Side天貴
「久しぶりだねぇ」
「言い訳どうしよう」
「たぶんここで拘束されるよ、神綺、かなり過保護だから」
「そうね」
魔界、アリスの出身地であり、神綺の世界。魔界人が絡んでくるのをマーガトロイドの名で黙らせる。いや〜権力者は楽だ。名が絶対的な縛りに使えるのだがら。
「着いたな」
「そうね」
「アリスちゃん!」
何者かが、アリスに突進してくる、答えはわかりきっているが、
「ちょっと離れてよママ」
「いいじゃない、なに?彼氏でも連れてきた?私が認めない限りは、すぐに別れさせ「いい加減にして!」
魔界の創造神、神綺・マーガトロイドその人だ。
「悪いな神綺さん、少し話があるんだが」
「天貴…なんのようかしら」
―空気が一瞬で変わる、元とはいえ曲がりなりにも天界の総領、一言で親馬鹿なら魔界神へと切り替えさせる。―
「天乙貴人を返してくれないだろうか」
「なぜかしら」
「戦争だ、俺と天界のな」
「……そう、それだけかしら」
「ああ、強いて言うなら関わらなくていい、これは目からでたサビだから」
返してもらわないと、負ける軽率が上がる、立場があるのは分かっているから、こなくても良い、それでも武器はまともなものがほしい。
「わかったわ、こっちよ」
神綺についていくと、宝物庫につく、扉を開け最悪のさらに厳重に保管されたケースを開ける。そこには、金で飾られたコルトシングルアクションアーミーを彷彿とされる拳銃があった。
天界から墜ちた時、神綺に預けたときと同じだ。
「定期的に手入れはしていたから問題はないはずよ」
「ああ、ありがとう、それじゃあ行くよ」
「待ちなさい、本当に一人で行くの?」
「ああ」
その顔は親馬鹿でとなく、魔界の創造神、でもなく一人の女性、そんな顔だった。
「悪いな、でもまぁ被害は出させん」
神綺に止められたがそのまま幻想郷につながる場所に歩き出す、とうとう戦争が始まるのだ。その前に博麗への挨拶だな。
「ったく馬鹿弟子が、大層な夢が叶ったぞ、もう夢幻じゃあなくなるな」
手に木札を持ち、幻想郷との間に来る、それじゃあ始めるとしよう戦争というなの蹂躙を。そして己の最後、墓場に博麗には、姓の由来と、弟子の言伝、天子には今後について、衣玖にはまた迷惑をかけるな。
ああ、妖怪の賢者には資産についても話さなきゃ、半分くらいは博麗神社行きかな、
壁となるのは父か、天界最強の名は飾りではないことを証明するしかないか、
たらたらと、考えるが意味はない。人は自身の死が分かると冷静になるのだ。後始末について考え終わり今度こそ幻想郷へ