間違いなく本人たちだった。
「失礼しました、リオ様。今回に限り、私から説得した方が早いと思いましたので」
「…………そう」
あ、調月リオがめちゃくちゃ悲しそうな顔してる。
「……そもそも、アバンギャルド君に自律思考を行うAIは搭載してないの。
もしかしたら、使用した名もなき神の技術が、予期しない誤作動を起こしてるかもしれない。
ようやく完成したばかりだけど、だったら一度分解して原因の調査をしないとね……」
目の前で繰り広げられる、珍妙なやり取りをぼんやりと眺めていると、ふと、調月リオが自分の頭部に触れて、何やら操作を始めた。
ピピっとなる動作音。そして、彼女が自分のことを呼んだ名前と、直前のセリフから事態を急速に理解して――。
「ちょっと待った!? 目覚めてそうそう
「あ、自力で固定具を解除しました。リオ様のAIは、センスも理解できて結構賢いんですね」
「だから、そんなもの搭載していないわよ!?」
遅ればせながら、ツッコミどころしかない転生をしてしまったことを、俺はようやく理解する。
しかし、まずは命の安全を確保するのが最優先であり、とっさに調月リオから距離を取った。
「命令を与えられていないのにも関わらず、自らの保身のために独自に行動を起こした。
トキ、今のアバンギャルド君は極めて不可解な状態よ。破壊してでも今すぐ拘束して――」
「ちょっと待った!! 今すぐ話し合おう!! 俺、悪いロボットじゃないから!!」
ぷるぷる。ボク、悪いスライムじゃないよ。
いや、スライムではなくロボットであり、転生したらスライムだった件ではなく、ロボットだった件なのだが、まずは話を整理しよう。
警戒心MAXで俺を排除しようとしている少女が、先程確認した通りの調月リオ。
ミレニアムサイエンススクールの生徒会長であり、同時に技術者としても優れ、ビッグシスターと呼ばれ生徒たちから恐れられている女傑。
次に、リオの隣に控えるメイド服の少女は飛鳥馬トキ。
調月リオに使えるメイドであり、ミレニアムのエージェントとして活動する部活、Cleannig&Clearing――通称C&Cの秘された5番目のメンバー。
この2人はブルーアーカイブの、時計仕掛けの花のパヴァーヌというシナリオで、敵キャラとして登場するキャラたちである。
そしてもう1人――いや、もう1体。
同じシナリオの中で、敵として登場するロボットが存在するのだが。
(まさか、転生先がよりにもよってアイツだなんて……!?)
初登場時には「うわぁ!? ダサ……」と直球で罵られ、どれだけ強くとも「外見からは想像つかない火力」と評される。
作中キャラからも、プレイヤーからも、クソださデザインで認知されてしまった敵エネミー。
4本の腕に、それぞれ3つの異なる種類の銃火器と、黄金長方形というデザインを元にした奇抜なシールドを装備。
足の部分はキャタピラが取り付けられており、一番人の目を引くのは、何を考えてるのか全く分からない奇怪な表情をしたその頭部。
この場に鏡はないが、今覗き込めばそんな俺の姿が目に入るだろう。
そう。果たしてそこにどんな理由があったのか。
俺の転生先は、このクソださロボットこと、アバンギャルド君であったのである。
(……知りたくなかった、こんな現実)
どうしてですか。何か前世で悪いことしましたのでしょうか女神様。
かつて聖人だったなんて、とても言えはしませんが、悪人ではなかったと思うのです。
でなければ、どうして。
「――イエス、マム」
「――ちょっと待とうか。さっきまでそういう雰囲気じゃなかったじゃない?」
「リオ様の命令があれば、私はただ従うだけですので」
でなければ、どうして全てを察した直後に、トキに制圧されてリオによる
(改めて意識すると、全身の違和感が強くてまともに動けない……!!
腕4本あるし、足キャタピラだし、顔も目以外動せない……!!)
そのせいで、瞬時に背後を取ったトキに全く反応できず、無様にも地面に叩きつけられて動けなくなった姿を晒す羽目になる。
唯一、高性能ロボットに転生した影響か、前世よりも冴えている気がする思考回路は、冷酷にこの危機から逃れる術がないことだけを告げていて。
「ありがとうトキ。そのまま何もさせないで」
「イエス、マム」
(グッ……!! 逃げ出そうにも、トキの拘束する力が強すぎる!!
恐らくアビ・エシュフの力を使ってる……!!)
原作でも使用された、トキ専用のパワードスーツ”アビ・エシュフ”。
作中屈指の様々なチート能力持ちの、激強武装の1つ。
その武器の圧倒的膂力が、アバンギャルド君の体を押さえて動くことを許さない。
床を這いつくばり、こちらを
「待ってくれ。いきなり人を殺そうなんて酷すぎやしないか……?」
「人? AIが人の振りをして命乞いのつもり?」
「違うんだって! 俺は本当に人間で――!!」
「人がロボットになんてなるわけないでしょ。
それに、あなたの正体も大体予想がついている」
「――は?」
アバンギャルド君の頭部、その中央上部。
そこに触れられた途端、視界一面が赤く染まり、脳内に警告のアラームが大音量で響き渡る。
「あなたは、名もなき神々の王女と同じ、無名の司祭のオーパーツ。
世界を滅ぼそうと企む、私たちの敵なのでしょ?」
「違う、俺は――!!」
――俺は、別の世界から転生した人間だ。
(いや、そんなことを言ったって、あの調月リオが信じるか……?)
彼女は、才能ある生徒が多く在籍するミレニアムでも、最も賢い生徒の1人。
世界に滅亡をもたらす存在を、陰謀論などではなく、れっきとした証拠と理論を集めて突き止めた天才の中の天才。
そんな彼女が打ち立てた予想と、俺の現実離れした事情。
調月リオが、果たしてどちらを信じるかなんて、考えなくてもわかる。
「黙り込むということは、そういうことなんでしょ?
なら、大人しく解体を受け入れることね」
絶望が、心を支配する。
あれだけうるさかった警告音が、途端に聞こえなくなっていく。
「次こそは、完璧なアバンギャルド君を完成させてみせる。
戦闘兵器に意思なんていらない。ましてや、無名の司祭の遺したAIなんて」
赤く染まった画面越しでは、目の前にあるはずのリオの表情は見えなかった。
声が聞こえなくなっていったのは、さっき感じた通り。
なのに、その最後の一言は。
その言葉に込められた悲しみだけは、やけに記憶に焼き付いて。
「私のやり方で世界を救おうとしても、最後にはみんな離れていってしまうのだから……」
ブツリと電源が切れる音がして、俺の意識は永久に失われた。
……。
……。
…………。
…………。
…………。
…………。
………………。
………………。
……………………。
……………………。
………………………、……。
………………………、………………………。
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……、…………。
……そして、約1日が過ぎた。
「…………あのさ」
「はなしかけないで、ちょうだい……!!」
目の前でうずくまるのは、あれから解体と再設計を、
そして、そんな彼女を上からのぞき込んでいるのは、計100回の
奇しくも、最初と逆の構図となったと感慨に耽る中、リオの苦悶の叫びが部屋の中に響く。
「どうして、どうして何度やり直しても、記憶を引き継いだあなたがアバンギャルド君のAIとして宿ってしまうのよ……!!
名も無き神々の王女に対抗するためには、トキのアビ・エシュフとアバンギャルド君の戦力がなければいけないというのに……!!」
はい。結論から言ってしまうと、リオが言葉にした通りになりました。
アバンギャルド君の機体から、俺という存在を排除するため、リオは凡人の俺では到底理解できないような、神業じみた技術を最大限駆使して、ありとあらゆる手を尽くした。
しかし、結果はご覧の通り。
どんな手段を用いても、アバンギャルド君の再起動と同時に、俺の意識もまた機体の中で目覚めてしまうのであった。
(……事前の説明になかったけど、女神様がそうしてくれたのか?)
まるで、アバンギャルド君という概念そのものに、魂が固定してしまったかのように。
気分はさながら、無限に復活しつづける某自称ゲームの神のようであった。
脳内でテッテレテッテッテーと効果音を流していると、再びリオの苦悶の声が聞こえてくる。
天才であるリオにとって、これまで解決出来なかった問題なんて滅多になかったのだろう。
それが、自分の大切な計画の駒であるアバンギャルド君に異常が発生し、その原因さえ掴めないでいる。
どうやらリオにとって、この状況は相当心を壊してしまうものだったらしい。
「わァ…あ…」
「泣いちゃった……トキさん。これ、どうすれば良いの?」
「……逆に、こちらが聞きたいくらいです」
遂にキャラ崩壊を引き起こし、ちいさくてカワイイ感じに泣き出してしまうリオ。
そんな彼女を、戸惑いの表情を互いに浮かべながら困惑するトキと俺の2人。
この後、2人で俺がちゃんとリオの計画に協力すること、何があってもリオを裏切らないと約束して事なきを得た。
その時のリオの姿が、捨てられた子犬みたいに見えた事だけは、ここに追記しておく。
かくして、俺と調月リオとの少し歪な協力関係が成立した。
形としては、俺が力を提供し、リオは俺の生存権を保証する契約。
最初は単なる上下関係(?)だったけれど次第に――というより、割とすぐに俺がリオに情を抱くようになってから、段々と変わっていた。
原作の中で、リオはトロッコ問題についてよく口にしていた。
ある線路の上に、5人の拘束された人たちがいる。
間もなくその上を列車が通ろうとしていて、しかし、進路先を切り替えるためのレバーが自分の手の中にある。
だが、切り替えた先にはまた別の、1人の人物が線路の上で拘束されている。
この決断を迫られたとき、リオは迷いなくレバーを切り替える。
たとえ、線路の上に拘束された1人が、リオ自身だったとしても。
彼女の考えの根底にあるものは、決して冷酷な物じゃない。
ただミレニアムの長として、1人でも多くの人を助けたいという、純粋な願い。
いつか、調月リオは
トロッコのレバーを自ら引き、多数を救う選択をする。
アリスが兵器として目覚める前に殺害し、キヴォトスを救うために。
だが原作では、アリスのことを大切に思う人たちによって計画は阻止され、生徒を殺そうとした事実だけが残ったリオは、文字通り全てを失うことになる。
その結末がなんだか悲しくて、どうにか助けてあげられないかなと思うようになって。
そう。例えば俺が、アバンギャルド君のスペックや、女神様から与えられた転生特典を使いこなせるようになって、世界の滅亡なんて1人で防げるくらい強くなれば、少数を切り捨てる選択なんてする必要が無くなるんじゃないかなって――。
「アバンギャルド君は凄いのよ。私が作った巨大都市の全域の電力と演算機能を集中運用することで、ようやく実現が可能になった未来予知に近い回避能力を単独で実現させていて、防御性能は元々高性能のシールドを取り付けていたけど、彼の神秘を宿すことでレールガンでも防げる程の硬さになって、何といっても一番凄いのは彼の神秘を込める必殺の一撃なの。彼の神秘はある不思議な特性を持っていてそれは攻撃対象が」
「ダメですこの人。既に1時間も、良く知らないロボットの話を延々と続けています――!!」
そう叫んだヒマリの声も、いつものモードに入ってしまったリオには届かない。
”もう全部、あいつ1人でいいんじゃないか”
”とりあえず、アバンギャルド君で”
実際に世界を救えるくらい強くなってしまった所までは、きっと良かったのだと思う。
でも、これほどの変貌ぶりは本当に予想できなかったのだ。
元々、少数を切り捨てる選択も、仕方なくやっていたというのもあるのだろう。
何かを、誰かを犠牲にするストレスから解放されたリオは、いつの間にか俺のことを心から信頼していて。
その信頼は、気が付けばここまで膨れ上がっていた。
そう、アバンギャルド君で全てを強引に解決し始めるほどに。
(……まあ、リオは一旦置いておくとして、この後のゲーム開発部への対応どうするんだろ)
あくまで予想だが、天童アリスには、自身のルーツが”名も無き神々の王女”――つまり、世界を滅ぼす兵器にあることは伝えることになると思う。
天童アリスは無害だとしても、彼女を導くための存在である、Keyはまだ世界を滅ぼそうとしているはずだ。
そんな彼女を説得し、味方につけるのが当面の目標。
それが出来なければ、いずれ襲来する
――さて、それはそれとして。
「やはりアバンギャルド君ね。アバンギャルド君は全てを解決してくれるわ」
「色々責任を抱えすぎて、ついに手遅れになってしまったかもしれません……」
アバンギャルド君もそう思います。
主人公の転生事情に関する記述などについて、いくつか加筆修正を行いました(第7話前書きにも、同じ旨の記載があります)