友達のXX   作:Karuraさん

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 風呂で思いついたので、コイツの名前は風呂太郎だ!


第1話 親方!空から女の子が!

「こんなところで何してるんだい?」

 

 突然上から女性の声がした……ここでその声が聞こえるはずがない。いや外からの可能性もあるが、声の発生源は近い……というより扉の前の気がするが、きっと俺の幻聴だろう……と決めつけようとしたとき。

 

「無視をするな!こうなったら……」

 

 上から女の子が降ってきた。

 

「男子トイレに入ってくるな!!」

 

※※※※※※

 

「さっさとついてこい」

「やめてくれよぉ友達じゃないかぁ」

「俺はお前なんて知らない」

 

 今日俺は人生で初めて女性を引きずった。校則では禁止されているはずだがパーカーを着ていたため掴みやすいフードをつかみ、引っ張る。

 

「いーや!私は君の友達のXXだぞ!」

「XX?お前誰だ?」

「みんなからはチョメちゃんって呼ばれてるぞ!」

 

 XX?チョメちゃん?一応、1年間この学校に在籍しているが、そんな名前聞いたことがない。というかボッチなので学校の常識など知らないのだが……

 

「あ!チョメちゃん。またやらかしちゃったの?」

「そうだよぉ。ただ飯誘っただけなのにぃ」

 

 職員室に向かってコイツを引きずっているとクラスの女子と出会った。……話したことはないが……

 

「それで男子トイレの個室に入ってくるやつがいるか!」

「んまぁ……佐藤君だっけ?そんな責めないで上げてよ」

「……加藤です」

 

 名前すら覚えてもらえなかった。

 

 

「なぁなぁ。便所飯しないでさぁ。私とくおうぜ?」

「え……佐藤君、便所飯してるの?」

 

 そう言いながら、俺から数歩離れる……女子に引かれた……

 

「……加藤です」

「なぁなぁ飯食おうぜ?」

 

 何だこいつ……

 

「それじゃぁ失礼するね……佐藤君」

 

 

「……加藤です」

 

※※※※※※

 

 ドサッと手にもっている荷物を離す。さすがに女子と言え重いのでいったん休憩だ。

 

「痛ッ!これが友達に対する仕打ちかぁ?」

「友達じゃないから大丈夫じゃね?」

 

 プラスこいつは変態だこれくらいの仕打ちは許されるだろ。

 

「んじゃぁ今から友達だ!」

「変態と友達になりたくはない」

「えぇ。ケチだなぁ」

「お前はキチだなぁ」

「なぁ最近そう言うのに厳しいぞぉ?」

「メタい。メタい」

 

 危ねぇこと言いやがる。

 

「おぉそろそろ授業だなぁ」

「え?」

 

≪キーンコーンカーンコーン≫

 

 コイツ時計とか、スマホとか見てたか?

 

「んじゃ!また会おうぜ!」

「へ?」

「またなぁー!」

 

 そう言うと、アイツは手を振りながら走ってどこかに向かっていった。

 

「嵐みてぇな奴だったなぁ」

 

 ………………あっ

 

「授業遅れる!」

 




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