異次元からの超常物品記録 作:一般通過読者
団体名称:世界修復委員会リペア
説明:世界修復委員会リペア(以下リペア)は20■■/■■/■■に転移してきた複数の現実改変者で構成された団体です。彼らは共通して「思い込みや連想を現実化する」という異常性を行使することが可能です。彼らはこれを「思考災害」や「ミーム」と呼称しています。
思考災害は通常の認識災害やミーム汚染と類似する点がありますが、対象が何かを想像するだけでその内容が現実世界に物理的に顕現します。例として放置された車両があるとします。人々は中に人が寝ているとか、誰もいない等様々な思考を巡らせます。同じ状況において仮にリペアの構成員が「ゾンビが閉じ込められている」と思い込んでドアを開けると車両内からゾンビと見られる人型実体が出現し、付近の人物を襲撃し始めます。
リペアの構成員はこれらを自在に制御・利用しており、彼らはこれを「世界の歪みを修復するための力」と称しています。
リペアの行動理念は「思考災害を知るものは脅威であるため排除すべき」「世界の修復には異常を破壊することが必要」「自身も思考災害を知ってしまっているため一度魂を漂白することで世界のために再誕しなくてはならない」というものです。特筆すべきは3つ目の理念であり、リペア構成員の物理的死亡が確認された後、同一人物となる構成員が同地点で再生します。このためリペア構成員は擬似的な不死性を獲得していると考えられます。
世界が異なる影響か転移直後では彼らの異常性の出力が不安定でしたが近年では安定度が増し、必中する銃火器や魔力に寄らない魔術、異常生物の生成などで財団施設やSCPの収容区域への干渉を試みています。
リペアは一貫して財団に対して敵対的です。特にKetel指定SCPのような収容が困難な実体や概念的・抽象的な性質を持つSCPを「思考災害由来の産物」と断定して破壊を試みる行動が顕著です。実例として以下のケースが報告されています。
・SCP-009-COの出現地域にリペア構成員が侵入。隕石を降らせる思考災害を使用し、終了を試みた。最終的に2名のリペア構成員がSCP-004-COとSCP-009-COに捕食されているが、数日後同一人物とみられる構成員が再生、離脱した
・SCP-010-COの収容エリアに侵入。サイト-■■にて一時的なSCP-010-COの収容違反が発生した
我々が収容による管理を理念とする一方で破壊による修復を理念とするリペアは相いれない思想を持つ団体であると言えます。現在異常性発現の法則を解明し、彼らの「世界修復」を無効化する手段を模索しています。
最近、特になろうの小説なんかを題材にした時、自分のおススメしたい作品をお勧めするだけの小説になりつつある気がします。