にじさんじクエスト!!   作:赤い髪の勇者

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今回は少なめです。申し訳ありません。

お待たせしました。投稿です。


第七話 一日の終わりと目覚め

「はあ、今日は色々とあったな、、。」

 

夜。用意してもらった部屋のベッドに寝転がりながら、今日の出来事を振り返る。

友達とネトゲをしていたらその友達が神様で、いきなり草原に放り出されて、スライムに殺されそうになったかと思ったら超絶美少女に助けてもらい、挙句の果てには自分が「勇者」ときた。なんて日だ(バイ○んぐ風)。

 

「それにしてもまさか俺が「勇者」になるなんてな、、。」

 

あれから大変だった。俺をパーティに誘おうとした人や、俺と力試しをしたい人などにもみくちゃにされたのだ。力試しだなんてふざけんな。こちとらLV1だぞ。

挙句の果てには「ギルドマスター」に面会してもらいたいなんて言われて有無を言わずに連れていかれたのだ。ついてきてくれた社築さん、死んだ目をしていたな。

ギルドマスターはサンタクロースみたいな白い髪を生やしたおじいさんだった。まあ、あるあるだな。「勇者」という新しいジョブの解明にどうか協力してもらいたい。自分たちも協力は惜しまない的な事を言われたな。いや、解明しても大したことはないと思いますけど。「勇者」ですよ?

 

「けどリゼさんと一緒に冒険者できるかもしれないのは僥倖か、、。」

 

まだ詳しいことは分からないが、おそらく「勇者」というのは戦闘向けのジョブだ。しかももし某有名RPG通りの性能ならLVアップしていけばオールラウンダーな活躍ができるかもしれない。リゼ・ヘルエスタさんと肩を並べて戦うことができるだろう。

 

『「特別職業」に目覚めたからといっても、おそらく三条さんは戦闘は慣れていないでしょう。もしよければ私が鍛えてあげましょうか?』

 

『い、いいんですか?』

 

『ええ。貴方と一緒に冒険したいですから。ビシバシ行きますよ?』

 

と、美少女剣士が付きっきりで特訓してくれるとのことだったので何だか自分が特別になったような気がする。いや、異世界転移している時点で特別と言えば特別なんだけども。

 

「明日から異世界生活本番か、、気合い入れなきゃな、、。」

 

これから始まる異世界での人生に想いを馳せていると段々と瞼が重くなり、やがて意識が暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュンチュン、、チュンチュン。

 

「あっ、、ううぅん、、。」

 

鳥のさえずる声に瞼を開けた俺は寝ぼけまなこで部屋を見渡すと違和感に気づいた。

パソコンが置かれた机、漫画や雑誌が並べられている本棚、無造作に置かれている通学に使うリュック、脱ぎ散らかられた制服、、。

 

「、、え!?ここ俺の部屋じゃないのか!?」

 

俺が寝ていたのは地球の、、自分の部屋のベッドだったのだ。さらに見ると着ているものも俺のパジャマだった。

何がどうなっているか分からない。確かに俺は異世界に転移したはずだ。それがなんだって自室のベッドで寝ているのだろうか?

 

「もしかして夢だったのか、、?」

 

思わず呆然と呟く。あのリアルな出来事が夢だとは思えないが、それだと俺が自宅のベッドで寝ていた説明がつかない。憧れだった異世界が夢の出来事だった事に俺はガックリと肩を落とした。

 

「三条―!!もう朝ごはん出来ているよ!!さっさと降りてきな!」

 

一階から母親の大きい声が聞こえてくる。目覚まし時計を見てみると、登校時間まで間もない時間だった。

 

「うわやっべ!?」

 

俺は慌ててパジャマを脱ぎ散らかす。

 

(せめてこういう夢は金曜日の夜に見たかった、、。そしたらゆっくり余韻に浸ることが出来たのにな、、。)

 

床に置かれていた制服に袖を通しながら俺はそう思った。

 




今週からまた寒くなるらしいですね。皆さんは風邪をひかないようにしてくださいね。
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