ファンタシースターオンライン2ニュージェネシス if 激動のハルファ   作:FY

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今回はネタ成分多め


第3話 アークス認定試験

「アークスになって一緒にドールズと戦ってくれないだろうか?」

 

アークスになってくれだって?!自分のことを守るのでいっぱいいっぱいだってのに。僕にそんな事出来るのだろうか?

 

「質問1ついい?青髪の人さん。」

 

ネルアが質問する。

 

「すまない、名前を言ってなかったね。僕の名前はクロフォードだ、よろしく。えっと…、それで質問って?」

 

「えっと、アークスってなんだ?」

 

確かにアークスってなんだ?初対面の人と話すの苦手だからありがとうネルア。助かった。

 

「アークスっていうのはこのハルファでドールズと闘う者達の事だよ。そしてこの僕がアークスの全体での指揮をとっている。…って言っても基本は僕はセントラルシティの指揮だけど。」

 

その言い方だと各地に支部があるようだ。

 

「各地の指揮はそこの指揮官にやってもらった方が良いだろうし。」

 

「ほへぇー、だいたいわかった!ありがとう、クロコート!」

 

名前聞いた直後でそれは無いだろうネルア。

 

「いやいやクロフォードね。失礼だぞネルア。」

 

ミヌがすかざずツッコんだ。一方でクロフォードは笑っていた。

 

「本題に戻ろうか。どうする、4人とも。アークスになってドールズと戦う気はあるかい?もちろん、強制はしないさ。」

 

その質問に対し、真っ先に答えたのはネルアだった。

 

「アタシはやるぜ?やられたままで気が済むかよ。」

 

もう覚悟は決まってるみたいだ。

 

「…私もやろうかな。これ以上の被害を出したくない。」

 

次にミヌが。

 

「…僕もやるぞ。エアリオタウンのみんなの為に!」

 

あんな悲劇を他で繰り返させる訳には行かない。なんとしてでもあれをぶっ飛ばしてやるんだ!

 

残るはマノンだけだ。

 

「…わたしも行くわ。戦って、こんな悲しい事がもう起こらないようにしたい。」

 

みんな覚悟が決まったようだ。

 

「それじゃあアークスにこっちから誘っておいてなんだけどアークス認定試験を受けてもらうよ。まぁ基本中の基本だし大丈夫!ちゃんとベテランのアークスがサポートしてくるから!それじゃあまた後で!その人たちはセントラルタワーの1階のホールにいるはずだから」

 

そう言われたので僕たちは司令室にはいる時に乗ったエレベーターに乗って1階へ戻ってきた。ホールを見回すと、絶対そのアークスだよね?と言いたくなるような2人組がいた。片方は不機嫌そうな表情をしており、背が高い。服の色も暗めの緑色と黒の2色。ある意味目立っている。もう片方は逆に背が低く、11歳か12歳くらいだ。あと可愛い。服もオシャレである。差が激しいなおい、とツッコミたくなるが怖いので僕は3人に言うのをやめておくことにした。

 

「左右で差が激しいな?クロフォードが言ってたのあの2人っぽそうじゃない?」

 

言いやがった。ネルアめ、ぶっ飛ばされたらお前のせいだぞ。と内心怒りながら背の高い方に暴力振るわれるんじゃないかと心配になってきた。冷や汗もでてきた。

 

「おーい!ゼノア!何突っ立ってるんだよ!こっち来いよー。」

 

ミヌとマノンとネルアはもう既にそっちに移動していたようだ。こうしててもしょうがないので流れに身を任せることにしよう。

 

「キミたちがクロフォードの言ってたアークス志願の4人かぁ。よろしく〜。」

 

想像通り小さい方は緩かった。問題はもう片っぽである。身長的に見下されているような気がする…。

 

「…君たち、基本中の基本だからといって試験で手を抜く事のないようにな。」

 

その言葉と共に僕の身体全体に重りが乗っかったかのように重くなった。

 

「はっ、はぃ…。」

 

この威圧感は…なんなんだ?重すぎる、あまりにも重すぎる。それにあの表情、あの目。ゴミを見るような目をしている。まるで「こんなのが戦力になるのか?」と言わんばかりの。

 

「もぉ〜、ヒスイってば緊張しすぎだってのぉ〜。」

 

ヒスイって名前なのか…。ていうか緩いな?!

 

「フン…うるさいぞアカネ。大体なんで私たちなんだ?もっと暇なヤツらなどいるだろうに。クロフォードの考える事は分からないな。」

 

あっ、小さい方の名前アカネなのか。

 

「さてと、さっさとやるぞ。私はドールズを1体も残さず消すために入ったのにさ…、新人の世話なんてやる暇は無いっていうのに…。着いてこい。試験会場へ行くぞ。」

 

ヒスイが試験を行う場所へ案内してくれる様なので僕たちはついて行った。背中からも感じる威圧感。なんとなく殺されそうな気がする。移動すること数分、セントラルシティの外の変な建造物のところに来た。

 

「ここはコクーンって言ってな、まぁなんと言うか訓練施設的なやつだ。認定試験をここでやる。1回目は移動に関する試験だ。何事においても移動する際の知識は重要だからな。ほら、早く中に入れ。」

 

ヒスイに急かされ全員コクーンのなかに入り、試験がそのまま始まった。

「なんだこれ、どうなってんだ?」

 

さっきまで平野だったのに中は六角形のやつが床や壁や地面を埋めるような光景になっている。

 

ここではアップドラフターと言われるもので上昇し、フォトングライドで進みながら降下し、道が途切れているところに落ちないよう注意しながら、ポイントキューブをノルマ数以上回収し、制限時間内にゴールにたどり着くというルールでやるらしい。

 

「うーん。出来るかなぁ、僕。」

 

「ゼノア、フォトングライドって私がエアリオタウンに君のことを連れていく時に飛んだでしょ?」

 

「あ!あれかぁ!なら落下とポイントキューブ回収だけ気をつければ行けるかな?」

 

ミヌから教えて貰っていると、小さい方、アカネが大きい方、ヒスイの通信画面の角からひょこっと出てきた。

 

「お二人方とも〜。もう始まってますぅ〜。」

 

アカネが出てきてヒスイが少し、ビクッと驚いていたのを僕は見逃さなかったぞ。

 

「あ、ゼノアー!先行ってるからー!」

 

「ちょ、待ってくれって!」

 

僕もアップドラフターに乗って上昇し、コースを進む。ミヌはまだ見えるがマノンとネルアはもう既に見えない距離まで離れているようだ。

 

「がんばれ〜ゼノアさん〜。」

 

アカネが通信画面の端っこながらも手を振ささ。…袖が長すぎないか?

 

その後僕はキューブ回収をしつつ、落ちることなく順調に進んでいたが、高い壁に行く先を阻まれた。

 

「助走つけて2段ジャンプしたって届くのか?これは?」

 

「そこは助走をつけ、2段ジャンプをして、壁を思いっ切り蹴って上に上がれ。壁の大きさに圧倒されるな。お前はもう少し自分の力を信じた方がいいぞ。」

 

ヒスイがアドバイスをしてくれた。もしかして怖くない?

 

「やってやる!うぉぉぉっ!ヌゥゥゥェァ!」

 

変な声が出てしまった。なんだヌゥゥゥェァ!って。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…。何とか行けたぁ〜。」

 

「遅いぞゼノア!アタシはあっという間にゴール出来たぜ?」

 

「危ないところも多かったがな。君はもう少しマノンを見習いな、彼女が1番安定していた。タイムも君と大差ないし。」

 

「ぐぅ…。言い返せないぃ…。」

 

「まぁまぁ、そんなに厳しくしなくてもいいでしょぉ?ヒスイ〜。」

 

「っ…。わかったわかった、まぁここまで飲み込みが早いのはすごいかな。さて、次は戦闘試験だよ。」

 

次は戦闘かぁ。まぁ行けるはず…。だと信じたい。

 

「この先の広いところでドールズとの模擬戦を行う。ドールズの種類はペダス・ソード。中央エアリオとかによくいるやつだ。この戦闘試験は被弾は10回以下かつ、制限時間の1分以内に倒すこと。模擬戦だから被弾したらまぁそこそこ痛いけどケガはしないから強気に行っても良いだろう。面倒くさいから4人全員同時に始めるぞ。スタートの合図共に1人1体ずつ目の前にドールズくるから。」

 

1分か…。1分で1体ならやれるはずだ。

 

「じゃ、スタート。」

 

各自目の前にドールズが現れる。マノンとミヌは攻撃を受けないよう、少しの距離を保ちつつ、着実にダメージを与えていく。ネルアは力でゴリ押し、ドールズに攻撃をさせずにしようとしたのだろうが、連撃が途切れた隙に一発食らってしまった。僕はというと小刻みに攻撃して避けるを繰り返している。

 

「(2発殴って避けて、2発殴って避けて…。)」

 

ペダス・ソードが大きく武器を振りかぶったのを見た僕はその攻撃を避けすかさずに大技を叩き込むと、ペダス・ソードは消滅した。

 

「よし!」

 

しっかりと戦略を練って無被弾で勝てたのが嬉しい。ここからさらに動きの無駄を減らしていこう。

 

「全員終わったな?結果はゼノアが被弾数0で24秒、ネルアが被弾数1で21秒、ミヌが被弾数0で36秒、マノンが被弾数0で31秒。まぁいいんじゃないかな。被弾したのはネルアのみだけど。」

 

ヒスイはまたもやネルアに嫌味を言った

 

「一言多いぃ!」

 

ネルアが頭を抱えてうなだれた。

 

「一応全員合格ね。クロフォードに伝えてくるからバイバイ。」

 

最後に一言そう言ってヒスイはセントラルタワーに戻って行った。

 

「ヒスイは初対面の人とか緊張するとあういう風になっちゃうけどいつもはあんなにひヒドくないから大目に見てあげてねぇ〜。じゃあまたいつかどこかでぇ〜。」

 

アカネはそう言ってフラフラ〜とどこかへ行ってしまった。

 

 

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ヒスイ side

 

ヒスイが司令室に入ると半泣きでクロフォードを呼んだ。

 

「ねぇー!なんで私に新人アークスの試験なんてやらせんのさぁ!」

 

クロフォードが笑いをらこらえていたが我慢出来ずに爆笑した。

 

「だって手が空いてるのが君とアカネしかいなから…っ…ふっ…」

 

笑いすぎで話せなくなるクロフォードの代わりにオペレーターが「緊張しすぎて別人だ」と言って笑っていたことを伝えられたヒスイは思いっきりクロフォードを蹴り飛ばしたのであった。

 

「後輩に恥かいちゃったじゃない!だから嫌だって言ったのにぃ!ああっ、クソッ、クソォ!!ヌゥゥゥ…ゥ…」

 

司令室でヒスイがキレ散らかしていると、誰かが司令室に来た。

 

「それほどまでに…ってまにあわなかったかぁ…。ヒスイはやりすぎだよぉー。困る困るー。」

 

入ってきたのはアカネだった。こうなる前にと来たが既にクロフォードは蹴り飛ばされた後だったので泣きながらキレるヒスイを引きずって帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

第4話に続く




クロフォードが好きな人すみません。
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