異次元からの超常物品記録 作:一般通過読者
アイテム番号: SCP-029-CO
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:SCP-029-COはサイト-■■の高リスク人型収容ユニットに収容されています。収容ユニットは三重隔壁構造とし、収容違反発生時には即座に鎮圧部隊を出動させることが義務付けられています。ゾンビ恐竜(SCP-029-CO-1群)との戦闘記録を踏まえて収容エリア周辺には大型実体用鎮圧兵器が常時待機されています。
SCP-029-COとの直接接触は禁止されています。意思疎通は隔壁越しに音声機器を使用することのみ許可されています。
説明:SCP-029-COは現在ティラノサウルスに類似した肉体を基盤に腐敗した外見及び外骨格のような装甲、両肩から延びる骨の腕を持つ存在です。
SCP-029-COの最大の異常性は肉体の乗っ取りにあります。対象が髑髏の状態で衝突があった際、衝突相手の肉体を強制的に支配し、元の宿主の精神を髑髏に変化させます。髑髏の宿主には知性と記憶は保持されますが、運動能力は髑髏のままジャンプするなどでしか行えません。
またSCP-029-CO-1群の召喚能力と現在の姿であるSCP-029-CO-1への変身能力を有しています。SCP-029-CO-1群は現在ティラノサウルス型、トリケラトプス型、エラスモサウルス型、プテラノドン型の4種類が確認されています。これらは通常の物理兵器によって破壊可能ですが、SCP-029-COの命令を受けて強い連携能力を持つうえ、SCP-022-COに生息する恐竜群とは異なり、ブレス攻撃、限定的な蘇生能力、異常な回避能力向上、等の固有の異常性を有しています。
また現在のSCP-029-COは角を用いた攻撃のみならず、召喚されたSCP-029-CO-1の生命力を吸収して自身の肉体の再生や骨の腕から発される黒いエネルギー体等の能力も有しています。
当初は■■県■■市で発話する頭蓋骨が現れたためにこの頭蓋骨が対象であると考えられていましたが、後のインタビューでSCP-029-COに肉体を奪われた一般人であることが判明。■■氏の肉体の追跡の後、SCP-029-COにより召喚されたSCP-029-CO-1群との交戦を経て捕獲に成功しました。
SCP-029-COの再度宿主乗っ取りを防ぐため、物理的拘束は厳重に行われていますが、未だにSCP-029-CO-1の能力などには未知数な点が多いです。
またSCP-029-CO-1の召喚能力を「魔術」と称していたため、精神に影響を与える魔術などを持つ可能性もあります。今後も警戒を行ってください