何時からだろうか。僕がキヴォトスに居るときずいたのは。
そんなことを思ったのは、15歳の誕生日だった。その日は、いつものように散歩をしていた。
「いや~今日もいい天気だなぁ…」
そのようなことを呟き歩いていた。しかし、前を見ていないのが悪かったのか、誰かに当たってしまった。
「ちっ!たく、誰だよ。人様が気分よく歩いてたのによぉ…」
「す、すいません…次からはき、気を付けます…」
見るからに、関わってはいけない人種だと分かって、すぐに謝ったが遅かったようだ。
「そう言うワケにはいかねぇなぁ…そうだ!財布おいてったら許してやるよ。」
「ッ!すいません。それだけは…」
そう。そうなのだ。この財布は、お気に入りの財布であり唯一の肉親だった母の形見なのだ。
幼い頃、デパートに出掛けていて偶然テロにあってしまった。その頃の自分は、何も分かっておらずテロリストの方へと近付いてしまった。
これが、惨劇の始まりだった。テロリストは、当然のように僕を人質にとり、その場の皆を脅した。
その結果、僕を助ける形で母が入って来て銃で撃たれた。いくらキヴォトス人とはいえ、何度も何度も撃たれたら無事ではすまない。
警察が来たときには、もう母は亡くなっていた。残っていたのは、財布だけだった。
警察の調べによると、どうやら犯人は特殊な弾丸を使っていたようだ。
その後。僕はしばらくの間、立ち直れなかった。父は母を孕ませた後逃げたので、施設に送られた。
施設の皆は、とても優しくて受け入れてくれた。そのお陰で、早く立ち直ることが出来た。
その様な形で僕は壮絶な人生を過ごし、今までを過ごしてきた。
そして、カツアゲ直前に戻る。
「チッ。大人しく渡してりゃあいいものを。」
「こうなりゃ、実力行使だ。」
カチッ
嫌な音が鳴った。僕の嫌いな音。銃を構える音だ。
別に、戦えない訳ではない。何なら戦ったらそれなりに強いと思う。ただ、戦いたくない。
怖いのだ。銃が。弾丸が。当時の…母を撃った、テロリストみたく感じてしまう。
だから、僕は逃げた。その日の散歩なんて取り止め、怖いことから逃げた。
それが、失敗だった。囲まれていることに気が付かなかった。
恐らく近くの仲間を呼んだのだろう。そして、渇いた音が辺りに鳴り響いた。
ダンッ
…
……
………
そして、冒頭の疑問に戻る。恐らく撃たれた衝撃で、思い出したのだろう。
起きた上がった瞬間、沢山の情報が流れこんできた。前世のことだった。
特に気になったことは、二つ。まず、1つはここはブルーアーカイブの世界だと言うこと。
そして、2つ目は自分にはヘイローがあるということ。
1つ目に関しては、僕のメンタルに関係する。前提として、僕のメンタルはクソザコなのだ。つまり…メンタルが死んでしまう…。
2つ目は、ヘイローがあるという安心感。これは、僕にとっては嬉しいことだ。先述した通り、僕は戦えば結構強い。でも滅多な事がないと戦いたくないため、ヘイローがあるのは嬉しい。
でも、僕はこの世界の子達をできるだけ救いたいと思っている。
だから、この物語を始めたいと思う。
これは、クソザコメンタルの僕が進める物語。
転生から始まるブルーアーカイブ。
第1話
~Fin~
やっほ~作者だよ~っ!作品を読んでくれてありがとう!感想、書いてくれると嬉しいなぁ~。